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「どうやって書けばいいのか
分からない」
「書類選考で落とされる理由がわからない」——。

職務経歴書で悩んでいる人、大集合!

職務経歴書の書き方をプロが直接指南します。さてさて今回の相談者のお悩みは・・・・・・

第31回のお悩み 転職回数の多さと在職期間の短さで悩んでいます 37歳/女性/派遣社員編
今回の相談者   今回の所長
相談者北川景子さん(仮名)

ビジネス系の専門学校を卒業後、10社(派遣含む)で事務職を経験。転職回数が多く、1社の在職期間も短いので、どのようにまとめればいいかお悩み中。また、職務もほとんどが一般事務なので、どうアピールしていいかわからないという。

 
所長K.Tさん

キャリア・コンサルタント。個人を対象にしたキャリア形成および転職支援コンサルティングのほか、 企業向けの人材育成コンサルティングで多数の実績を有している。また、現場においてもキャリア気付き研修のファシリテーターや能力開発トレーナーとして活躍。
●産業カウンセラー
●NPO法人日本キャリアカウンセリング研究会会員

     
 
プロフィール
お悩みポイント
その1   在職期間の短いものも含めて、経験社数をすべて記載しなくてはならない?
その2   転職回数の多さを欠点に感じさせない書き方は?
その3   成果をアピールしづらい職務の場合のアピール方法
before 北川さんの職務経歴書
before 北川さんの職務経歴書
 ↑クリックで拡大します
 
 
NGポイント 
NG1 全体
  • 職務経歴書は2枚にまとめるのが基本。1枚目に職務経歴、2枚目に志望動機、自己PRを書く
  • ぱっと見で、何ができるのかがわからない
NG2   職務経歴
  • 在籍した会社、派遣先企業をすべて列記する必要はないし、列記しただけでは売りとなる能力・スキルがわからない
NG3   資格
  • ただ列記するだけではなく、よりアピールするように工夫
 
 
アドバイスを元に作り直した職務経歴書はこちら
 
アドバイスを元に作り直した職務経歴書
・	「職務領域」「業務内容」「習得したこと・心掛けたこと」の3列に分けることによって、これまで経験してきた仕事と身につけたことが一目瞭然となった
・箇条書きにすることで、経験業務が把握しやすくなった ・仕事に対する心掛けを書くことでスキル以外の部分がアピールできて好印象!
応募先企業の理念に共感した上で、意気込みを語っている点がgood!
各PRに小見出しを立てることで、わかりやすさと見た目のアピール度アップ! 読む側の興味もよりそそられる
K.T所長 K.T所長 北川さん

北川さん

 
会社ごとに書くのではなく職務別に書く
北川さん

私はこれまで派遣社員として働いてきたのですが、年齢的なこともあるしそろそろ正社員になりたいと思っています。でもこれまで派遣先企業を含めて10社で一般事務の仕事をしてきて、次が11社目なんです。中には在職期間が2カ月の会社もあって、転職回数の多さと在職期間の短さのせいか、これまで300社に応募しましたが、ほとんど書類選考で落とされてしまいます。どのように書けばよいのでしょうか?

K.T所長

まず、現状の職務経歴書のように、これまで在籍、及び派遣された会社をすべて書く必要はありません。会社ごとに羅列するだけだと、ぱっと見で「転職回数が多い」というマイナスイメージが強くなってしまいます。また、どんな仕事を経験してきて、どんなことができるのかがわからないので、時系列・会社別に書くのではなく、職務領域職務内容別にまとめましょう。そうすれば1枚にまとまります。もう1枚に自己PRと志望動機を書きましょう。

北川さん

なるほど。会社ごとに全部書かなくてもいいんですね。あと、もうひとつ悩んでいるのが、これまで私が経験してきた仕事はほとんどが一般事務なんです。営業や専門職のように数字や成果でアピールできないのですが、どうすればいいでしょうか?

