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人材紹介会社 徹底調査隊

今回の調査対象社

パルソンコンサルティング株式会社

今回訪問したのはエグゼクティブサーチを中心に1990年以来の実績を誇るパルソンコンサルティング株式会社。社長・役員クラスをはじめ、マネージャーや技術系スペシャリストなどに強い同社を詳しくリサーチしてきました!

パルソンコンサルティング株式会社 本社

〒102-0082 東京都 千代田区一番町3番地3 NISSEIビル7階

【交通】地下鉄半蔵門線半蔵門駅5番出口より徒歩3分 (1)5番出口を出て、出口を背にした正面の横断歩道(角にお花屋さん)を渡り直進 (2)2軒お寿司屋さんがあり、2軒目のお寿司屋さんの2軒先の一階が駐車場のビル

エグゼクティブサーチに特化 紹介先は優良企業のみ

パルソンコンサルティング株式会社写真パルソンコンサルティング株式会社は、選び抜かれた優良企業への紹介を行なうエグゼクティブサーチ型の人材紹介会社です。

「エグゼクティブサーチというと、いわゆる『ヘッドハンター』『スカウト』というイメージが強く、敷居が高いと感じられる方が多いかもしれません。でも、一人一人の方とキャリアアップについての相談の時間を持ち、希望に沿う企業やポジションをご紹介するという意味では一般の人材紹介会社と基本的には同じなんです」

こう教えて下さったのはこの日の取材に対応して頂いた同社コンサルタントの坂本樹彌さんです。

――エグゼクティブサーチとしての御社の特色を教えてください。

詳しい話を聞かせてくださったコンサルタントの坂本さん「やはり、ご紹介する案件が『エグゼクティブ』といわれるマネジメントクラスのポジションを中心としていることでしょうね。具体的には、社長・副社長・取締役をはじめ、事業部長、部長、次長、課長クラスまでがほとんどです。対象になる年齢層は40代をメインに50代、30代の方のご紹介も多く扱っています。また、技術系のスペシャリスト、プロジェクトマネージャーや高度な技術知識をお持ちのエンジニアの方向けのポジションもありますよ。こちらは30代前後の方が対象となることが多いようです」(坂本コンサルタント)

――ちなみに登録は誰でも出来るのでしょうか?

「基本的には私どもからお声をかけさせていただくケースが多いのですが、現在エグゼクティブとして活躍されている方、または将来エグゼクティブをめざしている若手の方のご相談も随時うけたまわっています。『人材紹介会社ネット』にプロフィールを公開されている方の中にも私どもから見て優秀な方は数多くいらっしゃいますので、そこからご縁が始まることも珍しくありません。一度お目にかかった方には定期的に連絡を取らせていただき、当初の案件がご希望に沿わなくても長期的なスタンスでキャリアアップのお手伝いをさせていただきます」(坂本コンサルタント)

――パルソンコンサルティング株式会社の設立は1990年ですから、20年近い歴史の中で蓄積された人材のデータベースが最大の財産になっているのですね。

数多くの実績の上に築いた 企業からの抜群の信頼感

――ご紹介先はどのような企業が多いのでしょうか。

「エグゼクティブを外部から採用する企業といいますと外資系企業が多いのは間違いありません。当社でもご紹介企業の約8割が外資系、残りの約2割が日系企業という比率です。ただ、エグゼクティブにふさわしいキャリアをお持ちの方の転職をお手伝いするわけですから、しっかりした企業であることは大前提です。ご紹介先は数ではなく内容で厳選し、これぞという優良企業に絞った形でご紹介しています」(坂本コンサルタント)

グリーンが豊富なオフィス内部。カウンセリングスペースはこの右側業種的には医薬・医療、機械、自動車関連、化学…などの有名メーカーが中心。年商数百億円規模の大企業から、日本に初上陸する有力企業のスタートアップを手伝うこともあります。

「いずれの場合もエグゼクティブの募集については、それぞれの企業のトップから直接依頼をいただくことがほとんどです。ですから、企業の内情や採用の背景などを正確にお伝えすることができるのです」(坂本コンサルタント)

