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転職サポートについて -  アンケート集計結果  
  調査概要
【人材バンクネット】の会員の方を対象として、「転職サポートに関するアンケート」を実施いたしました。

有効回答者数: 221名
調査対象期間: 2008年11月7日〜2008年11月30日

貴重なご回答・ご意見をいただきまして誠にありがとうございました。
  調査結果概要
転職活動を行ううえで欠かせない情報収集ですが、実際どんなサポートが必要とされているのでしょうか?
転職を考えた時の相談相手やキャリアコンサルタント・転職サイト・セミナーにどのようなサポートを求めているか等の質問を行いました。
【1】
転職活動の際に特に困ったことはありますか?(3つまで選択可)
「自分に合う求人が見つからない」「自分に向いている求人かどうか判断できない」という方が多い結果となりました。
自分に向いている求人かどうかを判断するためには、希望の条件にこだわるだけではなく、十分にキャリアのたな卸しを行い、転職する上で「これだけは譲れない」という優先順位をはっきりさせる必要があると思われます。
【2】
転職活動の際、「こんなサポートがあったらいいのに」と思うことがあったら教えてください(3つまで選択可)
最も多かった「興味のある会社の内部事情の情報提供」を始め、転職に役立つ情報の提供にご要望が集まりました。業界や企業の研究が重要であると認識していらっしゃる方が多いようです。転職後に後悔することのないよう、予め企業の内部事情をよく知るコンサルタントから詳しい情報を聞いて、転職に望みたいものですね。
【3】
転職活動の際、ハローワーク(公共職業安定所)は利用します(していました)か?
転職活動の際、ハローワーク(公共職業安定所)を利用する(していた)という方が61.1%いらっしゃいました。転職サイトや人材紹介会社の利用が広まってきた現在においても、地域密着型のハローワークは身近な存在のようです。
【4】
ハローワーク(公共職業安定所)と民間の人材紹介会社を比較したときに、民間の人材紹介会社に感じるメリットがあったら教えてください。利用経験がなければイメージでも結構です。(複数回答可)
民間の人材紹介会社に感じるメリットとして「求人情報が豊富」「求人情報の質が高い」と、求人情報が充実しているという印象が強いことがわかりました。また、「求人企業との交渉」を選択された方も多数いらっしゃいました。
人材紹介会社は、入社条件の交渉など、内定が出てからも、転職活動をサポートしてくれる心強いパートナーのようですね。
【5】
転職の相談をするとしたら誰に相談したいですか?(複数回答可)
相談相手として「人材紹介会社」「家族」「友人・知人」に回答が集中した結果となりました。転職活動中であるということを、勤務先などに知られたくないであろうということを踏まえると、これは当然の結果かもしれません。
【6】
キャリアコンサルタントに相談するとしたら以下のどの方がいいですか?(複数回答可)
相談したいキャリアコンサルタントについてうかがったところ、「業界に詳しければ年齢・性別は問わない」という回答が最も多く、その後「年上の同性」「興味のある求人担当であれば年齢・性別は問わない」という回答が続きました。業界に詳しいコンサルタントなら、業界動向などの情報や的確なアドバイスを得られると考えられているようです。
また、「年上の同性」を選択された方の理由としては、年上の方だと安心感があり、同性の方だと色々な転職活動上の悩みも相談しやすいとのご意見がありました。
【7】
転職サイトでのサポート・サービスでよくご覧になる内容は何ですか?(複数回答可)
転職サイトでのサポート・サービスでよくご覧になる内容をお聞きしたところ、「求人市況データ」「転職体験者の体験記」「自己分析・適性検査」「職務経歴書の書き方」「転職アドバイザーのコラム」の順となりました。
9割近くの方が求人情報以外のサポート・サービスもよくご覧になるようです。
【8】
参加してみたいセミナーがあったら教えてください(複数回答可)
参加してみたいセミナーは「業界・業種・職種セミナー」が57.5%と最も多い結果となりました。転職のノウハウよりも、むしろ自身の興味のある業界・業種・職種について事前に情報収集したいという方が多いことがわかりました。
今回の調査では、転職活動のサポート・サービスに求められていることは、「情報」に尽きるということを改めて感じました。情報の中身も、興味のある業界や企業の「より詳細な情報」であり、さらに自分にとってその求人が有益か否かなど、客観的判断が求められていることが分かりました。

興味のある業界や企業の情報が事前に収集できれば、相談相手もこだわらない方が多いこと、また、転職サイト内でチェックする情報は、求人市況データや転職経験者の体験記が人気であることが分かりました。ノウハウや考え方よりも実際の活動により近い「生」の情報が求められているようです。

その点、人材紹介会社は、転職市場に出てこない求人情報や、なかなか表に出てこない企業の実態を知っているので、情報収集の手段としても良いサポートになるのではないでしょうか。

転職市場は景気に敏感に反応するため、先々が読みにくい状況が続いています。こんなときこそ、われわれ転職サイトは使命感を持って、タイムリーで活きた情報を皆様に提供していきたいと思います。
 
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