結論からいえば、働いたものであればすべて、アルバイトや派遣社員のキャリアも書くようにおすすめしています。勤務期間が短いものでも、それを書かなかったために職務経歴書に大きなブランクできてしまうなら、採用担当者に「何もしていなかった」と思われないためにも、「飲食店でアルバイト」「事務の派遣」などのように、簡単に書くとよいでしょう。もしも、司法試験など資格取得に挑戦しながらアルバイトをしていた場合は、「勉強しながらアルバイトしていた」と書いた方がいいですね。
職務経歴書でもっとも大切なことは、採用担当者にとって読みやすいこと。そのため、携わった業務を箇条書きで書いたあと、それについてあなたが重視してきたことや気をつけてきたこと、それによって生まれた実績について、書き添えるといいと思います。また、「働く上でのコミュニケーションをうまくとってきた」とか、「気がついたことは何でもやってきた」などのアピールもどんどん書きましょう。アルバイトでも重要な仕事を任されていたのであれば、積極的にアピールするべき。自分のアピールポイントを、志望している企業が求めるものあわせてふくらませ、採用担当者が読んだ時、「会ってみたい」と思わせるように書くのがポイントなのです。
ちなみに、人材バンクを利用されている場合、担当コンサルタントは、志望する企業が採用活動において重視していることなどを知っているので、そこから、あなたに合わせたアドバイスも多くできると思います。人材バンクもどんどん活用していただきたいですね。 |