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ボーナスについて -  アンケート集計結果  
  調査概要
【人材バンクネット】の会員の方を対象として、「ボーナスに関するアンケート」を実施いたしました。

有効回答者数: 154名
調査対象期間: 2008年12月8日〜2009年1月5日

貴重なご回答・ご意見をいただきまして誠にありがとうございました。
  調査結果概要
未曾有の大不況と言われる現在、最も景況に反映されやすいとされるボーナス。
今回は、ボーナスの使い道や、支給によってどの程度モチベーションが向上するかなど、「ボーナス」について多角的なアンケートを行いました。
【1】
2008年冬、ボーナスは出ましたか?
今冬(2008年)のボーナスが実際に出たかという質問では「出た・出る予定」と「もともとボーナスはない」という回答が二極化いたしました。「もともとボーナスはない」とお答えの方の中には、自営業の方やフリーター、契約社員や年俸制で勤務の方などが多くいらっしゃいました。
【2】
2007年冬のボーナスと比較して2008年冬のボーナスはいかがでしたか?
やはり不況の影響か「とても増えた」は僅かに3%。「少し増えた」を足しても全体の18%以下という結果になりました。逆に「少し減った」「とても減った」が全体の44%を占め、市況をそのまま反映する厳しい結果となりました。
【3】
ボーナス額に納得していますか?
今現在(2008年)のボーナス額に納得している方は全体の22%止まりでした。やはり、2007年冬のボーナスと比較して、今冬のボーナスが減った方ほど「納得していない」と回答しています。一方、業績が悪い中もらえただけでも納得、というコメントを寄せられた方もいらっしゃいました。
勿論欲を言えばキリがありませんが、それでも自己評価と査定結果に開きがある事を表しているのかもしれません。
【4】
今年の冬のボーナスは、何に使う予定ですか?
ボーナスの使い道で最も多かったのが「貯金」です。漠然と将来に不安を抱え、暗いトンネルの出口が見えない時代、とりあえず使わずに貯金する流れは至極自然な事かもしれません。また「生活費」の次に多かったのは「ローンや借金の返済」。ローンやボーナス払いは安定した収入を見越してのことですから、今回の不況によって困惑している方が多数いらっしゃるのではないでしょうか。その他では「退職準備金」「教育への自己投資」などといった回答もありました。
いずれにしてもボーナスだからといって贅沢することはなく、地に足のついた使い方をされる方が多数を占めました。
【5】
今回のボーナスのうち、あなたが自由に使える金額の割合はどのくらいですか?
ボーナスの中で自由に使える金額の割合も「100%」「0%」で二極化しました。また、自由に使える金額の割合が50%以下の方が73%いらっしゃることもわかりました。「100%」と回答された方の大多数は未婚者であり、逆に「0%」と回答された方の大多数は既婚者でした。3番目に多かった「10%」をみると、手取り額の1割程度をご褒美として自由に使える金額に設定されているようです。
【6】
ボーナスをもらった時、転職しようと考えたことはありますか?
ボーナスをもらった時、転職を考えた事がある人が約半数にのぼりました。統計を取っていても、やはり夏・冬のボーナス以降に転職活動を始める方は多くいらっしゃいます。
ボーナスを受け取った直後に気持ちが外に向くという事なのでしょうか?それとも元々転職を考えているものの、ボーナスを受け取るまでは辛抱しながら勤めていたという事でしょうか?中には「ボーナスを払ってハイサヨナラはあまりにも失礼すぎる」といったご意見もありました。
【7】
ボーナスの支給によって仕事へのモチベーションは上がりますか?
年に2回のボーナス支給は多くの方のモチベーションアップに確かに繋がっているようです。実に80%もの方が「モチベーションが上がる」と回答されました。ただし【3】にて今回のボーナスの額に納得されている方が22%しかいなかった事と照らし合わせると、今冬のボーナス支給をどう捉えているのか、非常に気になるところです。
【8】
あなたが勤務している(していた)会社の評価制度に満足していますか?
勤務先の会社の評価制度に満足していると回答した方は、僅か6%。反対に「満足していない」と回答された方は、約11倍の71%にものぼりました。正直、これほどまでに一方的な結果が出るとは思っておりませんでした。
なお「満足していない」と回答された方のご意見の中には「年功序列が色濃い」「矛盾した評価が多い」「評価基準が不明瞭」「評価する役職者が必ずしも自分の職務経験者であるとは限らないため不満」などが挙げられました。
ボーナスについて「仕事の成果に対する報酬」「努力の結晶」「会社業績への貢献度」と回答された方がいる一方、「半年の我慢に対する報い」「会社利益の一部還元に過ぎない」「本来もらえる月額の一部をあとでまとめてもらう保障金のようなもの」とお答えの方もおり、様々な捉え方がある事がうかがえました。これらの反響も全て、不況になってもボーナスに対する期待が変わらず高い事への裏返しではないでしょうか?

また「会社の評価に不満がある」という割合が高い要因の一つは、明確な査定基準そのものがないことが原因であるようです。雇用者と労働者の間で、共通の認識がなければ、不況に関わらずますます会社への大きな不満となっていつか爆発するかもしれません。
早急な景気回復はもちろんのこと、双方納得のいく評価制度が広く定着することを願ってやみません。
 
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