内勤営業、カウンターセールスとは？ - 仕事がわかる職種ライブラリー「ラブショク」

掲載日2009/06/01

営業・企画営業

内勤営業、カウンターセールス

人と接するのが好き
人の役に立ちたい

どんなお仕事？

営業職は自らお客様先を訪問した上で商談するのが一般的ですが、来店したお客様に対して、商品・サービスの説明などの営業活動を行う場合があります。これを内勤営業・カウンターセールスと呼びます。探客の手段は店舗の看板や、折込みチラシ、HPなど。自らお客様にアプローチするのではなく、興味を持ち、ご来店して下さった方に対応する反響営業であることが特徴です。お客様は主に個人。取り扱う商品は形のないものも、具体的な商品であることも、両方のケースがあります。営業形態は実際のお客様と直接対面し、自分の店舗でお客様を待つ店舗型です。
（ちなみに非対面スタイルには電話での営業、メールでの営業などがあります）

仕事内容をもっと詳しくDetail

内勤営業・カウンターセールスの仕事で代表的なものに、賃貸の不動産営業、携帯電話の店舗販売、住宅展示場での営業、保険代理店の窓口営業、車のディーラーなどがあります。
チラシやHPをみたお客様が目的を持って訪れるので、素早くお客様が求めているもの（ニーズ）を読み取り、最適な情報を提供しなければなりません。さらにプロとしての的確なアドバイスをすることで、お客様が購入を決意するお手伝いをします。また申込書などの書類手続きなども行います。一般的な営業職と比較すると、事務職の要素と営業職の要素をかねそえた仕事といえるでしょう。さらに女性の割合が比較的多い営業職でもあります。
【仕事の流れ】
［1］探客／店舗の看板や、折込みチラシ、HP（時にはCM）などを通じて、広報活動を行います。
［2］お客様と接触／お客様がご来店したら、来店した目的や要望などを聞きだします（ヒヤリング）。
［3］提案／お客様からヒヤリングした情報をもとに商品やサービスの提案を行います。その中でさらに詳しい情報を聞き出すことで、お客様と一緒に最適な提案内容をまとめていきます。
［4］契約／お客様との契約書を交わしたり、商品の売買を行ったりします。

やりがいは？Worth

★探客の段階で大きな苦労を味わう訪問型の新規開拓営業と比較すると、内勤営業では購入意思を持ったお客様がみずからいらっしゃるので、お客様へのヒヤリングや商品提案に注力することができます。
★お客様が求めているものを正確に把握して、ぴったりなサービスをプレゼンすることで、契約が成立したときは達成感を感じます。

必要な能力・スキルAbility & Skill

●コミュニケーション能力・プレゼンテーション力
●細やかな心遣い

初めてあったお客様の要望を早く的確に把握して、適切な情報を提供しなくてはならないので、高いコミュニケーション能力が求められます。プレゼンテーション力やしっかりとした商品知識も重要です。
また、例えば子連れのお客様にはぬりえセットをお貸しするなど、細やかな心遣いも必要とされます。