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の中のの中のの中の50代の転職の第一関門は『キャリアコンサルタント選考』だった―

転職体験レポート

掲載日2011/12/05

50代の転職の第一関門は『キャリアコンサルタント選考』だった― | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●<XXXX>さん 50歳 東京都 ●精密機器・計測機器/総務→その他メーカー/人事、労務
●活動期間:2011年3月~2011年10月 ●応募5社→面接1社→内定1社

50代の転職の第一関門は
『キャリアコンサルタント選考』だった

今回で2度目の転職になります。前回は、給与は現状維持、もしくは若干下がるということで、了承し入社しましたが、会社の業績が年々悪化し、昨年時点で前より25%以上マイナスになってしまいました。それでも、働けるだけありがたいと思い、我慢していましたが、昨年の源泉徴収票を見た時、甘かったと愕然としました。このままでは仕事に対するモチベーションが維持できません。

近年、年金問題がクローズアップされていますが、私は、ハッキリ言って老後は、年金には頼れないと思っています。通常、定年時には3千万は用意しておきたいと言われていますが、私の場合、今の年収より200万プラスになれば、定年までの残り15年で、この3千万円に達します。これ以上年齢が高くなれば、もう間に合いません。それどころか、転職も一層困難になると思い、転職を決心しました。

私は、50歳とは思えないほど、フットワークが軽く、考え方も柔軟です。また、色々なことを柔軟に吸収する力も備えています。さらに理解も早く、仕事への応用も忘れません。まわりの人誰に聞いても、こう言うので、間違いないでしょう。
ところが、キャリアコンサルタントにとって、このような自己PRは二の次なのです。キャリアコンサルタントは数多くの求職者のなかから企業に推薦できる人を探すわけですが、例えば、求人の職務内容や応募条件をクリアし、さらに年齢条件が合致していたとしても、40歳と50歳がいれば、40歳を選ぶでしょう……。残念ですが、そういうものです。

予見を持たずに会ってもらえたキャリアコンサルタントからは予想通り良い評価を貰えます。
私にとって、最大の難関は、“キャリアコンサルタントの選考にいかに残るか”でした。

私は、この年齢では自分からエントリーしてもほとんどのキャリアコンサルタントからNGを示されることが分かっていたので、自分からエントリーするのではなく、“いかにスカウトされるか”を目標に【人材バンクネット】を活用していきました。
新しい求人がでたら、その職務内容、要件を見て、過去の経験や実績が、その求人に合うように記載を変更します。(もちろん嘘をつくわけではありませんよ。)さらに全体的な構成や強調するポイントも整理し、キャリアシートを一見しただけで、キャリアコンサルタントが容易に私をイメージできるように、意識して作成しました。

努力の甲斐あってか、株式会社ジェー・エム・アールさんから希望の職種、職務内容に合致した案件を紹介してもらい、そこから内定を頂くことができました。

ここ数年は一つのポストにものすごい数の応募者があるようです。しかも今年は、地震の影響で採用ポストが突然なくなったり、採用条件変更ということもあったようです。この狭き門を突破するためには、自分で決めた転職活動の方針を変えずに地道に行っていくことです。手当たり次第に応募したり、外れている求人に無理に応募しても、良い結果は出ません。しかしすぐに結果が出ない事を気にしてはいけません。一年間で結果を出すくらいの余裕を持って当たらないと、だんだん弱気になってきて、良い結果は出せなくなります。