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自動車・住宅業界で活躍した伝説のトップ営業マンが自身の経験をもとに"売れる営業"の極意を伝授。営業スキル・思考法から転職活動のヒントまで、新時代の営業マンに求められる条件・成功テクニックをお伝えします |
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第29回 今、企業が求める「市場価値の高い営業マン」
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・ 企業は力のある営業マンを求めている。 |
・ 営業マンにもいろいろな生き方がある。自分に合った生き方を選べ。 |
・ 「市場価値」 の高い営業マンになれ。 |
作家の村上龍さんが、「13歳のハローワーク」 「会社人間の死と再生」 などの著書で呼びかけるのは、「一人一人が自ら考えることだ」
と言っています。
このことは、21世紀に活躍できる営業マンを目指す我々にとっても言えることなのではないでしょうか。
失われた10年と言われ、平成不況が続き、構造改革が叫ばれ、もたれあいの風土・秩序が崩れつつあります。これは個人と組織の関係においても同様です。現在
「自立した個人が競争していく時代だ」 という意識が、ビジネス社会に広がっています。
それは、「市場価値の高い営業マンなる」 ということを目標に、自立した個人が 「自ら考える仕事観」 を持って行動する必要がある、ということです。
“ どんな成功スタイルの営業マンを目指すか ” |
“ どんな哲学を持った営業マンを目指すか ” |
「市場価値の高い営業マン」を目指すみなさんには、「営業マネジャー」 か 「起業家」 になっている10年後の自分の姿を想像してほしいと思います。目標をつくることは大切なのです。「他業種でも通用する営業マンになって、年収アップを図りたい」
という営業マンに、筆者は大いに賛成します。
利益を上げられる営業マンは他社からも望まれます。これは 「営業マン冥利に尽きる」 ありがたいことなのです。
また、「ビジネスで役立つ資格を取りたい」 「自分で会社を起こしたい」 ということは多くの若手営業マンの関心事でしょう。そのためにも、若手営業マンには目標が必要なのです。突然リストラの嵐が吹き荒れたとき、「転職しても自分の営業力が他社で通用するか不安だ」
と嘆く営業マンには、誰だってなりたくはありませんよね。
現在はまだまだ業績不振の企業が数多くあります。企業は必死になって売上低迷から生き残る道を模索しています。そしてそのような企業の第一線を担うのは営業マンです。サッカーでいえばフォワードです。現在は、「突破力のあるフォワード」
が求められている時代といえるでしょう。
今、最も求められていのは、営業マンの「安値に負けない営業力」 「お客様の気持ちがわかる力(顧客心理学)」 「目の前に現れた商談を確実にモノにする契約力」
です。企業は営業のスペシャリストを求めているのです。勝ちパターンに入った営業マンは、商談をするたびに営業力が磨かれ、人間的にも成長していきます。その結果、周りからも認められるようになり、営業マンはますます自信が出てきます。
契約が取れる商品知識、見極め術、顧客心理理解力、提案力、コンサルティング力、契約力。これらを持った営業マンは 「市場価値」 が高いのです。
企業は営業力強化による現状打破に期待し、売れる営業マンに期待しています。つまり、力のある営業マンを求めているのです。
企業は今、一人一人の営業マンに期待しているのです。多くの会社が実力ある営業の人材を求めています。
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2004.04.06 update
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