K.T所長

事務といってもいろいろありますよね。営業的な事務なのか、経理的な事務なのか、総務的な事務なのか。まずは事務の種類で一番自信のある仕事を一番前にもってきてアピールしましょう。

北川さん

でも私の経験してきたことは庶務的な一般事務で、あまりアピールできることがみつからないんですが……。

K.T所長

いやいや。そんなことはないと思いますよ。事務でも20年近く経験してくれば何かあなたならではの強みが必ずあるはずです。よ〜く思い出してみてください。職務経歴書で重要なのは「経験してきたこと・経験から得たものを相手にどううまく伝えるか」です。ここをしっかり掘り起こすことが基本です。

北川さん

わかりました。思い出してみます。

K.T所長

職務領域は事務、職務内容でさらに仕事の内容を細分化する。そうすればまず事務を長年経験してきたベテランということがアピールできるし、どんな事務仕事ができるのかも一目瞭然になります。また、仕事そのものでアピールしづらい場合、仕事に取り組む上で心がけてきたことや、その仕事を通して身につけたことを別枠に記載するのも効果的です。

北川さん

なるほど。これならアピール度は格段にアップしますね。

K.T所長

職務経歴書を見る人はあなたのことを何も知りません。よって、自分はどんな仕事をしてきて、どんな気持ちで取り組んできて、どんな能力を身につけたかをひと目でわかるようにアピールすることが肝要なのです。

 
転職歴の多さを逆手に取る
北川さん

よくわかりました。では効果的な自己PRの書き方を教えてください。

K.T所長

自己PRではヒューマンスキル的な部分をまずアピールしましょう。例えば、北川さんはこれまでさまざまな会社を経験してきたことで、いろんなタイプの人とうまくコミュニケーションがとれるのではないでしょうか。

北川さん

そういわれればそうですね。これまでいろんな会社でいろんな人と仕事をしてきたのでたいていの人とはうまくやれる自信はあります。

K.T所長

対人能力の高さは企業が重視するヒューマンスキルのひとつです。そこをアピールするのです。つまり転職回数が多いことを逆手に取るのです。それに加え、派遣で働いてきた理由を書いてみてはいかがでしょうか。決して、これまで何も考えずに流されてきたわけではないということをアピールしましょう。

北川さん

なるほど。志望動機の書き方のコツってあるでしょうか?

K.T所長

まず入社を希望する会社のことを徹底的に調べることです。その上で、なぜその会社に入りたいかを熱意を込めて書きましょう。そして入ってからの前向きな姿勢も忘れずにアピールしましょう。ここでは正社員になりたい理由はあえて書かず、これまでやってきたことを自信をもってアピールするという方向でいくのがいいと思いますよ。

北川さん

わかりました。頑張って書いてみます。ありがとうございました。

今回のポイント
 
その1   これまで経験してきた業務を
まずは徹底的に洗い出そう
その2   仕事に取り組む上で心がけたこと
仕事を通して身につけたことをアピールしよう
その3   自己PRや志望動機では弱気は禁物
自信をもって書こう
   
OK総評

派遣社員としての勤務が長い場合、職務経歴書にその間の内容をどのように書けばいいのかという相談がよくあります。職務経歴書はあくまで経験した職務内容・業績や身につけたスキルを整理する書類ですから、雇用形態は関係ありません。派遣であろうとなかろうと業務を通じてどのようなスキルを習得し、どのような形で会社に貢献してきたのかがわかることがまずは大切です。

 

 

 
眼からウロコの感想

今まで、ハローワークの再就職プランナーや就職支援セミナーで添削していただきましたが、職務経歴書がここまで変わることに驚きました。年齢や派遣社員の転職回数の多さから、たくさん記入しなければいけないと思い、全部明記しておりましたが、相手に伝わるメリハリのある文書にすることの大切さを学び、また、会社名ではなく、職務で分けることに変更後、一般事務からこんなにアピールできることを再確認しました。

K・T先生のご指摘に「派遣社員で誇りを持ちやってきたことを記入し、志望の会社に入りたいことを示す」、「転職回数の多さ=環境適応力があること」も私自身、様々な職業に向き合って来た事、そこで得られた点を見つめ直す事ができました。過去の自分を否定せずに、これからの転職活動に向けて頑張っていこうと思います。相談を受けてよかったです。 貴重なアドバイスをありがとうございました。

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