キャリア&転職研究室|魂の仕事人|第25回 株式会社プロダクション I.G代表取締役社長 石川光久-…

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魂の仕事人 第25回 其の五
「仕事」は人生を楽しむために 「夢」は自分以外の誰かのために 本当の勝負はこれから始まる
繰り返し自らを「小さい人間、たいしたことのない人間」と本気で語る石川氏。しかしこれまでの数々の実績、プロダクションI.Gの経営状態を見れば、石川氏が稀代の名プロデューサーにして、名経営者だということは明白である。シリーズ最終回の今回では、そんな石川氏にとっての「仕事」、そして「夢」を聞いた。  
株式会社プロダクション I.G代表取締役社長 石川光久
 

仕事や人生は楽しむためにある

 

 仕事のやりがい? そりゃものすごくありますよ。たまたま偶然、アニメーションの世界に迷い込んだような素人と一緒にみんな命掛けて仕事してくれて、いいものを作り続けてくれてるわけですからね。僕はまずアニメーターや監督をものすごく尊敬してます。この人たちは本当にすごいなと。でもだからこそ厳しく接します。そこは仕事だから。甘えは許されない。やっぱり手を抜いてる人は許せないわけです。

 I.Gで働いている人たちには、今自分が活躍できている範囲が半径5mだとしたら、それを10m、100mというふうに、多くの人たちとどんどん広げていってほしいんですよね。人の輪だよね。その輪を大切にしたい。そうすれば仕事も人生も楽しくなりますよ。

 「仕事や人生は楽しむためにあるもの。だから同じ会社で仕事をやるんだったら楽しくやろうよ」というのが僕のポリシーなんです。少なくとも僕は人生を楽しむために仕事をやってますね。仕事というのは修行ではないので、厳しくするためにやってるわけじゃない。仕事は楽しむべきで、自分だけじゃなくてみんなに楽しんでほしい。せっかく生きているんだから、みんなに楽しんでほしいんですよね。

 だけど、その「楽しさ」はこちらから与えられるものじゃない。あくまで自分で見つけて自分で楽しむことが大事。だから僕は常に、「“あなたが楽しむためにはどうすればいいか、自分で考えてください”というメッセージを社員やクリエイターに投げかけよう」と、自分に言い聞かせているんです。I.Gに集まってきて仕事を楽しめる人は、そこに共感できる人でしょうね。

練習以上のことは試合では出ない
 

 だけど「楽しくやろうぜ」って言っても、なあなあの仲良しサークルのような「楽しく」ではありません。なあなあで取り組んでもいいものは絶対に生まれませんから。だからただ楽しくというのではなく、「厳しさの中の楽しさ」なんです。

 スポーツにたとえると、なあなあの楽しいだけの練習では、試合で絶対に勝てません。練習以上のことは試合では絶対に出ないから。そればかりか練習で出せることでも、試合では10にひとつも出せないと思った方がいい。野球の試合でも偶然ホームランは出ないですよ。試合で1回ホームランを打とうと思ったら、練習で何百回、何千回とホームランを打たないといけないんです。そのたった1回のホームランのために、何百回、何千回の努力が必要なんです。

 試合には勝たなければなりません。負けたら次につながらないから。だから試合に勝ちたいなら、いかに練習で努力するか。それが「厳しさ」。勝つためにはまずその厳しさから逃げない。その厳しさを苦労と思っちゃいけないと思うんです。

楽しいということはただ楽をすることではない。厳しさの中にいかに楽しさを見出せるか。それが勝つために、成長するために必要不可欠──。このポリシーは、幼少期から野球に打ち込み、苦しい練習に耐え、高校時代はキャプテンとして部員を引っ張った経験から培われたものなのだろう。クリエイティブ業界で「試合に勝つ」とは「クオリティの高い作品を作って、ヒットさせる」ということ。難しい「試合」に勝ち続けてきた石川氏にとっては、しかし、仕事も夢も自分のためではなかった──。

働くことによって、夢が見えてくる
 

 自分にとって働くということとは?……(約7秒間の沈黙)……夢が見えてくるってことじゃないですかね。働くことによって夢は見えてきます。他人に与えた仕事で夢が見えてきて、ふくらんできたなって実感しています。

