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「どうやって書けばいいのか
分からない」
「書類選考で落とされる理由がわからない」——。

職務経歴書で悩んでいる人、大集合!

職務経歴書の書き方をプロが直接指南します。さてさて今回の相談者のお悩みは・・・・・・

第15回のお悩み 自分に興味をもってもらえる経歴書の書き方って? 29歳男性編
今回の相談者   今回の所長
今井さん今井 龍さん(仮名)

29歳男性。専門学校卒業後、ニューヨークに渡り、現地のアパレル企業に3年間勤務。帰国後、オリジナルブランドを立ち上げるも、仕事の幅を広げたいと転職を決意。しかし希望職種で苦戦が続きお悩み中。

 
所長K.Tさん

キャリア・コンサルタント。個人を対象にしたキャリア形成および転職支援コンサルティングのほか、 企業向けの人材育成コンサルティングで多数の実績を有している。また、現場においてもキャリア気付き研修のファシリテーターや能力開発トレーナーとして活躍。
●産業カウンセラー
●NPO法人日本キャリアカウンセリング研究会会員

     
 
プロフィール
お悩みポイント
その1   職務経歴書を作成するのが初めてで、どのようにまとめればよいのかわからない
その2   ディレクター業務を希望していることを、職務経歴書でうまくアピールできない
その3   志望動機・自己PRの作成方法がわからない
before 今井さんの職務経歴書
before 今井さんの職務経歴書
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NGポイント 
NG1
  • 職務経歴は1枚にまとめた方がわかりやすい
NG2  
  • 文字の書体や大きさ・太さを変えるなどして、もう少しメリハリがほしい
NG3  
  • 時系列に沿っていろいろな職務内容が書かれているため、散漫な印象を与える
  • 希望職種に絞った方がアピール度は高くなる
  • 全体的に抽象的すぎる。これまで手がけてきたプロジェクト事例を2〜3入れて、具体性を出して
NG4  
  • クリエイティブ系の職種は、「これまで何をやってきたか」が重要。無理に、企業ごとに職務内容をまとめなくてもよい
NG5  
  • 志望動機、自己PRは必ず書く。自分の言葉でまとめると、オリジナリティが出てgood!
  • 語学やPCなどのスキルがあれば、まとめて書く
 
 
 
アドバイスを元に作り直した職務経歴書はこちら
 
アドバイスを元に作り直した職務経歴書
職務経歴が職務別に1枚にまとめられ、全体的にスッキリと読みやすくなった
「仕事に対する取り組み」と「私ができること」で、できることや成果が一目でわかる
派遣の仕事が一箇所にまとめられてわかりやすい
「私がやりたいこと」欄を読むと、西村さんのこれからの目標もわかり好印象
なぜ入社したいのか、エピソードを織り交ぜ具体的に書かれていてgood!

K.T所長 K.T所長 今井さん 今井さん
 
目指す職種に絞って、過去の仕事内容を具体的にまとめるべし
K.T所長 (職務経歴書を見ながら)デザインや企画提案……いろいろご経験されているようですが、今井さんの中では何を目指したいのか、はっきりしているのでしょうか?
今井さん ディレクターとしてスキルを磨いて活躍したいと思っています。でもこれまで人材バンクから紹介された仕事はデザイナーが多くて……。デザイナーがイヤではないのですが一番やりたいことは、デザイナーやパタンナー、生産工場などいろいろなプロをまとめながら、企画を実現させるディレクションなんです。
K.T所長 なるほど。でもこの職務経歴書だと、今井さんはデザイナーなのかな、という印象を持たれてしまうかもしれませんね。
今井さん どうすればいいのでしょうか?
K.T所長 まずはこれまでやって来られた仕事の中から、ディレクション業務だけに絞り、まとめてみましょう。
今井さん デザインとか、ほかの仕事には触れなくてもいいのでしょうか?
K.T所長 ええ。デザインやほかのことを書くと、今井さんが何をやりたいのかが伝わりにくくなる危険性が高いんですよ。だからディレクションをやりたいなら、それに絞った方がいい。これまでを振り返って、自信のある仕事や充実していたプロジェクトから、2〜3抜き出して、内容について具体的に書いてみて下さい。誰に何をどう企画し、誰を使い、どういう結果が生まれたのか。どんなコンセプトで、どういう流れで作り、費用はどのくらいかかったのか。つまり5W1Hをきちんと明記してまとめるんです。要は、全体のリーダーシップを含め、今井さんがどんな風にディレクションに携わってきたのかが、相手に伝わることが大切なんです。
今井さん なるほど……。
K.T所長 職務経歴書は表の形にして2つに分けましょう。まず「ディレクション業務」として、さっき説明した具体的なディレクション業務を、「事例1」「事例2」としてここに書いて下さい。そしてこれに連動させる形でもう一つの表には、自分が今後やっていきたい仕事できる仕事を書いていく。そうすると職務経歴書を見た時に、「こんな経験があるからこういうことができるのか」と採用担当者が一目でわかるわけです。

