コンサルタントインタビュー 永江 利康(キャリア・デベロプメント・アソシエイツ株式会社 本社)

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キャリア・デベロプメント・アソシエイツ株式会社 本社

ナガエ トシヤス

永江 利康(No.9920)

  • 男性
  • コンサルタント歴11年
  • 東京都出身

    得意な相談

  • 外資系企業
  • エグゼクティブ
  • ミドル層
  • グローバル

Consultant Interview

日本人が世界のビジネスシーンを闊歩する姿を見たい
グローバル志向の求職者を応援するのが私の使命

外資系企業一筋でキャリアを積み重ねる

得意な領域(業種/職種など)は何ですか。

36年間の外資系企業で経験してきた、化学、石油、バイオサイエンス、診断薬、医療機器などの分野が得意です。外資系企業でキャリアアップをされたいという方をご支援することが多いですね。主にCEOや本部長、事業部長などのマネジメント職や営業・マーケティング系のポジションを担当しています。最近は若手マネージャー採用の案件も手掛けています。

なぜコンサルタントをはじめられたのでしょうか。

50代後半で米国系総合化学会社の日本法人社長に就任し、アジア・パシフィック地域の事業部門の統括をしました。その時に気になったのは、日本の社員の多くが引っ込み思案で、海外でグループをリードしたり、ディベートをするスキルが弱かったことです。ですから香港やシンガポール、韓国、インドといった国々の社員と比べて、日本の社員はリージョンの部門ヘッドとなるシニア・ディレクターのポジションにチャレンジする気概が足りない事も気になりました。本来ならば私が部下をもっと育てるべきだったのですが、結局それが充分にできなかった事もあり、長年にわたり忸怩たる思いでした。現役を2005年に終えるに当たって「これからは、グローバルな環境に日本人ももっと適応していかなければいけない。ポテンシャルのある方を支援していきたい」と考えるようになりました。外資系企業でグローバルにチャレンジしたい方へのアドバイスやご支援をすることが、社会に対する恩返しだと思い、コンサルタントをはじめました。

求職者のメンターとして相談に応える

転職支援で印象に残っているお話がございましたらお聞かせください。

外資系企業の日本法人社長、お二人をお世話しました。一人は、私と同じ技術畑の方です。お会いした当初は、私がご紹介したポジションにあまり興味をお持ちではなかったのですが、インタビューを重ねるうちに意欲的になられ、ご紹介したポジションを受け入れていただくことができました。「社内の上層ポジションがつまっていて、外でキャリアアップを目指したほうがよい」と判断されたようです。 もう一人は、以前の仕事で知り合いになった方です。その方は57、58歳で役職定年を迎えたのですが、「このまま窓際族にはなりたくない。自分の強みであるマーケティングの知識を生かして、もう一度頑張ってみたい」と決心され、相談にお越しになりました。お会いした際に、「もう一花咲かせたい」というバイタリティーが伝わってきたことを覚えています。

キャリアコンサルタントとしてのポリシーがあればお聞かせください。

外資系企業にフィットする優秀な方が、グローバルな環境の下でキャリアアップしていけるよう、転職のお手伝いをしたいと思っています。ご本人のキャリア形成の役に立つことができたらうれしいです。私には外資系企業での業務経験やマネジメント経験があります。それらを生かし、化学、石油、バイオサイエンス、診断薬、医療機器分野にフォーカスした人材をご紹介するとともに、求職者のメンターとして相談にお応えいたします。コンサルタントのなかには無理なマッチングをしがちな方もいますが、私は自分が共感できる企業をご紹介することを心掛けています。

キャリアパスを5年スパンで見直すべき

これから転職しようとされている求職者にメッセージがあればお願いします。

三点お伝えしたいと思います。まず一点目は、ご自身のキャリアパスを5年スパンで考えてほしいということです。1年だとスパンが短すぎます。成長の準備期間もあるからです。一般的に担当から課長や部長になるには、10年は掛かります。でも10年のスパンで考えると、あまりにも気の長い話になります。そこで、10年の半分である5年ぐらいでキャリアを見直すのがいいと考えます。節目でキャリアについてしっかりと考えておくべきです。 二点目は、ご自身のコンピテンシーは何かを明確に認識することです。転職するのが「業績が伸びないから」「仕事がうまくいかないから」というエモーショナルな理由ではいけません。「自分のマーケットバリューをこうしたい」という前向きな姿勢で臨んでほしいです。 三点目は、コンサルタントを選ぶ目を持ってほしいということです。世の中には多くのコンサルタントがいます。なかには求職者や採用する企業の状況を度外視して、自らの成績のために無理に入社をすすめようとするコンサルタントも見受けます。良い転職には、良いコンサルタントが欠かせません。そういう信頼のおけるコンサルタントを探すことが大切です。

最後に、休日の過ごし方やオフでこだわっていることがあれば教えてください。

休日には、家庭菜園やゴルフ、トレッキングを楽しんでいます。野菜はもう35年にわたって育てています。野菜も育てることができない人は、人材を育てるのは難しいというのが私の持論です。今も常時10種類くらいは栽培しています。トレッキングもかなり本格的に挑戦しヒマラヤには、5回行きカラパタール(5,500m)、アンナプルナ・ベースキャンプ(4,100m)、ダウラギリ周遊、ムクチナート等に行きました。

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