 では僕にとっての「夢」を語るとしたら……うん、それは自分のためじゃなくて誰か他人のために思う願いじゃないかって自分の中で位置づけしています。僕にとって夢とは自分のために叶えるものじゃないんですよね。

夢や願いは他人のために
 

 僕にとっての「夢」や「願い」っていうのは、自分のためじゃないんですよね。他人のことを考えることが本当の夢とか願いなんじゃないかなって思うんです。

 「夢」は自分の力だけではどうにもならないことで、自分を越えたところにあるものだと思っています。例えば兄弟や子供が病気になって余命いくばくもないとなったとき、自分の力ではどうしようもできないですよね。そういうときはなんとか治ってほしいって願うしかないじゃないですか。夢としてね。そういうのが本当の「夢」とか「願い」だと思うんです。

 仕事でも同じ。自分の周りの人間に対して、自分を犠牲にしてまでも幸せになってほしいと願うのが夢。たとえば、あの人をもっと成長させてあげたいから、少々のリスクはおかしてもチャンスを与えたりね。だから自分がやるんじゃなくて、他人に託すんですよ。それが「夢」。チャンスをものにして夢を叶えたらその人自身もハッピーだし、結果的にみんながハッピーになるっていうイメージなんです。

 今はいろんな人にチャンスを与えることで、いろんな人の幸せそうな姿が見られる立場ですが、それが一番うれしいことなんです。

「夢」が沸き起こった人間に「運」もやってくる
 

 自分を犠牲にしてでも他人の幸せを願うという気持ちは、なかなか持てないんじゃないか?確かにそうかもしれませんね。でも僕の場合は物心ついたときから他人を喜ばせたいという気持ちが強かったから、そう思うのは自然なんですよね。

 でも人間って多かれ少なかれ、他人のことを思う心ってもってると思います。そういうふうに思える境地があるから人間っておもしろいなと思います。人間ってのはやさしさも恐さも、暖かさも冷たさも、強さも弱さもみんな合わせ持ってる。みんな裏表にもっているんだと思うんです。

 でもひとつ言えるのは、他人のことを思う「夢」が沸き起こってきた人間にこそ、「運」てやつがやってくるのかなと。それでさらにチャンスが広がって、「夢」と「現実」をうまく両立させているんじゃないかと思いますね。

「自己実現」は目標
 

 逆に自分が望むことっていうのは「目標」ですね。「自己実現」も「目標」ですね。僕にとっては「夢」じゃない。そんなものはたいてい自分が努力すればなんとかなりますよ。なんともならないのは努力が足りないだけで。逆に自分のことだけを追いかけた夢は絶対叶わないと思ってます。

 自己実現という意味でも、10年後の自分を今見たらつまらないと思います。なぜなら今の等身大の自分が設定した目標なんて、10年後の自分にとってはすごく低いから。まず確実に達成できそうな低い目標から設定していきますから。それは当たり前であって、そのとき自分で設定した目標をいかに超えていくか、それが楽しみなんじゃないですか。だから10年前の僕が見た未来のハードルでも、今の状況を考えたらたぶんそれより何倍にも高くなってますよ。5年前、3年前を振り返っても同じです。

今の目標は「かっこよくなりたい」
 

 もちろん僕自身の「目標」もあります。小学生のころは、女子に嫌われてたから「嫌われたくない、普通になりたい」が目標だった。そう思ってると年を取っていくうちに「普通」になってくる。そうすると、今度はかっこいい男になりたいと思ってくるわけです。今48歳の石川の目標は「かっこいい男になりたい」です。

 普通40、50歳になると白髪が目立ってきたり、おなかが出てきますよね(笑)。だけど人としての経験が加われば、この歳になっても後姿がかっこいいなんて思われることも可能なわけですよ。

 だから子供のころは汚い、モテない男でも、そう思い続けて目の前の目標に対して「絶対クリアしてやる」って本気で取り組んでいれば、だんだん、少しずつ成長していくんですよね。それはみんなにチャンスがある。みんなやろうと思えばできることなんですよ。

 
石川氏は経営者としての創造性、革新性などが高く評価され、2003年の「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」の日本代表に選出された(写真は2004年、モナコで開催された世界大会にて。右は奥様/写真提供:プロダクションI.G)
答えはひとつではない
 

