コンサルタントインタビュー 渡壁 福三(株式会社プロフェッショナルネットワーク 本社)

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株式会社プロフェッショナルネットワーク 本社

ワタカベ フクゾウ

渡壁 福三(No.9244)

  • 男性
  • コンサルタント歴10年
  • 一橋大学 社会学部
  • 大分県出身

    得意な相談

  • 外資系企業
  • シニア層
  • ミドル層

Consultant Interview

まずはヒアリングに徹しながら
求職者の思いを冷静に判断したい

東京しごとセンターで多くの転職者を指導

なぜキャリアコンサルタントを始めようと思ったのですか?

自動車メーカーで、長く人事を担当していました。当時は新卒を中心にした採用を担当していました。その後、関連会社の役員を経て、人材会社に移ります。その一員として東京都しごとセンターに派遣され、就職支援アドバイザーを4年ほど担当しました。 東京都しごとセンターは、若年者からシニアまですべての年齢層の求職者の方を対象とし、個々の適性や状況を踏まえたきめ細かなキャリアカウンセリングを行う施設です。就職活動や就職後に役立つ知識・スキルを習得するための各種セミナーや能力開発、求人情報の提供・職業紹介まで、就職に関して一貫したサービス提供しています。私はここで年間100名ほどの面談をし、30名ほどの転職をお手伝いしていました。先にも述べましたが、東京都しごとセンターに相談にこられる方は、キャリアが大変幅広く、また転職に慣れていない方も多かったので、コンサルタントスキルも鍛えられたと思います。徹底して話を聞くという姿勢の大切さを教えられたように思います。

そして、これらの経験をトータルに活かしたいと考え、プロフェッショナルネットワークに入社しました。業種は自動車、不動産、ビルメンテナンスなどを中心に、支援を行っています。弊社には私の他にも、さまざまなネットワークをもったプロがたくさんいますので、仲間とも連携しながら、求職者に合った仕事を探しています。

何事も押し付けずに、まずは話を傾聴する

キャリアコンサルタントとしてのポリシーがあればお聞かせください。

私が中途採用に関わったのは、東京都しごとセンターが初めての経験でしたが、ここで勉強したことは、何事も押し付けずに話を傾聴する姿勢でした。相談に来られる方の中には、自分が何の仕事に向いているかわからないということで相談される方もいらっしゃいました。そのため、まずは徹底してお話をうかがうことを基本姿勢としていました。人は相手に話すことで冷静になれますし、自分自身を分析する目も生まれてきます。東京しごとセンターでは、それらを実践で学べる場だったと思っています。

キャリアのたな卸しではマインドも併記

これから転職しようとされている求職者にメッセージがあればお願いします。

大事なことは、自分の経験を棚卸して、自身の強み弱みをきちんと把握することだと思います。それも、これから受ける会社に対してアピールできることをイメージしながら、優先順位をつけていくことが大切です。このことを意識していない求職者は多いように思います。

そして、時系列で自分の仕事実績を整理し、社内や取引先から評価されたようなことがあれば、ポイントとして書き加えていきます。そのときに自分はどのような狙いがあったのか、そのときにどのような心境だったのか、といったマインド部分も併記すると、当時の状況がリアルに伝わるかと思います。

また、会社ごとに、職務経歴書を戦略的に書き分けることも意識しておくべきです。相手に評価されると思われる部分を、しっかり詳細に書き込むことが重要です。またフォーカスすべきところを間違えないようにすべきです。これらについては、コンサルタントに相談いただければと思います。

休日の過ごし方やオフでこだわっていることはありますか?

私は運動も趣味も楽しむことが大好きですので、休日にはそれらを実践しています。 休日に気分転換をして、リフレッシュしたうえで、仕事に集中していきたいと思っています。

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