内定と承諾手続きの注意点
最終面接を経て、選考に合格すると、求職者の方には内定が通知されます。以下、内定と承諾手続きの手順とポイントを説明いたします。
内定後は慎重な行動する
祝内定!その後が大事
まず選考の上採用が決まると、求職者の方には「内定」として言い渡されます。場合によっては最終面接の直後に企業から直接伝えられることもありますが、通常は人材紹介会社を通じて連絡されます。その後、正式な内定通知としてオファーレター(採用通知書)が書面で渡されます。
このオファーレターには、入社誓約書などの提出書類がセットになっているのが一般的です。内定通知書には職位やポジション、入社予定日など、条件や入社後の待遇が記されていますので、オファーを受ける際には内容を確認し同意の上で、入社誓約書にサイン・捺印してください。記載の期日までに提出し、企業の手続きが完了すれば、入社の運びとなります。
内定通知は必ず書面で受け取り確認
内定手続き時に注意したいポイントとして、内定通知は必ず書面で受け取り、確認することがあげられます。正式な内定はオファーレターとして通達されますが、事前の口頭通知だけで「内定が決定した」と安心する方も多く、実際にオファーレターをもらう前に退職手続きをしてしまった、あるいは入社後に話が違っていたなど、トラブルになることも少なくありません。
意志を固めたうえでサイン
以上の手続きを経て、企業と正式な雇用契約を結ぶことになりますが、入社承諾書にサインをするということは、入社の意思、契約する意志のあることを表します。したがって一旦サインしたものをひるがえすことは、社会的に非常識なことです。内容を十分確認し、自分の意思を固めた上でサインを行い提出してください。
入社前の交渉こそ人材紹介会社に相談
「入社前に条件や待遇面の質問をしたら、内定が取り消しになるのでは?」と心配に思われる方もいますが、そんなことは一切ありません。有給休暇の日数や給与のことなど、尋ねにくい質問や交渉こそ、人材紹介会社を通じて確認してください。入社してから条件が違ったということがないよう、疑問点は事前に担当のコンサルタントに相談してください。