チャンスは逃さず！ 思い立ったら行動を！

現在はどのような業務を担当されていますか？

当社は高齢者の雇用創出を使命として設立いたしましたので、当社がサポートする転職希望者はシニアの方が中心です。その中で、私が担当している分野は、建設業界やビル管理業界です。ご紹介している職種としては、建築業界では、主に建築施工管理技士や土木施工管理技士の有資格者が必要な案件や、営業、積算、設計など。ビル管理業界では設備管理員、ビルマネジメントなどの職種をご紹介しています。「チャンスは逃さず！ 思い立ったら行動を！」をモットーに、求人企業、転職希望者双方とお互いに本音を語り合えるような環境づくりを心がけています。

最近担当した、転職の事例をお聞かせください。

67歳の方を、外資系の建築関連施工会社にご紹介しました。最初の面談から入社まで期間は5ヵ月ほどかかりましたが、無事入社することができました。ご紹介の途中でその企業への入社を迷われることもあったのですが、最終的にはご自身で決断され、内定を勝ち取られました。企業側にもその方の実力を認めていただき、若い方と同等レベルの給与で採用されました。入社後も働きぶりが良く、企業からも良い方をご紹介いただいたと大変喜ばれています。

何千人もの階層別研修に携わり現職へ

キャリアコンサルタントになる前は、どんな仕事を経験してこられたのですか？

教育関連の企業で営業、人事職を経験した後、総合人材サービス会社に転職しました。そこでは人材派遣や人材紹介の営業、キャリアコンサルタント職に従事。その後、公共機関におけるキャリアコンサルタントを経て、マイスター60に入社しました。

キャリアコンサルタントに興味を持ったきっかけは何ですか？

私は新卒で入社した企業で、人事業務を担当しました。その中で何千人もの社員を対象に、さまざまな階層別研修に携わる機会がありました。研修業務を行っていくうちに、キャリア形成そのものに関わる業務をしたいと思うようになっていったのです。それがキャリアコンサルタントに興味を持ったきっかけです。

さまざまな思いを持つ人たちが自分の適職を見つけ、そこに希望の形態で従事し、さらにはスキルアップを図っていく――。キャリアコンサルタントならそういった人たちの転職のお手伝いができるのではないかと考え、キャリアコンサルタントを目指すようになりました。

考えている以上にシニアの仕事はある

これから転職しようと考えている方に、何かアドバイスはありますか？

若い方とは違って、シニアの方にはそもそも仕事がないのではないか、と、転職することに対して尻込みをしている人も多いかもしれません。しかし、皆さんが考えている以上に、シニアの皆さんの力を求めている企業はたくさんあります。それなのに尻込みしてしまってせっかくの転職のタイミングを逸してしまうのは勿体ないと思います。皆さんにも「チャンスは逃さず！ 思い立ったら行動を！」の気持ちを持って転職活動に臨んでほしいですね。

転職をお考えの皆さんに、メッセージをお願いします。

シニアの方は皆さんパワフルですし、働く気力も十分。皆さん私よりも年上ですので、面談や転職相談などでお話しをするときは、私も見習うことが多く、皆さんに教えを乞うような気持ちで接しています。

そんな前向きな気概を持ったシニアの方が、当社を通じて希望の仕事に就かれたときは、キャリアコンサルタントとしては嬉しい限りですね。そんな皆さんの転職を応援しますので、まずは、気軽に当社にご相談ください。