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大学を出て大手IT企業に就職。SEを経て、ERPシステムの営業をしていましたが、いつのころからか、もっと違う仕事をしたいと思うようになりました。それは、インターネットビジネスやBtoCビジネス。このまま会社にい続けても、希望がかなえられる可能性はありませんでした。それに加えて、前例主義で新規企画がほとんど通らない、顧客も大企業ばかりでサービスの良さや営業努力がなくてもつきあいで契約が決まる、昇給昇格は年功序列、といった大企業の体質に嫌気が差し、転職を決断しました。
ネットビジネスやBtoCビジネスを手掛けるには、ベンチャー企業が良いと判断し【人材バンクネット】を通じて求人を探し始めました。しかし、年齢が比較的高いこと、BtoCビジネスの経験がないこと、泥臭い営業の経験がないことなどから、採用に至らないケースが多く、「こんなに厳しいものか」とがく然としました。
さらに困ったことに、私は営業職を希望していたのですが、コンサルタントからは「あなたの場合、営業よりもSEの経験のほうが高く評価されると思う」と言われ、勧められるのはSEの求人ばかり。「SEなら希望額以上の年収が稼げますよ」との言葉にグラっとくることもありましたが、かたくなに営業職希望を通しました。
また、長く大企業に在籍していたせいか、ベンチャー企業の面接では「企業文化が違うのでは?」と言われることも多かったです。そこで、異なる環境で自分の力をどう発揮できるかを冷静に考え、面接でアピールするようにしました。
何度もくじけそうになり、一時は「もう無理なのか」と弱気になったことも。しかし、「あと1カ月だけベンチャー企業の営業職を探そう!」と考え直した結果、最後の最後で希望通りの企業に内定をもらうことができました。転職先が決まるまで約1年。あきらめなければ、熱い想いが通じることもあるのだと感じました。年収は前より80万円ほど減りましたが、私は満足です。
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