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職業訓練指導員

  • 人と接するのが好き
  • 専門家になりたい
  • 人の役に立ちたい
  • 組織や社会に影響を与えたい

どんなお仕事?

国家資格をもち、公共職業訓練や認定職業訓練において、求職者への訓練を担当するお仕事
職業訓練指導員とは職業訓練指導員免許をもち、ハローワークの公共職業訓練施設などで、求職者が就職時に必要な知識や技術の指導を行う職種です。2017年の愛称公募によって「テクノインストラクター」とも呼ばれています。
活躍の場は上記以外にも、障がい者職業能力開発校や民間の職業訓練施設、また国家公務員として法務省の矯正施設である刑務所・少年刑務所・拘置所で作業教育を行うなど幅広くあります。雇用のセーフティネットにおいて欠かせない職業訓練の基盤を支えるプロとして重要な役割を担うため、非常にやりがいのあるお仕事といえるでしょう。

仕事内容をもっと詳しくDetail

その職業に就くために必要な技能や知識の指導をはじめ、キャリア形成に関する相談支援や、教育訓練プログラムにまとめあげる業務も職業訓練指導員の重要な仕事です。

【主な仕事の流れ】
[1] ハロートレーニング(公的職業訓練)
公共職業訓練や求職者支援訓練を指します。職業スキルや知識を習得するために組まれたカリキュラムに沿って、雇用保険を受給している求職者をはじめ、学卒者や在職者・障がい者への職業指導を実施します。

[2] キャリアコンサルティング
自身の豊富な経験や知識を活かしながら求職者一人ひとりに合わせた職業能力の開発を目指し、技術面だけでなく生活指導まで広範囲のサポートで就職支援を行います。

[3] 職業訓練のカリキュラムや教材の開発
企業の人材ニーズを把握し、求職者とうまくマッチングするような訓練カリキュラムを作成したうえで、使用する教材や実習装置なども開発します。

[4] 求職者と企業のマッチング・企業訪問
求職者がそれぞれの企業が求める適職の人材になるよう訓練し、企業を訪問する事でニーズとタイミングをきちんと把握し、雇用のチャンスを広げます。

やりがいは?Worth

★訓練生の成長を通して自身の成長も感じられる事
★訓練生の新しいチャレンジの一歩を踏み出す瞬間に立ち会える事
★人や社会の役に立てる事
★希望する企業への就職というゴールに向け訓練生と共に頑張り、目標を達成できる事
★就職が決まった訓練生から感謝の言葉がもらえる事
★就職後、訓練生の活躍を目にした時
★豊富な人生経験や知識を活かしやすい事

必要な能力・スキルAbility & Skill

●優れた指導力
●誠実さ
●コミュニケーション能力
●訓練生の話をじっくり聴き、寄り添える傾聴力
●専門分野以外の知識も習得する向上心
●目標に向かってコツコツ地道に努力できる事
●人それぞれの価値観や考えを重んじる事
●臨機応変な対応力
●立ち仕事も多い指導に耐えうる体力

分かりやすい指導ができる事はもちろん、相手の気持ちに寄り添えるよう、どんな人ともコミュニケーションがとれる事は、職業訓練指導員にはなくてはならない能力のひとつです。
また職業訓練指導員に要求される知識やスキルは日々進化していきます。訓練生に相談された際、何でも答えられるように、専門分野以外も勉強する向上心をもち、自分を磨き続ける事も大事なスキルの一つです。
職業訓練指導員と一口に言っても、勤務する場所によって仕事内容も変わってきます。指導やアドバイスをする以外に、会社にあった教育訓練プログラムを作成して提案する事もあります。
転職・就職支援以外にも、キャリアアップの相談など対応しなければならない事は沢山あるため、その都度臨機応変に対応できる力は、職業訓練指導員に求められる能力です。

給与の目安は?Emolument

■年収400万円~600万円前後
※正規の地方公務員として採用された場合は、各都道府県の給与に関する条例・規則によって決定するため、概ねこの程度となります。また民間であっても景気に左右されにくい職種のため、比較的高めの給与水準といえます。

仕事で関わるヒトRelation

●訓練生
●ハローワークなど行政機関の職員
●所属する施設の職員
●訓練生が希望する企業の採用担当者

どうやったらなれる?To become

職業訓練指導員になるには、最初に「職業訓練指導員免許」を取得しなければなる事が出来ません。そして免許を取得してもすぐ職業訓練指導員として活躍できるわけではなく、職業訓練校などの採用試験を受ける必要があります。

職業訓練指導員免許を取得するには以下の要件を満たしていなければなりません。自分が所持している資格や経歴などを踏まえ、状況に合った選択をしましょう。

1.技能検定の2級を所持している事
2.免許職種に関する実務経験が1年以上ある事(大卒:1年/高等専門学校卒・短大卒:2年/職業課程の高校卒:3年/高卒・中等教育学校卒:5年/中卒8年)
3.高等学校普通教育免許を取得している事(科目:看護/家庭/情報/農業/工業/商業/水産/福祉 これらの実習も含む)
4.技能検定1級に合格したうえで、職業訓練指導員講習(48時間)を受講して修了している事

免許を取得する際の試験は学科と実技の構成となり、各都道府県で年1回実施されます。合格率は都道府県により若干の差はあるものの90%程度と非常に高く、取得自体は容易な資格といえます。

また職業訓練指導員免許の分野は、機械や建設・農林・食品・美術・事務・福祉など約123種類と多岐にわたり、それぞれの職種について訓練科目も定められています。
免許取得後は自分が活かせるスキルを考慮しながら、どんな所で働きたいのかなど、しっかりビジョンを描く必要があります。公務員試験を受けるか、民間の施設を受けるかで採用試験の対策は大きく変わってくるため、きちんと考えて準備しておくとよいでしょう。

【関連する資格】
·高等学校教員免許
·看護師
·作業療法士
·理学療法士
·社会福祉士
·精神保健福祉士
·介護福祉士
·介護支援専門員
·生活相談員
·相談支援員
·理容師
·美容師
·電気工事士(一種/二種)
·電気工事施工管理技士(1級/2級)
·電気主任技術者(一種/二種/三種)
·エネルギー管理士
·管工事施工管理技士(1級/2級)
·配管技能士(1級/2級/3級)
·給水装置工事主任技術者
·下水道排水設備工事責任技術者
·消防設備士
·消防設備点検有資格者
·機械加工技能士
·めっき技能士
·溶接技能者(アーク溶接/ガス溶接など)
·溶接管理技術者
·建築士(1級/2級)
·建築設備士(甲種/乙種)
·建築施工管理技士(1級/2級)
·土木施工管理技士(1級/2級)
·建設機械施工技士(1級/2級)
·機械木工技能士
·木工接着士
·木材切削士
·構造用集成材管理士
·インテリアデザイナー、他
·インテリアコーディネーター
·インテリアプランナー
·印刷技能士(1級/2級)
·製版技能士(1級/2級)
·プリプレス技能士(1級/2級)
·DTP検定ビジネス
·DTP検定ディレクション
·ウェブデザイン技能士
·学芸員
·広告美術仕上げ技能士
·テクニカルイラストレーション技能士
·フラワー装飾技能士

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