職務経歴書は「私という人間はこういう商品です」という企画書のようなものなんです。最初の表は今井さんという商品価値を出すところ、そして二番目の表はその価値を保障するスペックのようなもの、とイメージしてみて下さい。

今井さん わかりました! あの、これまでのディレクション業務のまとめ方なんですが、文章と箇条書き、どちらでまとめればいいのでしょうか?
K.T所長 どちらも作成してみて、相手が読みやすそうな方を選ぶといいと思います。ただ、あんまり長くなると読みづらいので気をつけて下さいね。
志望動機や自己PRは自分の言葉で書くべし
今井さん

志望動機は、やはり応募する会社に合わせて書き分けないといけませんよね?

K.T所長 もちろん。でも大切なのは、なぜディレクターになりたいのかという動機。ニューヨークに行ってまでやろうと思ったきっかけや、自分で会社を立ち上げた思いも書いていいと思いますよ。そしてこれをベースにして、なぜその会社に応募したいのかという会社に対する気持ちや、今井さんがその会社に貢献できることを書けばOKです。
今井さん

現在、自己PRを箇条書きで書いていますが、文章に書き直した方がいいのでしょうか?

K.T所長 インパクトの方が大切なので、箇条書きでもいいと思います。ただ、今の内容を、もう少し具体的に書いた方がいいですね。「情報を集めて、整理し」た後、どうするのか? ディレクター業務にどう活用させられるのか、といったところをぜひ書いてみて下さい。自己PRは自分の強みをアピールするところなので、今井さんという人間がどういう人間なのかを正直に書くといいと思いますよ。
今井さん

なるほど。

K.T所長 あと、英語のスキルについても、もう少しわかりやすく書いた方がいいですね。「中級」だと幅広いので、外国人と問題なく意思疎通を図れる、とかね。今井さんのお仕事はクリエーター系なので、英語やパソコンのスキルがあるかどうかに、あまり大きな意味はないかもしれません。でも、応募する会社が外資系など英語を使えることがポイントなら、具体的に書いた方がいいと思います。
今井さん

わかりました。

K.T所長 今回、職務経歴書を作ったのは初めてですか?
今井さん

そうなんです。職務経歴書も自己PRも、人材バンクのサイトにある、必要事項を入力していけば自動的に作成してくれるところで作ったんですが、このおかげで、どう書けばいいのか、客観的に把握することはできたと思います。

K.T所長 そうですね。ただそれだと、みんな同じになって個性がなくなるので、自分の言葉で書いてオリジナルなものを作成した方が、相手へ気持ちは通じると思いますよ。職務経歴書を見た時、今井さんの持つ世界観がイメージできるように作成できるといいですね。
今井さん たしかに、そうですね。早く新しく作り直したくなってきました。ありがとうございました!
今回のポイント
 
その1   職種を絞って職務経歴書を作成し、自分の希望をアピール
その2   クリエイティブ系は、携わった仕事内容を5W1Hを意識して具体的に書く
その3   志望動機、自己PRと、自分の言葉で書いてオリジナリティを出すべし
   
OK総評
クリエイターの転職では、作品や実績そのものが職務経歴書の代わりになります。今回の場合、デザイナー志望ではありませんが、ディレクション業務を目指しているということですから、イメージにとどまりやすい職務内容を羅列するよりも、具体的な実績・事例を書き込むことで、できることややりたいことが相手に伝わりやすくなりましたね。
 
眼からウロコの感想
職務経歴書を一人で何度も悩んで、書き直していた私でしたが、今回プロの方よりサポートを頂けた機会は大きな財産になりました。「何がしたいか」を人に伝えることで、自分の確認にもなり、気持ちを整理でき、高めることができる。誰かが聞いてくれている。そのことは、とても頼もしいことでした。今回は、本当にどうもありがとうございました。

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