| 法務の求人は、年間を通じていつも人を探しているのではなく、担当者の退職など欠員補充として出てくることが多いんです。今回は、企業から「法務マネジャーを募集したい」との話が来たので、匿名スカウトに登録している人の中から候補者を探し、木村さんにスカウトメールを打ちました。
木村さんのキャリアシートは要点が箇条書きになっていたので、「何ができて何が得意なのか」がぱっと把握できました。確かに、転職回数の多さ――ここ3年、毎年会社を変わっていることは気になりましたが、米国の弁護士資格を持っている、外国語2カ国語が堪能などを考えると「これだけ熱心に勉強してきた人なんだから、最近の頻繁な転職には何か理由があるのだろう」と思いました。面談で退職理由や今回の転職の目的を伺い、「こういう理由なら企業も納得してくれるだろう」と思い、紹介しました。
転職回数が多くても、「こんな目的で転職したけれど、こんな理由で辞めた」をしっかり話すことができれば、納得してくれる企業は確実にあるのです。これまでのキャリアの軌跡に自分なりの筋道が通っているなら、なんとかなるものです。
失敗転職を未然に防ぐためには、内定後の不安をコンサルタントに率直に伝えることも大切です。「懸念点がある」と求職者からの訴えがあった場合、内定の返事をする前に、上司や同僚になる人とざっくばらんに話ができる場をセッティングし、納得のいくまで話をしてもらうようにしています。その上で、内定を断わってもいいんです。納得の転職を実現するために、ぜひ遠慮せず、コンサルタントを活用してみてください。
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