コンサルタントインタビュー 篠田 匡暢(キャリア・デベロプメント・アソシエイツ株式会社 本社)

TOP の中のコンサルタントを探す の中の篠田 匡暢 キャリア・デベロプメント・アソシエイツ株式会社 本社 コンサルタント詳細 の中のコンサルタントインタビュー

photo

キャリア・デベロプメント・アソシエイツ株式会社 本社

シノダ マサノブ

篠田 匡暢(No.9926)

  • 男性
  • コンサルタント歴3年
  • 岐阜県出身

    得意な相談

  • エグゼクティブ
  • ミドル層

Consultant Interview

キャリア形成のために自分の市場価値を知ること
そのために私に相談してほしい

業界を支えてきた人材のキャリア形成を支援したい

得意分野を教えてください。

半導体やエレクトロニクス業界を中心に、研究開発、設計、製造、品質管理、販売など幅広い職種を担っています。 私は大学卒業後、半導体メーカーにてLSI開発を35年間経験し、事業部長として事業全体の統括や、社外活動として半導体理工学研究センターのワーキンググループに参加していました。

キャリアコンサルタントに転身されたのはなぜですか?

2010年の段階で、半導体業界で数万人の余剰人員が見込まれていました。その方々への支援が出来ないかと考えたのがきっかけです。特に40歳前後で将来、次の仕事を探すことを余儀なくされる方々へのキャリア形成のアドバイスをできればと考えました。この方々は、与えられた仕事に没頭しているうちに業界規模が縮小し、気づいたらキャリアアップができる環境が失われかねない年代です。目の前の仕事に打ち込む一方、自分自身のキャリア形成にも注意を払ってほしいと常々考えており、キャリアコンサルタントとして支援できればと思います。そうした想いから知人から人材紹介会社を紹介してもらい、当社に入社いたしました。

ベストを果たし成功をつかむ

実際にこうした世代の方の反応はいかがですか?

当初の想定通り、危機感やキャリア形成への意識が薄い方が多いように感じます。薄々は感じていながらも、自分自身が早期退職制度の対象になるまでは情報収集含め、キャリア形成に関する活動をされることはほとんどありません。どんな小さな相談でもいいので、もっと積極的に話しをする機会を増やせればいいのにと感じます。 国内の半導体やエレクトロニクスメーカーは早期退職やリストラを進めて人員のスリム化を進める一方、業務を完遂するために人材派遣や請負などの割合を増やしているところが増えています。こういった環境の中でキャリア形成の場を外の企業に求める場合、外資系企業を含め、随分限られているのが実情です。ただ、安全教育やセキュリティへの意識など付加価値を備えた大手企業経験者は、中小企業にとって魅力的な人材であることが多く、活躍のチャンスがあります。

転職支援で印象に残っているお話がございましたらお聞かせください。

年齢、ポジションが高く、非常に優秀な求職者の方が転職の相談にこられたことがありました。当社が保有している求人案件の中でご紹介できるものがなかったのですが、なんとかこの求職者の方の優れた能力を生かせる仕事を探したいという思いから、人脈を伝って企業にあたり、最適なポジションを見つけ出すことができました。同時に、アピール用にご本人のプレゼン資料を一緒に作成したことも、転職成約の大きな原動力になりました。私はもちろん、求職者の方も求人企業もベストを尽くした末につかんだ成功は、とても感慨深いものがあります。

転職サイト登録で自身の市場価値がわかる

転職希望者にメッセージをお願いします。

ご自身のキャリアを形成するには、転職するかどうかは別として、まずご自身の市場価値を把握することが重要だと思います。それには私たちキャリアコンサルタントにご相談にこられることが一番だと思いますし、もっと簡単に把握するには、複数の転職サイトに登録してみるのがいいでしょう。スカウトメールがどれだけ来るのかで、あなたの市場価値というものがある程度推し量れると思います。引く手あまたなら、転職も含めたキャリアアップの道を模索していくのがいいでしょうし、スカウトメールがほとんどこないようなら、これからどうやって市場価値を身に付けていくのか、真剣に考えてみてください。技術者であれば特許、論文を書いたり、外部のコンソーシアムに積極的に参加するようにしたりと、行動すべきです。そうした経験によってスキルが磨かれるとともに人脈もでき、世界が広がるはずです。 節目ごとに転職サイトへ登録し、自身の市場価値をモニタリングしてみてください。

TOP の中のコンサルタントを探す の中の篠田 匡暢 キャリア・デベロプメント・アソシエイツ株式会社 本社 コンサルタント詳細 の中のコンサルタントインタビュー