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働き方について -  アンケート集計結果  
  調査概要
【人材バンクネット】の会員の方を対象として、「働き方に関するアンケート」を実施いたしました。

有効回答者数: 262名
調査対象期間: 2009年1月9日〜2009年2月5日

貴重なご回答・ご意見をいただきまして誠にありがとうございました。
  調査結果概要
今回のアンケートは、「働き方について」のテーマで調査を行いました。
年次有給休暇の利用状況や目指す働き方などについて詳しくお聞きしました。
【1】
2008年の一年間に年次有給休暇は何日とりましたか?
一年間の年次有給休暇の取得日数は「1〜5日」が40%と最も多く、次いで「0日」が21%、そして「6〜10日」が17%でした。
全体の61%の方が、取得日数が5日以下であり、有給休暇をあまり取得できていないようです。
【2】
2008年取得した年次有給休暇は、主にどのようなことに使いましたか?(複数選択可)
有給休暇の利用目的をお聞きしたところ、「療養・休養」「通院」が多く、続いて「国内旅行」「冠婚葬祭」「趣味・娯楽」となりました。
有給休暇でのんびり好きなことをするというよりは、やむを得ない用事のために取得される方が多いようです。
【3】
正社員で働くことと非正社員で働くことの差は何だと思いますか?(3つまで選択可)
 
正社員で働くことと非正社員で働くことの差についてうかがったところ、「給与」という回答が最も多く、その後「福利厚生」「生活の安定」という回答が続きました。
さらに、現在の雇用形態が正社員の方と、正社員以外の方の回答を比較すると、正社員の方は「生活の安定」と同程度、「責任の重さ・軽さ」を選択されていました。仕事をしながら、正社員としての責任の重さを感じていらっしゃるのかもしれませんね。
【4】
正社員以外での雇用形態で働くことのメリットは何だと思いますか?(3つまで選択可)
 
正社員以外での雇用形態で働くことのメリットの上位は「しがらみがない(36%)」「責任が軽い・気楽(36%)」「辞めやすい(30%)」「転勤・異動がない(28%)」となりました。
現在の雇用形態が正社員の方の回答は「責任が軽い・気楽」・「しがらみがない」・「辞めやすい」が多く、正社員以外の方の回答は「しがらみがない」・「転勤・異動がない」・「責任が軽い・気楽」が多い結果となり、若干の差異が見られました。
【5】
あなたの目指す働き方として、それぞれあてはまるものを選んでください
目指す働き方として、「収入は少ないが労働時間が短い」に対しては、67%の方が「あまりあてはまらない」「全くあてはまらない」を選択されました。不景気の影響により、以前より収入を優先する傾向にあると思われます。
「収入は少ないが精神的な満足感が得られる」については、意見が分かれました。29%の方は「非常にあてはまる」「ややあてはまる」を選択されており、精神的な満足感を収入より重視する方が3割弱いらっしゃることがわかりました。もっとも収入と精神的なものを同じ天秤にかけるのは難しく、「どちらともいえない」という選択が多いのにも頷けます。
「責任は重いが自分の判断で業務を行うことができる」に対しては、74%の方が「非常にあてはまる」「ややあてはまる」を選択されました。
また、「労働時間は長いが資格・スキルを身に付けられる」に対して「非常にあてはまる」「ややあてはまる」の合計が63%、「企業規模は小さいが任せられる業務の範囲が広い」に対して「非常にあてはまる」「ややあてはまる」の合計が70%となりました。
負担が大きくなったとしても、スキルの向上や、仕事に対して自分で判断したり工夫したりする裁量権が与えられている働き方を望む方が多いようです。仕事選びの基準として「やりがい」「充実感」「満足感」など、仕事を通して自己実現できることが重視されていることがわかりました。
【6】
転職するとき、従来型の終身雇用や年功序列といった職能主義と、成果で給与が決まる成果主義
どちらの会社で働きたいですか?
 
「職能主義」と、「成果主義」どちらの会社で働きたいかについてお聞きしたところ、意見が分かれました。
年代による差異はあまり見られず、ご自身の経験や人から聞いた話などから、それぞれそう思われているようです。
「職能主義」「成果主義」それぞれに対して、以下のようなご意見をいただきました。

「職能主義」
  • 成果主義はこりごり
  • 足の引っ張り合いが横行し、落ち着いて仕事ができない
  • 職種によっては成果を判断出来ない業務がある
  • 何でも米国型を真似るのが良いとは思えない
  • ライバルを蹴落としてまでも、地位や収入アップを目指すと言う事に抵抗がある
  • 将来に対して安定・保証を得られる
「成果主義」
  • 実力で評価されたい
  • 成果に対する評価があれば、次の成果につながるよう更なる努力をしようと意欲がわいてくる
  • 仕事量や結果と給与が比例していないとやり甲斐を感じられない
【7】
新卒の3割が3年以内に退職する現状について、どう思いますか?
新卒の3割が3年以内に退職する現状についてお聞きしたところ、以下のようなご意見をいただきました。
  • 企業側にも責任はあるように思います。新卒採用者に企業のキャリアアップ、ステージ目標等を「見える化」してあげなければならないように感じます。
  • 会社を育てることの大切さと、人を育成することの大切さを忘れ、成果主義に走った結果が大きいと思う。目先の利益に惑わされ、人材の育成がおろそかになっている証拠。
  • 自分の将来について明確なビジョンがあるなら問題ないと思います。
  • 「夢」や「希望」の持てる職場が無い
  • 本当にやりたい事がわからない学生が多いため
  • 根拠の無い万能感や我慢の無さがあるのではないかと思う
  • 社内の教育体制や人として面倒を見、育てる風土が欠落している
  • 本当にやりたいことは、いまの仕事を一生懸命やった先に見つかることも多いはずなので、安易にやめてしまうのはよくないと思う。
  • 思いやりの気持ちが崩壊している
  • 会社に育てる仕組みと許容がない反面、新卒も育ててもらって当たり前的な発想がある
【8】
あなたにとって理想の働き方を教えてください
理想の働き方についてお聞きしたところ、以下のようなご意見をいただきました。
  • 自分の仕事に誇りを持てることが一番だと思います。
  • 仕事をプロとして行い、プロとして評価されるように働く。
  • 自分が本当にしたいことができる仕事
  • しっかり働き、しっかり休む。
  • 社会的に意義の大きい仕事に従事し、自分が必要とされていると強く感じられる状況の中で、自分の持つ能力が最大限発揮できているような働き方。
  • 自分の能力を最大限に発揮し、仕事をとおして社会に貢献するような仕事
  • やりがい、報酬のマッチした安心感のある働き方
  • 心身ともに健康で長期に渡り仕事ができ、スキルアップが出来るような環境の中で働きたい
  • 充実した日々をすごせること。
  • やりたいことやって食えること
働き方の多様化が進み、若年層を中心に非正社員比率が急増しています。この背景には、昨今の景気低迷による経費削減で、やむを得ず非正社員となる方が多いということも当然あるでしょう。
ただ、一方で会社に依存しない働き方を求める労働者の意識変化も影響していることを、今回のアンケートで改めて実感しました。
「自分らしさ」「やりがい」「充実感」「満足感」を実感できる仕事で、それに見合った報酬が得られれば、就業形態にはこだわらない。そんな方がますます増えてくるのではないでしょうか。
適切な評価をした上でライフスタイルに合った働き方を認めてくれる企業。そんな企業が今後最も求められているのかもしれませんね。
 
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