――御社が扱う求人案件は、すべて独占情報であることも見逃せないポイントですね。

「当社では全クライアント企業との契約をリティーナー方式で行なっています。これは、成功報酬型ではなく、事前にコンサルティングフィーを頂くシステムです。当然、依頼いただくポジションについては私どもが全責任を持って人材をお探しすることになりますので、他社には一切出ない情報ということになるわけです」(坂本コンサルタント)

――日本でこのリティーナー方式でのエグゼクティブサーチを行なっている人材会社は、外資系の有名サーチファームを含め10社前後しかありません。それだけ企業サイドからの厚い信頼を象徴しているといえるのではないでしょうか。

「設立当時から20年近くお取り引き頂いている企業も多いですし、中には社長や取締役などトップご自身の入社を私どもがお手伝いしたという企業もいくつもあります。そういう企業では本当の意味で腹を割ったお話を聞かせていただけますし、間違いない企業だけをご紹介することができる理由の一つにもなっているわけです」(坂本コンサルタント)

ベテランコンサルタントによる きめ細かいキャリアサポート

――御社のコンサルタントは現在5名。それぞれ専門分野を持ち、メーカー出身者を中心とした平均年齢50代のベテランコンサルタントぞろいと伺っていますが。

坂本さんは同社コンサルタントの中では最も若手だそう「エグゼクティブの転職においては、案件を紹介するというのはほんの入り口にすぎません。企業にとっても重要なポジションですから面接回数も多いですし、外資系企業の場合は本国のトップや役員との面接もあります。書類選考から最終面接、内定まで平均でも4カ月程度かかり、場合によっては半年以上ということもあります。この間を物心両面からしっかりサポートし、さまざまなアドバイスで支えていくのがエグゼクティブサーチ会社のコンサルタントの仕事なのです」(坂本コンサルタント)

最初は和文・英文レジュメの作成から面接での適切な自己アピールの仕方、さらには現職を円満退職するためのノウハウや家族に対する説明、説得などについての相談にも乗るそうです。

「ご入社までに10回以上お目にかかってご相談することもありますよ。優秀な方ほど現職企業からも引きとめられますし、ご家族が転職に乗り気でないという場合もあります。ご本人のキャリアアップや自己実現への希望を優先しながら、最終的に周囲にも納得してもらえる道を模索していきます」(坂本コンサルタント)

――初めての転職でも困らない万全のサポート体制が整えられているのですね。

海外からの独占情報も提供 IIC Partnersの実力

内部は明るい雰囲気。必要以上の緊張をほぐしてくれる――御社は、世界38カ国に55オフィスを持つ有力エグゼクティブサーチグループ「IIC Partners」の日本代表メンバーでもありますね。

「日本国内の候補者の方にとっては、このIIC Partnersを通じて入ってくる日本未進出企業の情報をお届けできるのも当社の大きな強みだと思います。外資系企業の日本でのスタートアップを経験したいというエグゼクティブの方にぜひご注目いただきたいところです」(坂本コンサルタント)

――もちろんIIC Partnersのメンバーになるには相応の実績と信頼がなくてはなりません。まさにパルソンコンサルティング株式会社が国際的レベルで認められていることの証といえるメンバーシップといえるのではないでしょうか。

同社の強み

POINT 1

リティーナー契約による企業との強い信頼関係

POINT 2

紹介先企業は優良企業のみ

POINT 3

マネージャー以上のエグゼクティブ案件に強い

POINT 4

専門性の高いコンサルタント

POINT 5

世界で認められるIIC Partnersメンバー

気になる転職成功事例
53歳/男性 内資系大手食品メーカー/事業部長/年収1400万円 外資系大手梱包メーカー/代表取締役社長/年収2500万円
44歳/男性 大手家電メーカー/部長/年収1200万円 外資系消費財メーカー/代表取締役社長/年収2000万円
36歳/男性 外資系コンサルティング企業/コンサルタント/年収900万円 大手ソフトウェアメーカー/ビジネスディベロップメントマネージャー/年収1200万円

責任者にお聞きしました

代表取締役
坂本晃一さん

転職成功の決め手は
カルチャーへの順能力

代表取締役 坂本晃一さん

エグゼクティブサーチのコンサルタントとしてのキャリアは32年。日本でも草分けといわれるエグゼクティブサーチファームのメンバーとして数多くの転職を成功させる。外資系企業を中心にその人脈の広さは業界でも屈指。1990年パルソンコンサルティング株式会社設立。現在も同社の代表取締役であると同時に現役のコンサルタントとしても活躍中。

