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6.面接準備
面接で給与などの雇用条件を聞いてもいいのだろうかときになる人は多いだろう。そんなときに活躍するのが、企業とあなたの間に入ってくれる存在・人材バンクだ。条件の交渉も、人材バンクの重要な仕事。遠慮せずに活用してみよう

イラスト 事前のリサーチが肝要
   
 あなたがある企業に応募して、面接を受けに行ったとします。その時、必ずされる質問の一つが「何かご質問はありませんか」という質問でしょう。そういう意味では、企業に質問をするチャンスは必ずあるといえます。事前にある程度、その会社のことを調べておき、いくつか質問をするのがよいでしょう。

イラスト まずは仕事内容に関して聞くべし!
   
 ここで一般的に言われているのは、一次面接など早い段階での企業との接触では、給与や勤務条件、待遇に関する質問は出来るだけ控え、なるべく仕事(業務内容)に関連した質問をするのがよいだろうということです。建前かもしれませんが、やはり企業としては、仕事は二の次で、給与や休みの方が気になっている人はいかがなものか…と捉える傾向があるのは確かだからです。

イラスト 聞きづらいことは人材バンクに頼もう
   
 どうしても条件面が気になる場合は、人材バンクを通じて聞いてもらうのがよいでしょう。また、待遇や条件に限ったことではなく、仕事に関しても何か聞き漏らしたようなことがあれば、どんどん人材バンクに確認してもらうことです。こうした確認や質問、交渉も人材バンクの重要な仕事のひとつですので、決して遠慮する必要はありません。人材バンクを利用するメリットを大いにご活用いただきたいと思います。

イラスト 代理人の重要性はスポーツ界でもおなじみ
   
 このように人材バンクを経由すると、直接は聞きにくいことも気軽に確認出来たり、企業との交渉も有利に運ぶことが多いようです。例としては、メジャーリーグの野球選手と球団との契約交渉をかわりに行う「代理人」を考えていただくと分かりやすいでしょう。交渉の専門家を間に立てることによって、メジャーリーガーはより有利な契約条件を球団から引き出しています。日本のプロ野球でも最近になって代理人が認められましたが、これなども直接交渉より専門家に依頼した方が有利だ(転職の場合でいえば人材バンクに依頼する)ということが知られはじめためだといえるでしょう。

イラスト 直接転職にはないメリットを活用しよう
   
 もちろん、直接応募していても条件交渉は出来ますが、先に書いたような理由で、早い段階から給与や待遇の話をするのがタブー視されている現状では、やはり人材バンクに依頼して確認してもらう方が話がスムーズです。極端な話、人材バンク経由なら、初回の面接に行く前でも、自分の希望給与が出る可能性があるのかないのか…くらいは調べてもらうことができます。しかし、直接応募の人材が、面接を受ける前から給与の確認をする電話をかけてきたりしたら、人事担当者としては、どうしても偏った印象を持ってしまうのではないでしょうか。さて、企業との交渉にも、いろいろな局面がありますので、いくつか例をご紹介いたします。

イラスト 給与〜人材バンクに希望額をハッキリ伝えよう
   
 まず「給与」の交渉ですが、これは交渉によってアップすることが可能な企業と、年齢や経験年数で金額が決まってしまい交渉が出来ない企業とがあります。いずれの場合も、事前に人材バンクに希望金額をはっきりと伝えて確認してもらうことが重要です。人材バンクには遠慮しないでご自分の希望をおっしゃって下さい。そして交渉自体は、人材バンクにおまかせになるのがいいでしょう。

 というのは、たとえ交渉が可能な企業でも、給与交渉を何度もやりなおすのは、よい印象を与えるものではないからです。せっかくアップさせた金額を提示しても、「もう少しなんとかならないか」と言われたら、「だったらいくら欲しいのか最初から言ってくれ」ということになります。出来るだけ一度ですませるのに越したことはないでしょう。


イラスト 入社日〜人材バンクが調整してくれる
   
 給与の次に交渉が必要になるケースとして「入社日」があります。企業側は一般的になるべく早い時期の入社を望んでいるのに対して、在職中の方は引き継ぎなどがありますので、すぐには辞められません。引き継ぎに予想以上に時間がかかることが判明した場合や、担当しているプロジェクトの期日が延びてしまった場合などには、入社日を待ってもらえるかどうかの交渉が必要になります。

 こういった場合、人材バンクでは企業側に入社日を調整してもらえるよう交渉すると同時に、円滑かつ円満な退社のノウハウも提供し、退職時期を無理なく早めるためのご相談に乗ります。これなどは、一人で悩まないで、ぜひ人材バンクをご活用いただきたいケースかと思います。

 他にも、勤務地のこと、給与以外の待遇(転居費用を企業が負担してくれるのかどうか…など)など、気にはなるが直接確認していいものかどうか、という懸念点は誰にでもあると思います。不安を残したまま入社するのではなく、人材バンクを通じてきちんと確認しておくことで、入社後に「話が違う」などといったトラブルを回避できるはずです。


アドバイスをくれたコンサルタント
田中達也氏写真
株式会社クイック 人材紹介部 東京オフィス
マネジャー 田中達也氏
株式会社クイック 人材紹介部 東京オフィス
企業に直接聞きづらいことは人材バンクに相談してください。質問や交渉も私たちの重要な仕事です

 
 

2000.2.9 update
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