転職動機が分かりやすく書かれていた点が好印象
近藤さんにスカウトメールを送らせていただいたのは、今回ご紹介した企業が求める条件に、職務経験、キャリア志向がマッチしていそうだと思ったからです。技術職の場合はまず「何ができるか」が最重要項目ですから。近藤さんはベンダーの業務系SEとしての経験が基盤としてあり、その上に社内SEとしての外部との折衝経験等がありました。それに加え、これまでの経験を活かして更にキャリアアップを目指したいという点が、今回のIT監査という仕事にぴったりだと思ったのです。
キャリアシートでは職務内容がわかりやすく簡潔に書かれていた点と、転職理由の欄で今回の転職に踏み切った動機や経緯が正直に分かりやすく書かれていた点がよかったと思います。また、転職市場におけるご自分の強み・弱みをよく理解していらっしゃったことも好印象でしたね。
さらに実際にお会いしてみて、近藤さんの評価はより高まりました。こちらの質問に的確に答え、かつ、積極的にご自身の意向・希望を簡潔に説明していただいたからです。また人当たりもとても柔らかく、コミュニケーション能力の高い魅力的な方だと感じました。書類選考が通れば面接官の好印象は必ず得られるだろうと確信していました。
面談では仕事と生活を通じてより満足度の高い人生を送るためには、こういうキャリアプラン・こういう会社・職種が良いのではないか、という感じでご提案しました。
特に既婚女性の場合は、出産や育児などこれからの人生のことをよく検討した上で会社や仕事を選ぶ必要がありますからね。今回もそういった見地から、近藤さんにとってより良さそうだと思われるご提案をしたつもりです。
応募書類の書き方や面接ではどの業務をアピールするのがより効果的かなどをアドバイスしました。これまで近藤さんが入社した監査法人には20人くらいの紹介実績があるので、今回も無事入社できて私としてもうれしかったです。
また、応募のタイミングも良かったと思います。未経験の職種へのチャレンジでしたが、ちょうど企業側も人材採用に力を入れていた時期だったので。
正直に、ありのまま書くべし!
コンサルタントが好印象をもつキャリアシートの書き方としては、まず「これまで何を経験してきて、何ができるか」をありのままに正直に書くことです。中にはあまり深いところまで経験していない仕事でもさも経験豊富のように書く人や、実際の能力以上に自分を大きく見せようと書く人もいますが、これまで何百、何千とキャリアシートを見ているコンサルタントが見ればひと目で見抜かれます。
また、希望年収が高すぎる人。現在年収が400万円なのに、希望年収800万円などと書いている人には、スカウトメールを送る気になりません。
これまでの自分の経験を冷静に振り返って、何ができるか、やりたいことのためにどのような努力ができるかを謙虚に正直に書くことが大切だと思います。 |