コンサルタントインタビュー 松永 洋一(大原キャリアスタッフ 本社)

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大原キャリアスタッフ 本社

マツナガヨウイチ

松永 洋一(No.7332)

  • 男性

    得意な相談

  • ベンチャー企業
  • 大手・上場企業
  • シニア層
  • UIターン

Consultant Interview

企業に労働力を提供するのではなく
求職者の人生をサポートするという想い

Profile:母校である大原簿記専門学校で簿記1級を取得し、大手の旅行会社に就職。経理と企画営業に携わった後、2005年、大原キャリアスタッフに転職。

お世話になったキャリアコンサルタントに憧れて

なぜキャリアコンサルタントになろうと思われたのですか?

私自身の転職活動で、あるキャリアコンサルタントに出会ったのがきっかけでした。 当時の私は上場企業で経理と企画営業を経験し、最終的にはグループマネージャも務めていました。すぐにいい条件の会社を紹介してもらえるだろうと高を括っていました。今思い返すと少し天狗になっていたのかもしれません。しかし、いざ転職を意識して人材紹介会社を訪れたら、大卒以上という条件ばかりで、結局1社も紹介してもらえませんでした。挫折感を味わいました。そして次に訪れた人材紹介会社でその方にお会いしたのです。その方が言ってくれた言葉を覚えています。

「大卒が基本条件ですが、キャリアや人柄を考慮したら、可能性はあります。失礼な結果になるかもしれませんがチャレンジさせてください。可能性を広げるために私がいます」

そして推薦枠で応募していただき、最終的に内定をいただきました。その方に憧れて、キャリアコンサルタントを自分の天職にしようと思い、ちょうど母校の人材紹介部門からお誘いを受けました。結局内定はお断りしましたが、本当に勇気づけていただきました。

得意とされている分野をお教えください

当社は管理部門、なかでも会計、経理に特化しています。私も税理士、企業会計の紹介案件が多いです。大原学園は長年税理士試験の合格率はトップクラスです。大原で学んだ多くの方が税理士事務所で活躍されています。故に税理士事務所からの求人も多いですが、それ以上に税理士事務所が取引をされている企業からの求人が増えています。中小企業にとっては、税理士の先生方は経営面のホームドクターのような存在です。信頼を寄せている先生方のご紹介ということで私どもに求人を出してくださる企業が増えています。税理士の先生方は、その企業の経理の仕事内容、企業体質もよくご存知ですから、先生方からの情報を参考に、企業に合った求職者をご紹介することができるのも大きなメリットです。

経理と営業の両方を経験しています

ご自身の強みはどこにあると思われますか?

私は前職の旅行会社で経理を6年余り、企画営業を7年経験しました。上場企業で経理と営業の両方の職種を経験した人はあまりいないと思います。その両方の経験が今の仕事に生かされています。経理の経験は、求人企業が経理や会計の方にどのような仕事を具体的に任せていくかを理解することに役立ちます。ひと口に経理業務と紹介されがちな仕事ですが、実際は上場企業と中小企業でも仕事内容は異なりますし、企業ごとに経理に求められる仕事は違います。経理や会計の経験者は、業種や業界ではなく仕事内容で選ばれることが大半です。ですから仕事内容を正確に理解し、求職者にお伝えすることは非常に大事なことだと思います。

当社は、複数のコンサルタントの判断を経ることでより適正なマッチングが実現するという考え方から、主に企業を担当するコンサルタントと求職者のサポートを担当するコンサルタントに分かれています。私は主に企業担当です。

営業経験は、特に求人企業に対する提案力で生かされています。たとえば私自身の経験談を参考にお話しするなら、条件にある「大卒」は、本当に必要なのか。疑問に感じた場合は経営者に問いかけ、場合によっては修正を依頼します。

最後の転職にしていただくために

仕事で大切にしていることは何ですか?

求職者のみなさんには永年勤続していただきたい、最後の転職にしていただきたいという想いで仕事に取り組んでいます。長くお勤めいただくには、スキル面のマッチングも大切ですが、求人票には書かれていない情報もご紹介する必要があるでしょう。社長や経理部長、課長の年齢、事業継承するご子息がいらっしゃる場合はその方の考え方、転職者が多いのか、プロパーの社員が多いのか、社員の方の退職理由はどのようなものが多いか、などなど幅広く、深くご紹介します。そうした情報を出来る限り収集し、お伝えするのが私の役目だと考えています。企業に労働力を提供するのではなく、その方の人生をサポートする仕事だと考えています。

転職を考えておられる方にメッセージをお願いします

二つございます。

一つ目は、出来るだけ臨機応変な対応に努めるということです。在職中の方が転職活動される場合は、週末や夜にしか時間が取れないこともあります。そういう場合は「社長、次の土曜日は出ていただけませんか?」「明日は20時頃まで残っていただけませんか?」とお願いすることもあります。交渉する努力もしないで、求職者と企業が出会えないのはもったいないと思うからです。

二つ目は、いきなり転職すると結論づけるのではなく、一歩踏みとどまって考えてみてはいかがでしょうか。求人市場におけるご自分の市場価値を知ってからでも遅くはありません。出来れば転職を決断される前に一度ご来社ください。お話しすれば、今の会社にいるほうがいいと思われるかもしれません。あらためて今の会社で働く価値を見出すのも大切なことだと思います。

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