全国の人材紹介会社集合サイト 転職は人材バンクネット

TOP の中の転職研究室 の中の職種Library の中の保育士

仕事がわかる職種ライブラリー「ラブショク」
職種Library

その他(教師、公務員など)

保育士

  • 人と接するのが好き
  • 人の役に立ちたい

どんなお仕事?

保育士とは、乳児から小学校就学までの子供を預かり、保育を行う仕事です
単純に子供の世話をするだけではなく、子供が豊かに成長していくことを目標に、生活習慣や社会性を養う支援も行います。また、保育園で初めて集団行動の場を体験する子供がほとんどなので、子供が適切な人間関係を学んでいくサポートも大切です。子供の命を預かる責任のある仕事ですが、その分子供の成長を間近で見ることができるやりがいのある仕事です。

仕事内容をもっと詳しくDetail

働く場所や担当する子供の学年によって仕事内容は多少変わりますが、「子供の世話をしながら心身の発達をサポートする」という目的は共通です。また、子供だけではなく、その保護者や地域に対して指導や支援を行い、より子育てがしやすい環境を作っていくのも保育士の大切な役割です。

[1]子供の世話
子供たちの世話や健康状態のチェックを行います。保育士にとって最も基本で重要となる業務です。食事・排泄・着替え・昼寝などの手助けをしながら、子供に基本的な生活習慣を身につけさせます。また、面倒を見ながら「普段と変わった様子はないか」「具合が悪そうな素振りはないか」など子供たちに異変がないかをこまめにチェックします。

[2]子供の発達のサポート
歌・手遊び・工作・読み聞かせ・運動など、年齢や発達に合わせた遊びや活動を通して子供たちに学びを提供し、子供たちが情緒豊かに成長するサポートを行います。活動に使う教材や活動内容を考えることも保育士の業務です。学年が上の子供に対しては、集団生活や社会生活のルール・マナーを覚えさせることも大切です。

[3]保護者のサポート
連絡帳や園だよりなどの配布物を通して、保護者に子供たちの様子を伝えることも保育士にとって大切な業務です。また、保護者の中には子育てが初めてという人も少なくありません。悩んでいる保護者にとって保育士は頼りになる子育てのプロです。子育てに関するアドバイスを行うことも保育士の役割です。その他、保護者も参加する行事の企画や準備なども行います。

[4]地域の子育てサポート
近隣の住民や団体との交流を行うことも保育士の業務の一つです。地域イベントや交流会の参加、他の園や福祉施設との合同行事の開催などを行います。子供たちにとっても地域交流は色々な人達と関わることができる成長の場となります。また、保育園の中には相談事業や学童保育を行っているところもあります。核家族が増えている現在、保育園は頼る人がおらず辛い思いをしている保護者を救う地域の子育て支援機関としての役割にも期待されています。

やりがいは?Worth

★楽しそうに過ごす可愛い子供たちに囲まれて仕事ができるのは保育士ならではです。子供たちの笑顔が何よりのやりがいとなります。また、保育士は家族の次に身近な存在と言っても過言ではないため、子供たちの成長を間近で実感できるのも保育士の魅力の一つです。逆に、発想豊かな子供たちから新たな発見を学ぶこともあるでしょう。
★保護者から頼りにされ、感謝されることも保育士のやりがいとなります。保育園の存在が本当に大きな助けになっている家庭は少なくありません。保護者や子供たちからの「ありがとう」は仕事の原動力となるでしょう。
★待機児童が社会問題となっている現在、保育士は社会からとても必要とされている仕事です。子供を安心して預けられるからこそ、共働きでもしっかり働けるという家庭も多いでしょう。保育士は子供だけではなく、家族やその勤務先企業までを支えている社会貢献度の高い仕事です。

必要な能力・スキルAbility & Skill

●子供が好き
●コミュニケーション能力
●責任感

保育士は子供と接している時間が非常に長い仕事です。楽しいこともたくさんありますが、大変なことも少なくありません。その時に支えとなるのが「子供が好き」という気持ちです。また、子供はもちろん、保護者や地域の人達と接する機会も多いのでコミュニケーション能力が大切です。子供たちを適切に見守るために、職場でのチームワークも重要になります。保育士は子供たちの命を預かる立場なので、責任感を持って業務に取り組まなければなりません。

給与の目安は?Emolument

年収300万円~400万円
他の業種と比べて給与水準が高いとはいえませんが、保育士の需要が高まっている現在、国や自治体による保育士の処遇改善が進められています。

仕事で関わるヒトRelation

・子供
・保護者
・地域周辺の人
・近隣施設

どうやったらなれる?To become

保育士として勤務するためには、国家資格である保育士資格が必要です。資格がなくても「保育補助」として保育園などに勤務することは可能ですが、保育補助は保育士をサポートする役割なので、基本的には正職員雇用はありません。保育士の資格を取得する方法は大きく分けて2つの方法があります。

①保育士養成学校で必要な科目を履修し、卒業する
保育士養成学校(大学・短大・専門学校)に入学して必要な科目を履修することで、卒業時に保育士資格を取得することが可能です。保育士養成学校には通信学校や夜間学校もあります。

②保育士資格試験に合格する
資格試験に合格することで、保育士の資格を得ることができます。受験資格を得るためには、学歴(1991年3月までに高校を卒業している人、もしくは大学・短大・専門学校を卒業した人)か実務経験(高校卒業後に児童福祉施設での2年以上かつ 2,880時間以上の実務経験がある人)のいずれかの条件を満たすことが必要です。

■関連する資格
・育児セラピスト
・幼稚園教論免許

保育士に関連する転職事例もっとみる

TOP の中の転職研究室 の中の職種Library の中の保育士