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の中のの中のの中の「お父さん、今日も休み?」子供に心配かけぬよう外出…一日の長さを痛感する転職活動期間

転職体験レポート

掲載日2005/11/07

「お父さん、今日も休み?」子供に心配かけぬよう外出…一日の長さを痛感する転職活動期間 | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●<カレー屋ケンちゃん>さん 44歳 千葉県 ●フードサービス/店舗開発→オフィスサポート/店舗開発
●活動期間:2005年6月~2005年9月 ●応募18社→面接8社→内定1社

「お父さん、今日も休み?」
子供に心配かけぬよう外出…一日の長さを痛感する転職活動期間

前の会社は成長の見込みがなく年俸も下がり気味でした。ある日突然、親会社から新任社長がやってきて、現場の意見を無視した無謀な方針を打ち出した。それだけならまだしも、自分に意見する社員を閑職へ追いやろうとしたんです。何を隠そう、私も新任社長ににらまれた一人。役員が「事を荒立てないでくれ」というので、会社都合の退職ということですべては決着しました。今でもあの社長に対する怒りは消えていませんよ。

40代ともなれば、子供も大きくなっていますから、転職はいろいろと気を遣うものなんです。一番苦労したのは、子供にいかに心配をかけないようにするか、ということですね。

退職が夏休みの時期と重なってしまいましたから、しばらくは「有給休暇だよ」と言い張っていましたが、あまりにも家にいると子供でも不審に思います。「お父さん、今日も休み?仕事は?」と、何度か詰問され、冷や汗をかきましたよ。さすがに9月に入ると家にいることもできず、会社に行くふりをして毎朝出かけました。一日の長さをこんなに感じたのは初めて。せつなかったですね。

人材紹介会社では、背伸びせずにできること、やりたいこと、役に立てることを伝え、あとはキャリアコンサルタント任せでした。自分らしくありのままに働ける職場に出会うために、自分を偽らないこと、これが一番です。おかげでこれからは、胸を張って子供と接することができそうです。