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| 一年前から中規模システム会社でITコンサルタントとして働いています。しかし勤めている企業規模があまり大きくないので、仕事の依頼がほぼ決まった業界からの小規模案件、しかも2次受けが多いのです。いろんな業界の仕事をして、もっと幅広くキャリアを積みたいと考えているのですが、コンサルタントとしての経験が少ないので、今のままでは書類選考で落とされる可能性が高いと思っています。年齢的にも30歳を超えてますし、やはり厳しいでしょうか? |
| いいえ、そんなことはありませんよ。経験不足を補って採用担当者にアピールする職務経歴書の書き方があるんです。 |
| 本当ですか? ぜひ教えてください! |
| ではまず小島さんの職務経歴書を見ていきましょう。現在の職務経歴書は職務経歴概要、プログラマ(PG)/システムエンジニア(SE)経歴、ITコンサルタント経歴の3部構成になってますね。特に3枚目のITコンサルタントとしての経歴書が問題です。 |
| といわれても、今まで2件、そのうち1件は現在進行中のプロジェクトなのでこれ以上書きようがないんですけど……。 |
| いえいえ、少ない経験だからこそ、書き方を工夫しなければならないんです。今の書き方では基本的にPG/SEの職務経歴書と同じで、経験したことをただ羅列しているだけ。これではITコンサルタントとしての経歴を小島さんより多く積んでいるライバルには勝てません。 |
| 経験職務以外のところをアピールしないとダメってことですね。 |
| そういうことです。例えば携わったプロジェクトに対してどう取り組み、どう成功に導いたかという部分をひとつでもいいので取り上げ、具体的に書くのも効果的です。あくまでアピールしたいのはITコンサルタントの経歴なのですから。求人情報をよく読みこんで、どんな人を求めているのかを把握し、それに即したエピソードを書いてアピールするのです。 |
| 見る側にいかに興味をもたせるかということですね。 |
| そのとおりです。この部分だけではなく、職務経歴書全般に言えることですが、職務経歴書とは自分という商品を売り込むパンフレットなんです。 |
| なるほど! 例えばデジカメを買うときでも、読みやすく、魅力的なパンフレットの方が手に取ってみようと思いますもんね。お客さんの視点で見ると私の職務経歴書はダメダメですね。 |
| 正しく理解したようですね(笑)。その「お客さんの視点」が重要なのです。「お客さん」=「採用担当者」ですから。書類選考を突破できるか否かは、職務経歴書をいかに見る側の立場に立って作ることができるかにかかっているんです。 |
| 今日のお話は本当に目からウロコでした。ありがとうございました! |
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| イラスト/アオキシン 取材・文/山下久猛 |
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