コンサルタントインタビュー 石川 正武(キャリア・デベロプメント・アソシエイツ株式会社 本社)

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キャリア・デベロプメント・アソシエイツ株式会社 本社

イシカワ マサタケ

石川 正武(No.9908)

  • 男性
  • コンサルタント歴5年
  • 福岡県出身

    得意な相談

  • 外資系企業
  • 大手・上場企業
  • エグゼクティブ
  • ミドル層
  • グローバル

Consultant Interview

ハッピーな転職を実現するためにも、
会社ではなく社会が判断する価値を知る必要がある

中高年をサポートするコンサルタントでありたい

得意な領域(業種/職種など)は何ですか。

材料、機械、電気電子系のエンジニアリング、営業、マーケティング、経営管理分野を得意としています。クライアントは日系グローバル企業や外資系企業がメイン。いずれもメーカーが大半です。ポジションとしては、本部長や事業部長クラスが中心ですが、最近は若手エンジニアや女性の案件にも力を入れています。

なぜキャリアコンサルタントをはじめられたのでしょうか。

キャリアコンサルタントとしてスタートしたのは、59歳の時でした。もともと、私自身が数回の転職経験があり、いろいろな問題点も乗り越えています。ベンチャー企業の良さも難しさも経験しました。最後は部下の再就職のサポートもしました。そうした経験をもとに、求職者の方にリスクも踏まえてハッピーになるための最適なアドバイスができると考え、この仕事を始めたのです。特に中高年をサポートしたいという思いがありました。

時には求職者の背中を押す役割をすることも

転職支援で印象に残っているお話がございましたらお聞かせください。

4年前に、ある大手メーカーで事業企画責任者をされている45歳の方をスカウトし、外資系素材メーカーの営業マーケティング責任者のポストをご紹介しました。当初ご本人はあまり積極的ではなかったのですが、徐々に企業側、求職者ともに理解が深まり、話しが進んでいきました。ただ、業界が近いことのリスクや将来の不安、ご家族の説得など、いろいろな心配事をクリアするのに時間がかかり、結局最初のコンタクトから6ヵ月以上経過してしまいました。その間もじっくり話をうかがっていましたが、最後に私から「転職はご本人の決断です。一旦行くと決心されたのであれば、目先の細かいことを気にして、いつまでも前の会社を引きずるのはあなたのためになりません。次の会社のことを優先してほしい。そこだけは心に留めておいてください」とお話ししました。それで吹っ切れたのかもしれません。転職を決断されました。 転職は、求職者の人生にとって非常に大きな決断です。それだけに、無理やりお勧めすることはできません。最後は求職者自身の決断が必要であり、我々はそれをサポートすることだけしかできないのです。この方は「最後のひと押しをしてほしい」という雰囲気が伝わってきたのであえてお勧めしたレアなケースといえます。つい最近、副社長にプロモートされたとのご報告をいただきました。うれしかったですね。

コンサルタントとしてのポリシーがあればお聞かせください。

私は求職者の方が、「本当に転職して良かった」「ハッピーな転職であった」と思われることを常に願っています。「あなたの価値は会社が評価するものではなく、社会が判断するものです」と良くお話しするのもそのためです。日本の大手企業ではまだまだ、本人の能力と評価がマッチしていないケースが多く見られます。また、ハッピーな転職にするには、仕事が面白い、給料が良い、勤務地が近いの3条件をクリアする必要があるということもお伝えしています。ただ、50歳以上になるとこれらをすべて叶えるのは難しくなってきます。優先順位をどう付けるかを、一緒になって考えるようにしています。 我々の仕事は、その方の真の価値を見極めることだと思っています。そのため、求職者の方に「今は転職をしない方がいい」とお勧めすることもあります。「もう2~3年現在の会社で頑張ってみて、それでも転職をしたいということであれば、ぜひお声掛けください」と。私自身はこれをインキュベーションと表現しています。

転職の目的は何かを明確に整理することが重要

これから転職しようとされている求職者にメッセージがあればお願いします。

転職して何がしたいのか、転職して実現したい主な目的は何なのかを明確に整理しておくことが重要です。はっきりさせないと、負のスパイラルに陥ってしまいます。転職は全てバラ色ではなく、リスクも伴います。ただ隣の芝生が青く見えるだけの考えでは決してうまくいきません。転職を考えたなら、まずは自問自答してみる。そして思い浮かんだことを紙に書いてみてください。

仕事をするうえで、こだわりのツールがあれば教えてください。

面談ノートが一番大切なツールです。私は事前に求職者の方の履歴書、レジュメを熟読しますが、面談の時には基本的にはそれらを見ることはありません。求職者の方が本当に実現したいことは何なのかを考えながら面談ノートを作成し、それに沿って面談を進めているからです。

最後に、休日の過ごし方やオフでこだわっていることがあれば教えてください。

普段はジョギングをしたり、ゴルフの練習をしたりと健康管理に努めています。ただ、我々のようなコンサルタントにオフはないというのが私の基本的な考えです。休日でも面談、電話面談、メールでのご相談を受け付けています。遠慮なくご相談ください。

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