職務内容と転職理由が明確だった
K・Mさんは、24歳と年齢的に若く、ビル設備管理業務に必要な各種資格を保有されており実務経験もある方でした。これらが、当時、弊社に寄せられていたビル設備管理会社の求人の募集条件にピッタリだったので、スカウトメールを送ったわけです。
キャリアシートの書き方も概ねよかったですね。就業経験欄もこれまで経験された業務を詳しく、わかりやすく書かれてあったので、「若いのにしっかり書いてあるな」と好印象を持ちました。
転職理由も「家族のために年収アップを図りたい」と、本音が明確に書かれていたのがよかったです。やっぱり前職をなぜ辞めたいのか、あるいはなぜ辞めたのかが、次の転職先を選ぶ際の動機につながってきます。ここがブレるとミスマッチの原因になるので、この点を我々も重視するわけです。
自己PR欄もできるだけ書こう
ただ、ひとつ残念だったのが、自己PR欄が空欄になっていたことです。今回は技術職だったのでそれほど影響はなかったのですが、特に文系の職種の場合、これまでの経験やスキルに加え、人柄も重視されるので、自己PRはしっかり書くことをお勧めしています。
面談でのK・Mさんの印象は人柄の良い、まじめな好青年というもので、好感がもてました。実はスカウトメールで紹介した企業は、今回転職が決まったのとは違う企業だったんです。スカウトメールを送った直後に、同じような業種で、年収が150万円ほど高い企業の求人が入ってきたので、そちらを紹介させていただいた結果、相手企業様の採用担当者もK・Mさんを気に入り、1次面接で採用が決まりました。そういう意味ではタイミングも非常によかったですね。
ひとつ問題だったのが、入社までに半年ほど時間を要するということ。どんな企業も普通は待ってくれません。しかし企業の担当者と交渉して、了承を頂くまでは大変苦労いたしました。直接応募では難しいでしょうね。
まずはキャリアの棚卸をしっかりと
キャリアシートの書き方のアドバイスとしては、まずキャリアの棚卸しをしっかりすること。これまでどういう会社でどんな仕事を経験してきて、何を身につけたのか。そしてこの先どんな会社でどんな仕事をしたいのか、じっくり考えることです。ここがスタートなので、1週間くらいかけてもいいんじゃないでしょうかね。入り口で間違うと、最後まで響きますから。
そして、それをできるだけ詳しくキャリアシートに書く。見る側にいかに会ってみたいと思わせるかが肝なので、見る側になったつもりで書いてみるといいでしょう。書き方がわからなければ一度相談に来てみてはいかがでしょうか。特に技術職を希望される方は歓迎です。 |