ワークライフバランスという言葉は浸透しているものの、働く上で実際にそのバランスが理想通りと回答された方は少数という結果になりました。
設問【2】「仕事は何のためにするものか?」の上位結果「生活の糧」「家族を養う」という声の前では、どうしても仕事側に比重を置かざるを得ない現実があるようです。
しかしその反面、設問【8】「社内で実際に利用している制度」の回答を見ると、ワークライフバランスに取り組む企業側の一定の姿勢も見てとれました。利用上位を占めた「有給休暇の半日単位利用制度」「フレックスタイム制」「産前後・育児休暇」などは、ワークライフバランスに限らず、勤労意欲そのものを下支えする重要な制度ではないでしょうか。
このような制度に取り組む企業姿勢についても、転職先の企業をチェックする際の判断材料の一つになるかもしれません。 |