臨床開発
「臨床開発」職務経歴書のポイント
臨床開発職はリーダークラスとスタディーマネジャークラスで書き分ける
臨床開発職はリーダークラスとスタディーマネジャークラスに分かれ、それぞれ求められるものが異なるため、注意が必要です。
リーダークラスは「医薬品の臨床開発業務は臨床試験の実施と承認申請まで」を求められるため、
- 第1相から第4相までの試験実施内容と実績(がん領域は3相まで)
- 社内各部門とのコミュニケーション力、調整力の有無(特に重要)
- 承認申請に至るまでの経験
スタディーマネジャークラスは臨床試験の全体マネジメント業務をおこないますので、
- 社外オピニオンリーダーとコンタクトしてグローバルと開発戦略、計画の立案、臨床試験計画立案実施経験
- モニターの指導、CROの管理(多くの場合CROを通して治験を依頼します)経験
- グローバル開発経験
を記載する必要があります。
「臨床開発」職務経歴書 見本/サンプル
職務経歴書
20XX年X月X日現在
山田 太郎
■職務要約
- POINT
- 医薬品の臨床開発業務は臨床試験の実施と承認申請までを行いますので、職務経歴には
1.第1相から第4相までの試験実施内容と実績(がん領域は3相まで)
2.社内各部門とのコミュニケーション力、調整力の有無(特に重要)
3.承認申請に至るまでの経験
を記載する必要があります。
○○領域の薬剤を中心に治験実施施設(大学病院、がんセンター)で、モニタリング業務経験。特にXX大学病院とXXXX領域の薬剤の第1相試験から第4相試験に関してキャリアを重ねました。
社内においては、臨床開発戦略のもと研究開発部門、信頼性保証部門、マーケティング部門等と密接にコミュニケーションを取りながら臨床試験の実施、PMDAへの相談及び承認申請等について、中心的役割を担ってきました。
■職務経歴
<会社概要>
株式会社○○○○○○(勤務期間:20XX年X月X日~現在)
●事業内容: XXXXXXXX
●設立:20XX年 ●資本金:XXX億円
●売上:XXXX億XX万円(20XX年度) ●従業員:XXX名
期間 | 業務内容 |
---|---|
20XX年X月~ 20XX年X月 |
【部署名】XXXXXXXXXグループ 【担当領域/プロジェクト】○○領域、○○剤、第XXX相 【担当医療機関】○○クリニック、○○病院、○○大学病院、○○がんセンター 【担当業務】
【成果実績】獲得症例:XX症例/XX施設/XX担当/症例獲得率XX% |
- POINT
- 項目の途中で改ページすることがないようにレイアウトを調整してください。
20XX年X月~ 現在 |
【部署名】XXXXXXXXXグループ 【担当領域/プロジェクト】○○領域、○○剤、第XXX相 【担当医療機関】○○病院、○○大学病院 【担当業務】
【成果実績】獲得症例:XX症例/XX施設 |
■保有資格/スキル
- POINT
- 他にも、臨床検査技師、看護師免許等、保有資格は全て記載しましょう。
- 普通自動車第一種免許(XXXX年X月)
- 薬剤師免許(XXXX年X月)
- TOEIC XXX点(XXXX年X月)
■自己PR
症例数確保のためにドクターだけでなく、治験コーディネータや事務局などの協力を得ながら、業務を遂行してきました。
私は特にXXXX領域での開発に強みを持っています。臨床開発モニターから始まり、日本における開発戦略、開発計画の立案、PMDA相談、治験実施計画書などのドキュメント作成、開発全体のマネジメントを経験してきました。
以上
- POINT
- 文末は「以上」で結ぶのが基本です。レイアウトを工夫し、ページの末尾に大きな余白ができないように心がけてください。
- ■職務経歴書の指導にご協力いただいた人材紹介会社
- アイムメディカルリソース株式会社 本社
- 〒113-0033 東京都 文京区本郷3-21-6本郷ヨシダビル2階[Map]
- 交通/●都営地下鉄大江戸線 本郷三丁目駅 ●東京メトロ丸ノ内線 本郷三丁目駅