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必勝!完全転職ガイド 退職ノウハウと入社準備

入社準備・手続きのポイントと心がまえ

内定後、円満退職のための作法を心がけ、新しい会社へ提出する書類の準備も完了。しかし「本当に転職してしまっていいのだろうか」との迷いが…。そんなときは初志を思い出すことが必要です。

入社準備と手続き

退職予定日は入社日の2週間くらい前に設定

新しい会社への採用が決まったら、まずは入社日を決めることです。通常は、採用企業から送られてきたオファーレター(入社許諾書)に1カ月半ほど先の日程が記載されていますが、それくらいが十分に無理のないタイミングです。現在の仕事や給与締め日など特別な都合がなければ「OK」と返答して構いません。入社への気持ちを整えたら、すぐに入社準備をスタートさせます。余裕を持った行動ができるよう、退職予定日は新しい会社への入社日の2週間くらい前に設定するのがポイントです。

転職に関する書類手続き

会社を変わる手続きは、さほど複雑ではありません。現在在籍する会社に退職届を出し、年金手帳や雇用保険の離職票など受け取った書類を、そのまま新しい会社に渡します。社会保険などの知識がなくて不安を感じる方は、コンサルタントに質問・相談してください。

迷ったら振り出しに戻る

内定後は、手続きの煩雑さなどよりも、メンタル面で迷いが出てしまうことが多いです。優秀な人材ほど職場で熱心な引きとめにあうなど、改めて「転職は正解だったのか」と立ち止まって悩む方も少なくありません。内定をもらうまでは大胆なチャレンジやアピールができていたものが、いざ道が敷かれてみると、いろいろなしがらみが目に入り、断ち切るのが難しく感じられます。

そんなときは初志を思い出すことが大切です。企業への応募前からご自身のキャリアについてじっくり話を交わしている、担当の転職コンサルタントに迷いを相談すればきっと状況を整理してくれます。「自分はなぜ転職するのか」を再確認し、自信を取り戻すことができますので事務的・法律的な面に限らず、気持ちの面でもコンサルタントを上手に活用してください。

入社後も転職の初志を忘れない

新しい会社に入った後も、本来の転職動機を決して忘れないでください。 「転職を果たした」という事実だけで満足してしまう人が見受けられますが、それでは何より自分のためになりません。たとえ新しい職場で予想できなかったマイナス面が見つかったときにも、そればかりに目をとらわれず、初志を思い出して頑張ってください。

入社の心構え、4つの鉄則

自分をもっと生かしたいと転職を決意したからには、新しい会社でしっかりと成果を挙げていくことが大切です。入社が転職のゴールではありません。入社時に必要な心構えとして4つの鉄則をご紹介します。

新しい組織への貢献を第一優先に

第一に念頭においておきたいのは、「新しい組織への貢献を第一優先に考える」ことです。与えられたミッ ションを、迅速かつ高いパフォーマンスでやり遂げることです。しかしたとえ自己実現のための転職であっても、会社はあなたのために存在しているわけではありません。自分が会社の期待通りの能力を発揮するために、現在の環境を改善する必要があったとしても、そのような自己中心的な考えは受け入れられませんし、結果を出していない人間に発言力を与えるほど会社は甘くありません。

いったん前職のことは忘れる

第二に「新しい組織になれるため、いったん前職のことは忘れる」ことである。とりわけ転職した当初に陥りやすい誤りとしては、「ウチの場合」「前の会社では」といった考え方、話し方をしてしまうことが挙げられます。仕事の仕組みや方法論などについて、以前と比較することばかり考えていては、いつまで経っても新しい会社に馴染めません。過去の経験や思い出は自分の心の奥にしまい、新たな前進のために努力をしなければなりません。

信頼関係構築に力を入れる

第三に「新しい組織での信頼関係構築に力を入れる」ことも重要です。色々なことを謙虚に学ぶ姿勢も忘れないことです。なにより大切なのは、最初に「できる奴だ」と思わせることです。入社当初、周囲はあなたに対してお手並み拝見といった気分でいるはずです。この実力の値踏みをされている段階で好印象を与えておけば、その後のコミュニケーションも有利に運びます。いずれにしても信頼関係を築き上げることができるかどうかは、あなたの心がけ次第となります。

転職時のこころざしを忘れない

第四のポイントは「どんな時も転職時のこころざしを忘れない」ことです。 転職という手段を用いたのは何のためなのか、何をめざして新しい会社を選んだのか、将来の夢を叶えるためにいま何をすべきか。こうした自問自答を繰り返しながら、本質的な目標を見失わず、その目標に向かって常に努力をしている自分を実感することです。本来、転職に成功するということは、転職する際に設定した目標が達成されることを意味するのです。

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