Consultant Interview
人材紹介の原点は、人との出会い。
よい人・よい企業と思えれば全力になれる
人材紹介は、自身の経験で社会貢献できる仕事
得意な業種や職種は何ですか?
以前は自動車メーカーで、工場の生産管理部門を中心に勤めていました。そのため、自動車業界全般(自動車及び部品の製造・物流・貿易・管理等)や、その他のメカトロ系メーカー、商社等などの営業・管理(人事・総務・経理・企画)等を得意にしています。
なぜキャリアコンサルタントを始めようと思ったのですか?
私が転職を相談したエージェントから、人材紹介会社を紹介されました。そこで初めてこの仕事を意識し、興味を持ちました。あいにく入社に至りませんでしたが、調べれば調べるほど自分の経験を生かし、社会貢献ができる魅力的な仕事だと感じました。そこで、最終的にプロフェッショナルネットワークにお世話になることにしました。
人を扱う仕事だからこその、やりがいがある
コンサルタントの仕事は、どのような点にやりがいがあると思われますか?
企業が本当に困っていて、本気で人材を求めていることがわかると、こちらも必死に探そうという気持ちになります。求職者も同じで、お会いしてみて「良い方人だな」「困っていらっしゃるな」と感じたら、こちらも何とかお手伝いしたいと思うようになります。キャリアコンサルタントは、企業や求職者との出会いで成り立つ仕事ですから、良い出会いがあれば、自然とやる気が出るものです。 そのうえで、無事に転職が決まれば、求職者からも企業からも感謝していただけます。すべての人が幸福になることが良い業務に直結しますから、ある意味、非常にわかりやすい仕事ではないかと思っています。
転職支援で印象に残っているお話がございましたらお聞かせください。
実は、企業に応募書類も提出せずに、役員面接をお願いするという、これまでに例のない対応をお願いしたケースがありました。転職サイト経由で応募されたAさん(仮名)は、既に他の企業から内定をも得ていました。しかし、私は面談時にAさんの志向を確認し、私が取り扱っているZ社の方がフィットするのではないかと思いました。丁寧にZ社を説明したところ、Aさんもぜひチャレンジしたいとのこと。そこで私は、Z社に対して応募書類も未提出のまま、1週間以内に役員面接をしてもらえるように強くお願いしました。
結果的に無事面接が行われ、内定も出て、AさんはZ社に入社することになりました。現在もAさんはZ社で活躍されています。後日、人事の方から「本人の書類もないのに面接を依頼されたのは初めてだ」と言われました。ご縁はいつ、何がきっかけで生まれるかわからないので、その瞬間を大事にしないといけないと感じた事例でした。
当事者たちをよく知ることが、成功につながる
キャリアコンサルタントとしてのポリシーがあればお聞かせください。
自分の経験と知識を生かし、求人企業と求職者の双方に満足してもらえるような仲介を、誠心誠意行うよう心がけています。その実現のために、実践していることが三つあります。
一つ目は、求人企業をよく知ることです。風土・経営方針・業界での立ち位置・将来性等どを調べ、その会社を好きになることです。
二つ目は、求人案件の内容をよく理解することです。求人の背景、業務内容、応募要件等などをよく聞き、自分自身がよく理解するようにしています。
三つ目は、求職者と面談して、その方の経験・知識・希望事項・人物をよく理解することです。ご本人のセールスポイントとなる経験や人物像について、特によく把握するようにしています。
これから転職しようとされている求職者にメッセージをお願いします。
一つ残念に思うのは、転職サイトなどに登録されるレジュメに何も書かれていないことがあることです。セールスポイントが伝わってこない応募シートでは、機会損失も多く、非常にもったいないと思います。ご自身の経歴上でPRしたい実績や経験をしっかり表現するよう、ぜひ心掛けて欲しいと思います。良い出会いをつくるためにも、最初の登録では丁寧な記入をお願いしたいと思います。
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