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ホームヘルパー

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  • 人の役に立ちたい

どんなお仕事?

ホームヘルパーは、お年寄りや障がいを持つ方に向けて、自宅に訪問し、身体介護や家事支援を行う職種です。訪問介護員や訪問介護士とも呼ばれます。
高齢者向けのサービスは介護保険制度、障がい者向けのサービスは「障害者総合支援法」に基づき福祉サービスが運営されています。働き方は、福祉サービスの提供を行う事業者(法人)へ所属する場合と、派遣・登録ヘルパーとして活動する場合に分かれます。

仕事内容をもっと詳しくDetail

ホームヘルパーは自宅に住む要介護者に向けて、介護サービス、家事支援サービスなどを提供する仕事です。提供するサービスの内容は、介護相手や事業者によって変わります。

[1]介護サービス
食事や寝返りの介助、自宅での入浴、排泄、衣服の着脱などを支援します。必要に応じて、治療食や流動食の調理を実施する場合もあります。身体介護とも呼ばれます。
介護の相手が在宅での基本的な生活を継続できるよう支援し、要介護度が進まないようケアを行います。身体的な介護に加えて、精神的なケアも業務に含まれます。
厳密には業務範囲は異なるのですが、訪問入浴介護をヘルパーが行うこともあります。

[2]家事支援サービス
調理、洗濯、掃除、買物、薬の受け取りなどの介護の相手の家事を支援・代行します。身体に直接触れない身の回りの世話が家事支援サービスに含まれます。生活援助とも呼ばれます。

[3]通院介助
要介護者の病院への通院を介助します。歩行や車いすでの移動、受診手続きの支援などが主な業務です。地域や要介護者の状態により、車に乗せて通院することも業務に含まれます。

[4]その他
サービスの利用者本人やその同居者への精神的ケアの実施、同居者への介護の技術的な指導も必要に応じて実施します。
ホームヘルパーは、サービスの利用者の求めるままに仕事をすることよりも、サービスの利用者の自立支援を行うことが重要です。サービス利用者が自分でできることは助けるだけにとどめ、要介護度が進まないように留意しながら介護します。

業務の特性上、行政や医療・保健分野の担当者とチームを組んで働く場合もあります。
訪問介護サービスは、種類や内容の多様化が進み、雇用形態や働き方も様々です。主な勤務先は社会福祉法人、医療法人、NPO、民間企業の介護事業者などです。
雇用形態は正社員やパートタイマー、登録ヘルパー、派遣ヘルパーなど幅広く、常勤/非常勤、シフト制、短時間など様々な働き方を選ぶことも可能です。入所施設、通所施設の施設介護員と業務内容は共通する部分も多く、それぞれの職種へ移動するケースもあります。

やりがいは?Worth

★要介護者の心身の支えとなれる
★要介護者に1対1でサービスを提供するため、相手に寄り添ったきめ細かなケアができる
★様々な人と知り合える
★直接的に感謝の言葉をもらう機会も多い
★要介護者の笑顔や元気な姿からエネルギーをもらえる
★通所施設の介護員より働き方の自由度が高い

必要な能力・スキルAbility & Skill

●要介護者からの声を受け止める傾聴力、読解力
●コミュニケーション能力
●冷静な判断力
●要介護者の変化に気づく観察力
●ホスピタリティ
●介護業務のスキル
●社会福祉に関する知識

給与の目安は?Emolument

■年収 平均年収361.4万円
訪問介護員として働く人の57.8%がパートタイマーの就業形態をとっており、各就業形態を含めた平均年収となっています。

仕事で関わるヒトRelation

●要介護者
●要介護者の同居者
●訪問介護事業者の関係者
●行政担当者
●医療・保健関係者

どうやったらなれる?To become

新卒採用では、高校卒業後、訪問介護員として直接就職する場合と、大学や専門学校などで介護・福祉系の学問を修めた後に就職するケースがあります。また、中途で別業種から訪問介護員となる事も可能です。

●介護職員初任者研修
訪問介護員として身体介護を行うには、介護職員初任者研修課程を終了する必要があります。各種の学校在学中に取得することもあります。新入社員への補助として訪問介護サービス事業者が費用を負担・補助するケースもあります。
各種の民間の介護スクールにて研修を受けることが可能です。前提となる条件はありません。座学と実技が研修カリキュラムに組み込まれているため、未経験から訪問介護に関する知識とスキルを身に着けることができます。

●介護福祉士実務者研修
介護職員初任者研修の上位に位置づけられており、研修の修了が介護福祉士の受験の前提条件となります。各種のスクールなどで研修コースが提供されています。
介護福祉士実務者研修を終了することにより、サービス提供責任者となることができます。ホームヘルパーは介護福祉士実務者研修を修了することにより、業務範囲を広げて給与の向上を図ることが可能です。

●介護福祉士
実務経験を積み、試験に合格することで国家資格である介護福祉士となることも可能です。介護福祉士となることで、より責任のある業務が行えるようになり、給与面でも優遇されるケースが多いため、ホームヘルパーのキャリアアップに重要な資格です。
介護福祉士国家試験は公益財団法人社会福祉振興・試験センターにより運営されており、筆記および実技試験があります。従業期間3年以上かつ従事日数540日以上、介護福祉士実務者研修または介護職員基礎研修・喀痰吸引等研修が前提条件として必要です。

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