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重機オペレーター

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どんなお仕事?

重機オペレーターは、工事現場や工場で作業をする際に使用する重機の運転・管理を行う仕事です。
重機オペレーターは扱う重機によって必要な資格(免許)が異なり、それぞれの重機の特徴も異なるため、高い専門性が求められます。資格(免許)はもちろん、大型の機械を安全・正確に操作するためには熟練の経験と技術が大切になります。表立って活躍する職種ではありませんが、重機を使用した作業が求められる現場も多く、人々の生活基盤を支える大切な役割を担う職業です。  

仕事内容をもっと詳しくDetail

重機オペレーターの活躍の場として、工事現場での資材搬入や搬出、また道路や建物の建設や解体時などが挙げられます。各現場でさまざまな重機の操作をするため、高度な技術力と安全性が求められます。重機オペレーターが扱える重機にはいくつかの種類があります。以下でそれぞれの特徴や役割をご紹介いたします。

[1]油圧ショベル
油圧ショベルは、「ショベルカー」「ユンボ」「バックホー」とも呼ばれる、クレーンの先にスコップのようなものが付いている重機です。主に土木工事や建設現場で活躍しています。掘削、積込、破砕、整地と使用用途が幅広いのが特徴的です。農業や林業、ビル解体などにも使用されることがあります。

[2]クレーン車
クレーン車はクレーンを搭載した自動車や貨車を指します。大きな荷物や重い荷物を釣り上げて水平に運ぶ機能を持ち、ビルの建設現場などでの組み立て・荷揚げ・荷下ろし、あるいは高所での作業に使用されます。クレーン車の種類や大きさは複数あり、作業現場の規模に応じて適切な車両を選びます。

[3]ブルドーザー
ブルドーザーは、土砂の掘削、運土、散土、盛土、整地に使用されます。トラクターの前面にブレードが付いており、進行方向に向かって土砂を押し出すことができます。ブルドーザーは乾地用と湿地用に分かれており、地盤の状態に応じて適切な車両を選びます。また、ブレードにもいくつかの種類があり、作業用途に応じて使い分けます。

[4]フォークリフト
フォークリフトは前面に付いているフォークやラムを上下させて荷物の積み下ろしをする機能を備えた自走式荷役運搬車両全般の呼び名です。工場や物流倉庫、港といった場所で使用されることが多い重機で、数百㎏~数tの荷物を運ぶことができます。サイズも大小様々あるので、現場や作業内容に応じて使い分けます。重たいものを安定して運ぶのに適している「カウンターリフト」と、狭い場所でも小回りが利く「リーチリフト」に分かれています。

[5]ロードローラー
ロードローラーは、その名の通り、前面に付いている大きなローラーで地面を押し固める重機です。アスファルトの舗装や土壌整備に用いられます。ロードローラーはマカダム式・タンデム式・タイヤ式などに分類されており、それぞれ付いているローラーの数や大きさに違いがあります。

[6]高所作業車
高所作業車はクレーンの先端に作業用バスケット(作業床)が取り付けられた建設機械です。人が作業用バスケットに乗って、高所で作業をする際に稼働します。ガラス清掃の現場や高所の電球交換、建設現場での高所作業などで活躍している重機です。

やりがいは?Worth

★資格を取得することでキャリアアップも可能
取り扱う重機の種類も幅広く、専門性の高い職種であるため、手に職をつけて働きたい方には向いている職業の一つです。また、企業によっては資格手当なども支給されるため、働きながら資格取得を目指す方も多いです。
★様々な機械操作に携われる
重機が好きという方や、機械の操作が得意という方に向いています。同じ種類の重機でも、タイプや大きさ、用途がいくつにも分かれているので、それぞれの性能を探究する楽しみもあります。また、一度資格を取ってしまえば、長く働くことが可能です。
★現場が完成するまでの過程をみることができる
何もない土地や荒地に重機を入れるところから作業がスタートするので、そこからの様々な工程に関わることができます。一つ一つの作業を成し遂げることで達成感を感じられるので、やりがいにも繋がります。建物の建設や土地の整備の完成を見届けられるのは重機オペレーターならでは。

必要な能力・スキルAbility & Skill

●重機・機械操作に関する知識
●体力
●コミュニケーション能力
●正確性
●集中力
重機は様々な種類があり、それぞれ大きさや役割が異なります。どの重機がどの作業に適しているかをしっかりと理解する必要があります。また、工事現場などでの作業は、早朝や深夜などに行われることもあるので体力も必要な仕事です。重機の操作ミスは重大な事故に繋がる恐れがあるため、正確性や集中力も欠かせません。作業効率化や事故防止のためにも、現場の人と適切なコミュニケーションをとることも求められます。

給与の目安は?Emolument

年収:約300万円~500万円
平均年収は約400万円、初任給は月給で約21万円です。経験や実績、持っている免許の種類、勤務先など様々な条件によって変動します。高い専門性が求められる職業ですので土木作業員としては比較的高い給与水準です。

仕事で関わるヒトRelation

●現場作業員
●施工管理者

どうやったらなれる?To become

「重機オペレーター」という資格は存在しません。扱う重機によって、必要な資格が異なります。どういった種類の重機を扱う仕事に就きたいかを考えてから、資格を取得することをおすすめします。
重機オペレーターとして働くために役立つ資格には以下のものがあります。

・普通自動車免許
・中型自動車免許
・大型自動車免許
・大型・小型自動車特殊免許
・クレーン・デリック運転士免許
・車両系建設機械運転者
・フォークリフト免許

下記に、重機の種類とそれぞれの重機を扱うのに必要な資格をまとめたので参考にしてみてください。

①油圧ショベル
→必要な資格
普通/中型/大型自動車免許
・車両系建築機械運転技能講習、または小型車両系建築機械の運転業務に係る特別教育のいずれかを受講

②クレーン車
→必要な資格
・普通/中型/大型自動車免許
・大型自動車特殊免許
・クレーン運転特別教育
・小型移動式クレーン運転技能講習
・玉掛け技能講習
・クレーン・デリック運転士免許(※複数種あり)

③ブルドーザー
→必要な資格
・普通/中型/大型自動車免許
・大型/小型自動車特殊免許
・小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育(※3t未満)
・車両系建設機械運転技能講習(※3t以上)

④フォークリフト
→必要な資格
・普通/中型/大型自動車免許
・大型自動車特殊免許(※最高速度16km/h)
・フォークリフト運転特別教育修了証(※1t未満)
・フォークリフト運転技能講習修了証(※1t以上)

⑤ロードローラー
→必要な資格
・普通/中型/大型自動車免許
・大型/小型自動車特殊免許
・大型/小型自動車特殊免許
・締固め用建設機械運転特別教育

⑥高所作業車
→必要な資格
・普通/中型/大型自動車免許
・高所作業車の運転の業務に係る特別教育(学科6時間と実技3時間)(※作業床の高さが10m未満)
・高所作業車運転技能講習(学科11時間と実技6時間)(作業床の高さが10m以上)

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