コンサルタントインタビュー 田島 康博(キャリア・デベロプメント・アソシエイツ株式会社 本社)

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キャリア・デベロプメント・アソシエイツ株式会社 本社

タジマ ヤスヒロ

田島 康博(No.11907)

  • 男性
  • コンサルタント歴9年
  • 上智大学 大学院 理工学研究科 電気電子工学専攻
  • 神奈川県出身

    得意な相談

  • 外資系企業
  • ベンチャー企業
  • 大手・上場企業
  • エグゼクティブ
  • ミドル層
  • グローバル

Consultant Interview

全国NO.1コンサルタントの実績を生かし転職を支援
自らが介在する意味を伝える

それぞれが適材適所で活躍できる社会を作りたい

得意な領域(業種/職種など)は何ですか。

製造業界のハイクラス専門職全般が得意です。マネジャーレベルが中心ですが、リーダークラスも手掛けています。職種としては、エンジニア系がメインです。他にも営業・マーケティングや管理部門のポジションも担当しています。外資系と日系の比率は半々くらいでしょうか。

なぜキャリアコンサルタントをはじめられたのでしょうか。

二つの理由が重なってコンサルタントになることを決めました。一つは、新卒で入社した大手電機メーカーの若手エンジニアとして大学を訪問し会社説明を行っていた時に、キャリアの相談に魅力を感じたことです。学生たちがキャリアについて真剣に考えている姿がとても印象に残りました。「こういう会話は価値がある」と思いましたね。二つ目もメーカー在籍時の話ですが、職場にメンタルヘルスの問題を抱えてしまっている方や、優秀な能力があるのに力を発揮できずに評価を得られないままでいる方が多かったのです。それは会社としてもったいない。それぞれが適材適所で活躍できれば、社員も企業ももっと成長できるのではないかという思いがありました。この二つが重なって何かできることがないかとインターネットで検索していたところ、人のキャリアにフォーカスした.コンサルタントという仕事があることを知りました。

コンサルタントとしての存在意義を極めることが自らの使命

転職支援で印象に残っているお話がございましたらお聞かせください。

研究開発の立ち上げ責任者のコンフィデンシャル案件で支援した方のお話です。通常企業は、現場のマネージャーが募集ポジションの年齢や経験内容を設定します。それに従って人事がスクリーニングするため、デジタル的に書類選考で見送りと判断されてしまうことが多々あります。この方もそうでした。ご本人の経験が人事では理解しづらい専門的な内容であったことや、想定していた年齢よりも若干高めだということで、書類選考を通過しなかったのです。でも、私としては納得できませんでした。案件募集に至った根本原因を解消できる理由と、業界では希少な対象者であることを企業側にお伝えし、現場にレポートしてもらったのです。現場の反応は予想通りでした。求めるポジションに最適だと判断され、採用に至りました。うれしかったのは、その方の活躍で数ヵ月後に増員依頼が入ってきたことです。 この方の転職を支援したことで、私は専門職では優秀な方々も選考で見落とされがちであることを知りました。それを機に、我々コンサルタントの支援がいかに重要であるか、そして企業に合う本当に優秀な方が転職することで雇用の創出につながるということを痛感しました。

キャリアコンサルタントとしてのポリシーがあればお聞かせください。

我々が存在する意味がある、ご支援をすることです。私は、今後コンサルタントの淘汰が起きると考えています。転職サイトを自社で持っている会社のコンサルタントか、素晴らしい実績があるコンサルタントのどちらかでなければ、廃れていくのではないかと思うのです。恐らく若手層やスキルを分類しやすいIT業界は、今後AI(人口知能)に移行していきます。そうなると、企業に深く入って情報を入手するとともに、求職者の経験を十分に把握しないと務まらない世界でしかコンサルタントは介在できなくなります。だからこそ、私は面談によって求職者の方の強みを深掘りするようにしています。そこまで徹底して初めて、コンサルタントとしての存在意義を打ち出せるからです。

優秀なエージェントと共に戦うことで結果は変わる

これから転職しようとされている求職者にメッセージがあればお願いします。

最終的に転職するのかどうかにかかわらず、自分の強みや経験を棚卸し、言語化することをお勧めします。世の中のニーズに対してどこに親和性があり、何が不足しているかが明確になるからです。皆さんのキャリアパスを描くために役に立つと思います。また、ご自身の経験を強みとして気づいていない方や、表現方法が間違っているために相手にうまく伝えられていない方が多いように感じます。当然ながら、優秀なエージェントと一緒に戦うことで結果は変わってきます。エージェントによってサービスの質には差がありますから、できれば複数のコンサルタントを使い分けてみることをお勧めします。

最後に、仕事をするうえで、こだわりのツールがあれば教えてください。

コンサルタントとしての原点・初心を忘れたくないので、初めて転職を支援した方からいただいたペンや、元チームメンバーからもらったペン、元同僚が机に貼っていた格言メモなどは今でも使い続けています。見るたびに、「ここから始めたんだな」と思い返しています。

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