 モテないだけじゃなくて、小・中・高校時代は本当に挫折感だらけでした。それは「答えがひとつしかない」からだと思うんですよ。受験勉強なんてその最たるものでしょう? たったひとつの答えのためにいろんなものを犠牲にして頑張らなきゃならない。だから僕は勉強をしなかったんだと思います。特に今の子供たちはかわいそうだと思いますよ。

 仮に受験勉強を頑張って東大などの一流大学に入れたとしても、そこで終わりじゃないですからね。東大に入ったら入ったで、そこでも自分より優秀な人間がたくさんいて、また競争しなきゃならない。そこで少しでもさぼったら東大の中で落ちこぼれになるから努力せざるをえない。考えただけでも嫌ですよね(笑)。それもこれも、答えがひとつだからなんですよ。

 でも社会に出ると全然違います。答えはひとつじゃなくて無数にありますからね。答えだけじゃない。やり方だって無数にある。いろんなやり方があって、いろんな答えがある。それを自由に選んで実行できるところがおもしろいんですよね。

 だから僕は社会に出てからは挫折感を感じたことはないです。苦労した記憶もない。それは自分で立てた目標は全部達成してるから。達成したら苦労じゃなくなりますからね。

働くこと、生きることを心底楽しんでいるように見える石川氏。自分では苦労なんてしたことはないとあっさり言い切るが、第三者から見ればこれまで想像を絶する「苦労」の連続だったに違いない。それでも苦労と思わず、つらいとも感じないのは、アニメ制作のプロデューサー、経営者という仕事が石川氏にとっての「天職」だからなのだろうか。しかし返ってきた答えはまたしても予想外のものだった。

何でも「天職」になる
 

 今の仕事を天職だと思うか? そう自覚したことはないですね。というより、何をやっても天職になると思うんですよ。この業界のこの仕事だから天職っていうよりも、「気持ち」の問題だから。何をやっても天職だと思える自分を創ることが、若いときには大切なのかもしれないですね。たぶん今の仕事に一生懸命になれる人はどんな仕事をやったって天職になりますよ。

 例えば、営業がうまくできず、なかなか結果が出せないときなど、「営業なんて嫌だな、俺はなんで営業なんてやってるんだろう」って思うけど、最初からうまく営業ができる人なんていないですよ。うまくできないそのつらさを楽しさに変えられる人間が、業界・業種・職種を問わず、何をやってもできる人間だと思うんです。

 今、転職が流行ってるようですが、仕事をころころ変えてしまうような人は単なる浮気性なんじゃないですかね。あの仕事がいいんじゃないか、この仕事がいいんじゃないかって、「他人の芝生」がよく見える。それは与えられた今の仕事を精一杯やってないから、他人がよく見えちゃうわけですよ。それで今の仕事を辞めるというのは、間違ってると思いますけどね。

 僕は他人の方がよく見えるなんてことはないです。そもそも僕にとっては「アニメ」が好きだろうが、好きじゃなかろうが全く関係ない。でも一生懸命頑張っていると、天職に思えてくるんですよね。うん、だから問題は自分自身なんですよ。そこさえしっかりしていれば、どんな仕事をやったって変わらないと思います。

仕事に真剣に取り組んでいる人がかっこいい
 

 例えばもし僕がパチンコ屋の店員だったとしても、精一杯働くと思いますよ。いろんなことを考えながらね。

 あるとき友人がすごくいいことを言ったんです。今でも鮮明に覚えているんですが、その友人は、パチンコ屋の駐車場でお客の車を誘導する警備員を指して、「石川、あの人かっこいいだろう。あの人がいるからあれだけスムーズに車が動く。キビキビしててかっこいいだろう」って。そう言われてその警備員を見ると確かにかっこよかったんです。服装も髪の毛もビシッとして、ちゃんと人前に出る格好をして、キビキビ動いてる。50過ぎのおじさんだったんですけど、「あの人がかっこいい」と思ったんです。

 だから「かっこいい」ってのは、「職業」じゃないですよね。どういう気持ち、態度で働いているかっていうことなんですよね。

 もしその警備員が「一流大学を出て、一流企業にいたのに……。本当はこんな仕事ははやりたくないんだけどな」なんて思ってたら、その気持ちが態度に出るから、絶対かっこいいとは思えない。

