1931年東京生まれ、75歳。光学機器メーカー三鷹光器株式会社代表取締役会長
父親が東京天文台(現・国立天文台)に勤めていたことから、幼少時よりものづくりに親しむ。
13歳のとき、学徒出陣で携わった飛行機づくりで本格的にものづくりに目覚める。
16歳で自力で家を作る。
17歳で東京天文台に就職。22歳で府中光学に転職、望遠鏡づくりに没頭。一生ものづくりで生きていこうと覚悟を決める。
28歳で府中光学を退職。1〜2年就職せずにふらふらと過ごす。
30歳で資産家の知り合いに乞われ、三鷹光機製作所を設立。技術部長に。東京大学と組んでロケット関連の機器を製作。
1966年 35歳で独立。三鷹光器設立。南極観測隊の観測機器を製作。観測隊にも参加。
1981年 三鷹光器製の特殊カメラがスペースシャトルに搭載される。
1986年 ライカから業務提携依頼。脳外科手術用のレンズ開発スタート。
1988年 医療業界に本格的に進出。
1994年 画期的な脳外科手術用顕微鏡を全世界に向け販売開始。
1998年
・世界で初めて太陽コロナを高解像度で観測に成功
・非接触三次元測定装置NH-3が中小企業優秀新技術
・新製品賞優秀賞受賞
・火星探査衛生「のぞみ」の4つの観測機を搭載。
2005年 脳外科手術用顕微鏡で「勇気ある経営賞」優秀賞受賞、脳神経外科用バランシングスタンドで「東京都ベンチャー技術大賞」受賞
2006年 産業振興の一環として天皇陛下が三鷹光器をご視察。
テレビ出演、講演多数。現在も、産業、天文、宇宙、医療、環境の分野で新製品の研究・開発に多忙な日々を送る。
|