これまでに多くの方の転職、キャリアアップをお手伝いしてきましたが、いずれの場合も私は長期的なお付き合いということを大切にしています。本当の意味でキャリアを育てていくには、やはり10年、20年という時間がかかるのです。最初にお会いした時には30代で、「将来は社長になりたい」とおっしゃっていた方が、現在は50代で実際に経営トップとして活躍されていたりするのを見ますと、そのお手伝いができて本当に良かったと思うものです。

そういった成功された方のケースを見ていて気づくのは、ある共通した特長があることです。

まず一つは新しい環境に身を置いた時にすぐに切り替えて、新しい企業カルチャーに順応する力。特に1社に長くお勤めになった方の場合、転職すると最初はカルチャーショックの連続ということも珍しくありません。でも、そこで「前の会社では…」ということばかり言っていると周囲から浮いてしまいます。これではせっかく期待されて入社しても実力を発揮することはできませんね。成功のためのとても重要なポイントだと思います。

二つ目は継続的に努力する力。特に30代くらいの若い方の場合、業務スキル以外にリーダーシップやマネジメントの知識、語学力…など勉強すべきことはたくさんあります。しかし、これらは一朝一夕に身につくものではありません。やはりコツコツと努力を積み重ねた方が40代、50代で大きな成功をかちとっているように思います。また、ポジションが上がってもこうした向上心を忘れない方ほど、新しいポジションでも良い業績を上げられているようです。

エグゼクティブサーチといいますと難しくお感じになるかもしれませんが、私どもではエグゼクティブ経験者の方に加えて、将来的にエグゼクティブをめざしている若手(30代くらい)の方のご相談にも積極的に乗っています。じっくり長期的スタンスで皆様のキャリアアップをお手伝いして参りたいと思っております。

【面談データ】
面談時間 約60分程度 ※要予約
(平日10:00~18:00スタート ※18:00以降や外部での面談も相談可 ※土・日も応相談)
服装 カジュアル可
面談前の準備
  • エントリー
  • 「職務経歴書」「履歴書」をメールで送付(すでに用意している場合のみ)
登録・面談後の
サービス
  • 和文・英文レジュメの作成アドバイス
  • 面接対策(面接概要、質問の傾向、アピール方法など)
  • 入社後も定期的にフォロー

会社公認で受けられる 入社後の継続的フォロー

同社では入社後も人材と定期的に連絡を取り、きめ細かいフォローを行なっている。入社後すぐはもちろん、ケースバイケースだが数年、場合によっては十数年以上もサポートし続けているケースもあるのだ。しかも、こうしたフォローを同社は企業公認のもとに行なっている。トップ(社長、役員など)自身が同社からの紹介で入社している場合も多く、企業と同社の揺るぎない信頼関係を象徴しているといえるだろう。

取材を終えて…

実績のある確かなエグゼクティブサーチ会社というのが第一印象でした。落ち着いた雰囲気の中でコンサルタントの皆さんのお話を伺うことができました。

その中で印象的だったのが、「エグゼクティブサーチという業態は、大恐慌後のアメリカが発祥なのです」というものでした。経済が大きく混乱し、多くの企業が危機に陥った時代です。「そんな困難な時代に傾いた企業を立て直すことができるのは優れたトップだけ、という考え方から実績のあるエグゼクティブをスカウトする必要が生まれたのです」ということでした。

現在の日本も世界的な景気後退の波にさらされています。こんな時代だからこそ優れたリーダーシップが必要だというお話には大きくうなずいてしまいました。実際にパルソンコンサルティング株式会社に依頼されるエグゼクティブ案件はそう大きくは減っていないそうです(業種によって多少のまだら模様はあるそうですが)。

長期的なキャリアアップ支援を基本としている同社だけに、今こそがキャリアアップの準備を始める絶好の機会なのかもしれないと思わせられました。

※本記事に掲載されている内容は取材時点の情報です。現在の情報と異なる場合がございます。悪しからずご了承ください

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