結論から言えば応募するだけはしてみた方がいいでしょう。ただし、年齢制限を設けているのは、企業側に理由があるからで、○歳位であれば超えていてもOKというものでもありません。
年齢制限を設けている理由は、募集する企業によってさまざまです。企業内の年齢構成のバランス、職務内容などそれ相応の事情があってのこと。その事情を企業がどの程度重視するかで違ってきます。
そういう意味では直接応募よりも人材バンクを経由しての応募の方が、その辺の見極めは判断しやすいですね。なぜならコンサルタントは応募企業の社内事情に精通している場合が多いからです。年齢制限を○歳とする理由などが分かっていると、オーバーしていても採用となる可能性はあるかどうかの判断がつきやすいからです。直接応募の場合は応募してみないことにはわかりません。
そもそも採用は年齢だけで決まるものではありません。企業は応募者の経験年数、実績などのキャリアや、希望年収、人柄などトータル的に「ウチに必要な人材かどうか」を判断して採用するわけです。年齢はそのひとつの要素にすぎません。よって、年齢以外のすべての要素を満たしていれば、多少年齢がオーバーしていても採用になる場合もあります。実際に、35歳までの求人案件に42歳の方が採用されたケースもあります。ただし、これはあくまでひとつの例ですから、全ての求人案件について、6〜7歳上の求職者が応募しても採用となるわけではありません。
また、加えて現在、転職市場は景気の高揚を背景に求職者の売り手市場に移行しているので、その点も有利な材料になるかもしれませんね。 |