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営業・企画営業 | 医薬・バイオ・食品

MR

  • 人と接するのが好き
  • 専門家になりたい
  • 人の役に立ちたい
  • 組織や社会に影響を与えたい

どんなお仕事?

■MRは医薬品の専門知識を医師に正確に伝える人。
医薬品は医療機関で使われる『医療用医薬品』と、ドラックストア等で市販される『一般用医薬品』に分かれますが、このうちMRが取り扱うのは『医療用医薬品』でプ。MRの最大ミッションは自社の医薬品の効能・特徴・使用上の注意・副作用等の専門知識・情報を医師や薬剤師に提供すること。同時にこうした活動を通じて自社製品の販路も開拓します。また情報を提供するだけでなく、販売後調査も含めた情報収集も重要な任務。例えば、使用効果のヒアリング、各種データ収集、医薬品に関する要望等、医師から得た情報はマーケティング部にフィードバックされ、製品の改善や新薬開発に役立てられます。ちなみにMRはMedical Representativeを略したもので、『医薬の外交官』という意味です。
医薬品の開発フロー⇒創薬研究⇒前臨床研究・試験⇒生産技術/臨床試験⇒申請・承認⇒製造・販売・販売後調査

仕事内容をもっと詳しくDetail

訪問先は医療機関ですが、ひとくちに医療機関といっても大学病院から開業医、診療所、中堅病院、特定の疾患に特化した病院と様々。その中でMR1人が担当する医療機関は30~100件にも及びます。それぞれに医薬品へのニーズも異なり、MRは膨大な医薬について常に最新知識を習得していなければなりません。さらに商談はどうしても医師の診療時間以外になるので勤務時間帯も不規則になりがちです。
最近ではMRは製薬会社に所属する以外に、MR専門のアウトソーシング会社に所属するケースも増えてきました。
また、MRとして活動するには「MR認定試験」合格が不可欠です。
【仕事の流れ】
[1]既存医療機関への訪問/訪問の相手は医師または薬剤師ですが、多くの商談は医師と行います。使って頂いている医薬品に関して様々な情報の提供や収集を行ったり、新薬に関する最新論文等のご案内もします。
[2]人脈を構築/医療業界でビジネスをする上では医師ネットワークの活用がキーポイント。学閥、派閥、医局、権威のある医師、等の関係図を頭に入れながら医師との会話の中から様々な情報を聞き出し、新規の販路開拓のきっかけを掴みます。医師と深いコミュニケーションをとり、自分なりの人脈とパイプを築くことはMRにとって不可欠なプロセス。会社によって多少異なりますが、一般にMRは医師への接待も多く、休日のお付き合いゴルフも頻繁にあります。
[3]新規開拓/取引のない医療機関への営業活動を行います。自分の人脈を活かして事前にアプローチ先の病院が力を入れている分野等をリサーチ。タイムリーな情報提供を行いつつ、商談につなげていきます。医療用医薬品は1度その病院で使われれば、その後も安定した取引が見込まれるので、新規開拓には力が入ります。
[4]専門知識収集/自社の製品だけで膨大な数の医薬品がありますし、例えば同じ疾患へのアプローチにも鎮痛、感染予防、内服薬、外用薬、胃腸保護…と複数の薬の併用禁忌や相互作用等、多角的な専門知識が必要になります。さらには競合の医薬品との違い、新薬の開発状況、最新論文といった知識も網羅しなければなりません。医師と対等に渡り合える知識を身につけるため常に努力が必要です。

やりがいは?Worth

★医薬品を適正に使用していただけるかはMRの情報提供にかかっており、社会的意義の大きさを感じることができます。
★同じ効能を持つライバル医薬品の数は半端ではありません。その中から自社製品を選んでもらうには製品力だけではなく、情報提供の的確さ、医師や薬剤師との関係性が影響してきます。それだけに商談が成立した時には自分を評価された喜びを味わえます。
★医師の先には患者さんがいます。例えば効果的な新薬が発売された場合は速やかに拡販することで救われる方もいます。人の健康や命を助けるやりがいがあります。

必要な能力・スキルAbility & Skill

●高度なコミュニケーション能力
●薬学、医学に関する専門知識
●人脈・パイプを積極的に構築していくバイタリティ、ヒューマンスキル
●貪欲に新しい知識を覚えていく力
●細やかな心配り

給与の目安は?Emolument

■年収 400万~1100万円
※かなり高い給与水準です。未経験の方は約400万円程度からのスタートとなります。

仕事で関わるヒトRelation

●医師、薬剤師
●医薬品開発担当者
●医薬品卸企業のMS(医薬品営業)

どうやったらなれる?To become

大学の薬学部を卒業後、製薬会社に就職し資格取得後にMRとなるケースが一般的ですが、文系出身のMRも増えています。MRの仕事は不況・好況に左右されにくく、転職市場でもコンスタントに求人ニーズが高い職種。そのため営業経験者でコミュニケーション力のある人材は未経験からMRに転職することが可能です。大きな製薬会社ではMR認定試験のために数百時間に及ぶ教育カリキュラムを用意しており、薬学知識がない人でも知識を習得の上、試験に合格しています。
【関連する資格】
●MR認定試験 ●薬剤師

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