単なるあこがれや思いつき、受け売りではなく、オリジナリティの高い内容。そんな志望動機であれば、採用担当者が「会ってみたい」と思うでしょう。では、どうすればオリジナリティが出せるのでしょうか?
企業を志望する理由は、人によって異なるはずです。たとえば企業が製作している商品への思い入れから志望する人もいるでしょうし、インターネットや雑誌、知人の話などから業務内容を知って、興味を持つ人もいるかもしれません。人材バンクを利用した場合は、コンサルタントから紹介されて初めて知ったということも多いでしょうが、その場合でも、紹介されてから自分なりに調べるうちに、魅力を感じる部分が出てくるのではないかと思います。
いずれにしても、志望する企業に引かれた理由を考えて、自分の経験や感じたことなど、具体的なエピソードを盛り込めば、オリジナリティのある志望動機が作れるでしょう。同時に、「志望している企業が、自分のキャリアアップをはかるために、いかにふさわしいか」が、採用担当者に伝われば申し分ありません。
もっともよくないのが、会社のパンフレットに書かれている会社の特徴を丸暗記し、それを志望動機とするものです。受け売りであることはすぐにわかりますし、なによりも企業に志望する熱意に欠けますよね。
具体的な志望動機の書き方は、「志望する業種、職種へのこだわりや、その仕事につきたい理由」と、「なぜ、その企業を希望しているのか」の二本立てで構成すると、採用担当者にもわかりやすく、アピールしやすいと思います。 |