 でもその警備員はそうじゃなかった。だからその人を見て、「いいなぁ、俺もああいうオヤジになりたい、子供にああいう働く姿を見せたいな」と思ったんですよね。そうすればきっと子供は「あいつは世界一の父ちゃんだ」と思いますよ。

 たぶん自分は死ぬときに、子供や家族にいい親父、かっこいい親父だったなって思われたいんですよね。いくら大企業の重役や社長だっていっても、子供にかっこいい背中を見せられなかったら意味がないですよね。

 職種や役職なんてものは関係ないと思います。むしろリタイヤしてからどういう生き方ができるか、そういう肩書きがなかったとしてもどうやって生きてきたのか、子供達が見るのはたぶんそこじゃないかと思うんです。

 そのために今、頑張らないと。今はとてもかっこいいと思われるような親父じゃないので。かっこいいと思われるためには、今から目標を立てて一つひとつクリアしていかないとね。

趣味は仕事
 

 プライベートに関しては、趣味がないんですよね。でも今はそれでいいと思っています。趣味はいよいよ仕事ができなくなったときに探すのでいいと思うんですね。今のうちに趣味を作っておいた方がいいという人もいますが、趣味なんかヘタに用意しちゃうと、仕事に集中できなくなるような気がして。

 今は何より仕事が楽しいんですよね。だから自分にとって趣味は仕事というか、これ以上楽しいことが今見つからない。だったら仕事を存分にやって、辞めたときに趣味をやればいいかなと思っているんです。

 こんな感じで僕には仕事とプライベートの境はないかもしれませんが、オン/オフはあります。オフは体と心を休めるときです。仕事のこともどこかでは考えているんでしょうけど、仕事以外のことに集中するようにしています。といっても趣味はないので、例えば食事をするときにはおいしく食べることに集中します。おいしいものを食べた後は、ぐっすり寝ることに集中する(笑)。

 やっぱり大事なのは健康であることですよ。健康じゃなかったら仕事も何もできないでしょう。あまり仕事ばかりしてると健康じゃなくなっちゃうから、意識的にオン/オフを作ることで調整しています。

 あとはあまり深刻に悩まないことですね(笑)。悩んだってしょうがないからね、あはは(笑)。

仕事が趣味と言い切るほど仕事に没頭しているが、かといって仕事一辺倒でもなく、きっちりオフも作り、心底楽しんでいる。この絶妙なバランス感覚が、コンスタントに世界から賞賛を浴びる作品を世に送り出し、有能な人材が自然と集まってくるクリエイター梁山泊とも呼ぶべき会社を作り上げ、長期間率いてこられた理由のひとつなのだろう。そして現在も、石川氏の目はやはり「今、ここ」だけを見つめていた。

とにかく「今、この瞬間」が大事
 

 すべては「今」なんですよね。この仕事をしてきてよかったなと思う瞬間も「今」です。過去のことは全部忘れますから。過去にいくらいいことがあったって、そんなの関係ない。大事なのは「今がどうか」、「今、どうあるべきか」ですよ。20代だったら20代の今のことを考えればいいんです。すべては「今」ですよ。

 過去を振り返って、「20代はよかったな、30代はよかったな」っていうのはみっともないと思います。それはかっこ悪い。「今」がかっこいいかどうか。そこですよ。「今」を楽しめるってことが「次」につながるんです。

可能な限り現役でいたい
 

 よくプロ野球選手が現役を引退したときに、マスコミが「これから第2の人生は〜」って言うけど、それは違うと思うんです。人生に第1も第2もなくて、ずっとつながってるんですよね。プロ野球選手も精一杯野球をやっていれば、次の人生が見えてくるってことを言いたいんです。

 野球しかやったことのない野球バカだから、野球を辞めた後は何にもできないってことはないと思います。野球ってチームワークだから、一生懸命野球をやってれば他人の気持ちがわかるようになる。それは一般社会に出たときにだって十分生かせるんですよ。

