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デザイン・クリエイティブ

ファッションデザイナー

  • 何かを作るのが好き
  • アイデアを考えるのが好き
  • 華やかなものが好き

どんなお仕事?

ファッションデザイナーとは、洋服や靴、バッグなどの服飾に関するアイテムのデザインを行う仕事です
人気商品や流行を自らの手で作り上げることができるやりがいのある仕事です。ファッションショーを開催する有名デザイナーの印象が強いですが、ファッションデザイナーの多くはアパレル関連企業の商品開発を担当しています。商品開発は裏方の仕事ではありますが、企業の売上を大きく左右する重要なポジションです。ブランドの特徴・流行・マーケティングなどあらゆる要素を取り入れながらデザインを作成していきます。

仕事内容をもっと詳しくDetail

ファッションデザイナーの働き方は、大まかに3つに分かれています。アパレル・OEM企業などに所属する「企業内デザイナー」、自分のブランドを立ち上げて顧客から直接注文を受ける「オートクチュールデザイナー」、独立して複数の企業と契約する「フリーランスデザイナー」です。ブランドの立ち上げや独立には実績や経験が欠かせないため、まずは企業内デザイナーからキャリアをスタートするデザイナーがほとんどです。

[1]市場調査・トレンド分析
デザインのコンセプトを企画するため国内外の市場動向を調査します。デザイナーは好みで商品を作るのではなく、「売れる」商品を作らなくてはなりません。そのため、徹底した市場調査は必要不可欠です。過去の実績や時代のトレンド、市場のニーズなどを参考にシーズンのコンセプトを構想していきます。

[2]デザインの作成
構想したコンセプトを元に服飾のデザインを企画します。トレンドの形・色・柄などを取り入れながらデザイン画を作成していきます。ファッションデザイナーのセンスや独創性が問われる重要な作業です。

[3]素材選定
デザインに合わせて、商品の素材を選定します。メインの生地だけではなく、裏地やボタンなどの細かなところまで選定していきます。テキスタルデザイナーと呼ばれる生地・素材の専門家に相談しながら作業を進める場合もあります。

[4]パターンの作成・仮縫い
作成したデザイン画を元に「パターン(型紙)」を作成します。パターンの作成はパタンナーと呼ばれる専門職が担当しますが、商品の仕上がりを左右する重要な工程なので、デザイナーが細かく指示を出したり、手伝うケースが多いです。パターン作成後は仮縫いを行い、作成したパターンに問題がないかをチェックします。

[5]仕様書の作成
生産部門に渡す縫製・加工の仕様書を作成します。仕様書とは、どのような手順でどんな仕様のものを作成するのか細かく記載された商品の設計図です。生産部門はその仕様書に沿ってサンプルを作成します。

[6]サンプルのチェック
出来上がったサンプルをチェックすることもデザイナーにとって大切な業務です。全体のバランスやシルエット、着心地や装飾部分の位置、縫製の仕上がりなどを細かく確認していきます。量産体制に入ってからでは修正が難しいため、チェック漏れがないよう注意して作業します。

やりがいは?Worth

★これまで世の中になかった商品を自らの手で生み出せるのがファッションデザイナーの醍醐味です。頭の中にあるイメージがだんだん商品として形になっていく様子は、デザイナーだからこそ味わえる体験です。ゼロからの商品開発は苦労も多いですが、その分達成感も大きいでしょう。
★作った洋服の売上が良かった時や、街で着ている人を見かけた時にやりがいを感じるファッションデザイナーも多いでしょう。自分の仕事ぶりに対する評価が目に見える形で表れるので、高い満足感・充実感を得ることができます。
★ファッションデザイナーはアパレル業界の花形とも言える職種です。実績が評価され、たくさんの人から注目を浴びることもあります。世界的に活躍しているファッションデザイナーも多く、自らがトレンドを牽引していくことも可能です。

必要な能力・スキルAbility & Skill

●デザイン力
●発想力
●マーケティング力
●向上心・好奇心
●コミュニケーション能力
●PCスキル(デザインソフト)

ファッションデザイナーはその名の通りデザインに関わる仕事なので、デザイン力は必須です。優れたデザインの商品を生み出せるかどうかが、ファッションデザイナーとしての評価に直結します。良い商品を作るためにはデザイン力だけではなく、柔軟な発想力やマーケティング力、常に新しい情報を取り入れる好奇心なども大切になります。また、自分のデザインが商品として形になる過程でたくさんの人と関わるため、適切な指示を行うコミュニケーション能力も重要です。

給与の目安は?Emolument

[年収300万円~1,000万円
個人のスキルや実績が重視される職種なので給与に幅があります。企業内デザイナーの平均年収はおおよそ400万円ほどです。独立したデザイナーは実績に応じて、さらに高い年収を得ることも可能です。

仕事で関わるヒトRelation

・マーチャンダイザー
・パタンナー
・テキスタイルデザイナー
・服飾工場
・広報担当
・バイヤー

どうやったらなれる?To become

ファッションデザイナーになるにあたって、必須となる資格や条件はありません。ですが、ファッションに関する基礎知識が無ければ仕事をすることは困難です。そのため、洋服の基本構造を学ぶことができる服飾系の専門学校に入学するのが一番の近道でしょう。服飾系の専門学校にはファッションデザイナーの求人やコンテストの募集が集まるため、将来に向けた情報収集がしやすいのもメリットです。実績の無い状態で独立することは難しいため、卒業後はひとまずアパレルメーカーなどに就職して企業内デザイナーとなるのが一般的です。

<就職に有利になる資格>
・カラーコーディネーター検定
・ファッション色彩能力検定
・パターンメイキング技術検定
・洋裁技術認定試験
・ファッションビジネス能力検定

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