キャリア&転職研究室|転職なるほど!Q&A|第18回 試用期間内に解雇された場合も職務経歴書に書く?

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今週の困った 試用期間内に解雇された場合も職務経歴書に書く?
 

試用期間内にクビになってしまったことがあるのですが、それも履歴書や職務 経歴書には書くべきなのでしょうか? 個人的には試用期間内にクビになったこ とはマイナスに思われるだろうし、転職回数も多くなってしまうので、できれば 書きたくないのですが……。(アヤヤ/水産/総務/31歳/男/神奈川)



お答えします 職務経歴書にはきちんと書きましょう
 
   
 

試用期間内で退職していても、この期間も企業側に雇用されていたことに変わりはありません。ですので、当然、職務経歴書には記載しなければなりませんよね。
お気持ちも分かりますが、もし記載しない状態で採用になったとしても、 その後事実と異なっていたことが発覚した際に、 経歴を詐称していると捉えられてしまうことがあります。
最悪の場合、解雇というお話しにもなりかねません。

さて転職回数が多いという理由でお悩みのようですが、 職務経歴書の記載のコツとして、例えば複数の職務を兼務している、 業務内容が多岐にわたるといった場合は、時系列ではなく担当職務ごとに分けて書くと、 どんな経験があるかがひと目で分かります。このときレジュメの冒頭で、 簡単な職務要約を記載しておけば、各々の関係も把握しやすくなります。

また、ご心配されている短期間での就業や、職歴が多いということ対しては、 そこに明確な理由を用意しておく必要があります。 企業側は、「就業意欲があるのだろうか」と心配をしますので、 それをいかに前向きな志望動機につなげて話をできるかによって、 受け取る側の印象が違ってきます。今後に対する意欲や、 長く勤める気持ちがあるという事が伝わるように、 納得性の高い理由をお考えください。

 
 
   
山崎晃子氏photo
 
テンプスタッフ・キャリア株式会社
山崎晃子氏

銀行、保険会社勤務を経て現職。コンサルタント歴2年。電気・機械メカトロ、自動車、食品、流通など幅広い業界で、営業職全般を中心にカバーするコンサルタント

お答えします 履歴書には書くが、職務経歴書には不要
 
   
 

アヤヤさんが心配するように、「試用期間中にクビ」という事実はどんな理由があったにせよ、あまりよくは思われませんよね。マイナスになるようなことは書きたくないという気持ちも分かります。

しかし履歴書は限りなく公文書に近い書類なので、ここに虚偽があるとマズイし、試用期間中は社会保険も適用されているので、履歴書には正直に記載した方が無難でしょう。

ただ、試用期間中であれば仕事への関わりもそれほど深くはないと思うので、職務経歴書には書く必要はありません。職務経歴書とはその名のとおり、「職務経歴」を書く書類なので、アピールとなる職務ではない場合はわざわざ書く必要はないのです。

また面接では、これまで経験してきた職務、スキルをアピールしましょう。また、クビになった箇所を面接で突っ込まれたときに、面接官を納得させられるよう、事前に準備しておきましょう。退職理由も、ただ「クビになりました」というんじゃなくて、会社の思惑と自分の認識の間にズレがあったとか、「ミスマッチであったこと」を伝えましょう。

ちなみに法的に認められている試用期間は2週間。それ以外は会社が勝手に決めている試用期間なんです。だいたい3カ月が一般的ですが、1カ月や半年の会社もあるし、会社によって違うんですよ。

 
 
   
小林智明氏photo
 

小林智明氏

キャリア・コンサルタント。
個人を対象にしたキャリア形成および転職支援コンサルティングのほか、企業向けの人材育成コンサルティングで多数の実績を有している。
また、現場においてもキャリア気付き研修のファシリテーターや能力開発トレーナーとして活躍。
・産業カウンセラー 
・NPO法人日本キャリアカウンセリング研究会会員

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