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ブログ的“オンナのオシゴト”事件簿
 
  働く女性を取り巻くあんなこと、こんなことをブログ
からピックアップするこのコーナー。
さて、今回の主役は・・・?
プロガールProfile33

名前 hamuさん
年齢 35歳
職種 人事
ブログ内容
転職?天職?
人のキャリアを聞くのが大好きで、人事道に。面接ネタなど満載。
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あぁ、「欲しい」だけの人々
 
 

正しい自己主張

最近面接をしていると、「入社したら、会社は私に何を(して)くれるか?」とはっきり言う人が多い。

でも「私を採ったら、この点で御社はきっとベネフィットがあります」的なコメントがない。年齢問わず。

「逆に貴方が当社に提供できることを教えてください」と促してもみんな「は? 何訊いてるの?」的な顔をする。自己主張は「くれっ!」というだけかい? 会社は基本的に労働・役務を従業員が提供するところだからね・・・・

自分が会社に何を提供できるのか、応募先の会社に「他の候補者よりもいい」と思ってもらえるよう、事前に「自分の売り」を考えましょう。

考えて、お願い、頼むぅぅぅぅ!!!

カナザワのこれで解決!
与えられないヤツは
顔洗って出直すべし
 

あるベンチャーキャピタリスト(VC)から、こんなことを聞いたことがあります。

「経営者には“で、あなたはうちの会社に何をしてくれるの?”という態度の人と“一緒にやってほしい”というスタンスの人がいる」、と。

VCとは、将来性のあるベンチャー企業を発掘、投資を行い、経営・業務など、様々な側面からサポートすることで、その企業を成長させることを任務とする仕事。基本的には投資した会社のビジネスを成功させ、発展させるために、持てる人脈や経験、スキルを提供していくわけですが、「何をしてくれるのか」という受け身かつ他力本願的な考え方の経営者よりも、「成功するためにこの部分が足りない、そこの力を貸してほしい」、と、能動的な経営者とお付き合いするようにしているそうです。なぜなら、能動的な経営者は自分の選択=どのVCをパートナーとするのか、その決断に腹がくくれているからです。

女性たちと話していると、「○○してくれない」という言葉を耳にします。でも、よくよく話を聞いていると、そう言う人ほど、自分は何もギブしていない、というケースが多いように思います。それとなく伝えても、聞く耳を持たず、自分が与えられるのは当然の権利であるとのたまう。

「これができます」「これをやります」と宣言すると、その言葉に対する責任が発生します。責任にはリスクが伴いますから、一見、そのような責任は負わないのが正解のように思うかもしれません。

しかし、宣言せず、言われたことをただこなすだけであっても、実は自分が関わるすべての仕事(業務)には責任を取るべきなのです。責任感があるからこそ、ただこなすだけではなく、どうするのがベストなのかを考えるようになるからです。それがあなたを成長させます。

しかし、「私はただ言われたことをやっているだけ」を隠れ蓑にして、何かあったときには保身に走る、そんな人にはそれ以上の成長はないと断言できます。

会社はあなたを“雇う”という責任を負っています。あなたは自分の持てる力を駆使して勤務する会社にベネフィットを提供する、それはもはや義務であると言えるでしょう。それをせずして、採用を勝ち取ろうなどと考えているとしたら、顔を洗って出直した方がいいと思います。

「ほしい」ばかりの人をテイカーと呼びます。

テイカーに未来はない、そう肝に銘じましょう。

 

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はぴきゃり編集長 金澤悦子
働く女性限定の“お仕事ブログ”コミュニティ「はぴきゃり」を運営。
はぴきゃりでは、現在約300名の女性たちが日頃の悲喜こもごもを綴っています。今の自分を変えたい、将来が不安、転職に興味がある・・・そんなあなたは「はぴきゃり」へ!明日への活力が充電できること間違いなしです。
http://happycareer.jp/
 
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