 プロ野球から引退して今が50歳だったら、野球選手だったときじゃなくて、「今、何をやってるか」を常に考える。現役時代の方がよかったという人は、大した現役生活じゃなかったってことだと思います。野球を辞めた今も現役だと思える人が、その後の人生でも輝けるんですよ。長嶋さんや王さんだって、今、輝いてると思います。病気になったって、今でも現役だと思ってると思いますよ。

 今、現役だと思っているからこそ、チャンスがあるんです。だから、今これからやろうとしていることはすべて、これまでに経験してきたことがあってこそ。だからその先に楽しいと思うことが見えているんです。楽しいと思えるのは、将来に向かう目標があるからこそなんですよ。もうそれだけに向かってもいいんじゃないですか? だから僕も常に現役でいたい。この先、可能な限り現役でいたいと思っています。

勝負はこれから
 

 I.G設立からこれまで3回ほど勝負どころがあったと言いましたが(インタビュー其の二を参照)、最後の3回目は今です。アイジー設立から20年経った今が勝負どころだと思っています。

 そう思うとまさに今は、これまで勝負してきたことの延長線上にあるんですよ。言い替えれば、これまで勝負だと思っていたことはすべて、今、勝負するための練習だったんじゃないかと思うんです。そういう意味ではこれまで勝負してきたことなんて実はなくて、本当の勝負はこれから始まるんじゃないかって気がしています。


 
2007.8.20リリース 1.普通が夢だった少年時代
2007.8.27リリース 2.悔しさから独立 世界のI.Gが産声を上げた
2007.9.3リリース 3.下請けからの脱皮を決意 アニメビジネスを変えた
2007.9.10リリース 4.経営者、プロデューサーとしての仕事の醍醐味
2007.9.17リリース 5.夢は他人のため 目標は自分のため

プロフィール

いしかわ・みつひさ

1958年東京都生まれ。アニメーション制作会社「タツノコ・プロダクション」で制作進行、プロデューサーを経て、1987年、フリープロデューサーとして独立。同年末、アニメーション制作会社・有限会社「アイジー・タツノコ」を設立、代表取締役社長に就任。2007年の今年で独立20周年を迎える。

『機動警察パトレイバー』シリーズなどで着実に業界内外での足場を固めつつ、1993年社名を「プロダクション・アイジー」に変更。

以降、いち制作プロダクションとしては異例の作品への出資や、ファイナンス会社の設立、海外法人の設立、ハリウッドのメジャー映画会社との直接交渉など、業界の常識を打ち破る方策を次々と実施。下請けから元請、出資者側へとステップアップを果たすだけではなく、アニメーションビジネスのスキームそのものを変える。

制作会社としても『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や『イノセンス』などハイクオリティな作品を次々とリリース、世界中から高い評価を得、世界的認知度が高い企業に成長させた。

2004年には「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」の日本代表に選出されるほか、東京大学の特任教授に就任。2005年にはジャスダックに上場を果たす。

2008年には押井守監督最新作『スカイ・クロラ』の公開が予定されている

【関係リンク】

■プロダクションI.G
■石川社長メッセージ
■石川光久の「だから、なんなんだ!? ええじゃないか!!」
■『スカイ・クロラ』

 
押井守監督の最新作『スカイ・クロラThe Sky Crawlers』2008年公開決定!
 
『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』
クリックで拡大

プロダクションI.Gの石川社長が「新生I.G元年の作品」と位置付け、世界の押井守監督が「今を生きる若い人たちに向けて、伝えたいことがある」という真摯な思いから製作スタートした作品。2008年公開予定。お見逃しなく!

『スカイ・クロラ
The Sky Crawlers』公式サイト

日本テレビ、プロダクション I.G 提携作品
2008年公開決定
原作:森 博嗣「スカイ・クロラ」シリーズ (中央公論新社刊)
監督:押井 守
脚本:伊藤ちひろ
音楽:川井憲次
制作:プロダクション I.G
配給:ワーナー・ブラザース映画
森 博嗣/「スカイ・クロラ」製作委員会

 
 
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日経BPのWebサイト上で「アニメビジネスを変えた男」と題して連載されていた石川社長インタビューシリーズに大幅加筆されて出版された一冊。石川氏本人に加え押井守監督や周辺人物の取材により、石川氏の人となりが多方面から丹念に描かれている。

 
 
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第26回 プロ棋士・瀬川晶司氏インタビューへ

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