まず履歴書や職務経歴書が通り一遍の味気ないものであれば、書類選考の段階でマジメ、悪く言うと面白味がなく、つまらない人に思われてしまう可能性があります。書類も見た目的に創意工夫をして、オリジナリティを感じてもらえるようなつくりにすれば少しは違ってくるかもしれません。
また服装も重要です。白いシャツに硬い印象のリクルートスーツの服装も「融通の利かなさ」に拍車をかけている恐れがあります。例えば淡いブルーやストライプ系のシャツに、シャツの色目を含んだレジメンタルタイ(ストライプ系のネクタイ)等をコーディネイトしてみて下さい。あくまでもコンサバティブな路線ですが、ちょっと工夫してインナーを変えるだけで随分印象が変わりますよ。
肝心なのは、面接時での対応ですね。堅い表情でステレオタイプな受け答えしかできなければ「融通が利かない」「対応力に欠ける」と思われるかもしれません。また、答える内容に加えて、答え方も重要です。あなたは能面みたいな顔で受け答えしていませんか? もっと表情豊かに答えたり、身振り手振りを交えて感情を込めて伝えるなどすればいいと思いますよ。特に笑顔を自然に出せるように普段から鏡の前で練習をしてみましょう。また知り合いなどに頼んで面接の練習をしてみて、他人から自分がどう見えるのかを教えてもらうことも有効です。
特に事務職の場合、マジメさはひとつの強力な売りになるので、マジメに思われることは全然悪いことではありません。それをさらにプラスにするには、「笑顔」で自分をフランクに語れるようになればいいと思いますよ。頑張ってください。 |