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の中のの中のの中の自分ではどうにもならないこともある――転職の厳しさを実感

転職体験レポート

掲載日2011/04/04

自分ではどうにもならないこともある――転職の厳しさを実感 | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●<ESU>さん 40歳 東京都
●労働・信用金庫・信用組合/財務、財務会計→銀行/財務、財務会計
●活動期間:2010年8月~2011年2月 ●応募80社→面接10社→内定1社

自分ではどうにもならないこともある
転職の厳しさを実感

13年間、主計業務一筋でやってきました。多くの知識と技術を身につけ、これまでの業務には一種の満足感と達成感を感じていました。ところが、業務の中で、公認会計士や税理士といった、会計のプロの方々と関わる機会があり、会計スペシャリストとしてさらなるスキルアップをすることで、より企業に貢献できる人材になれると気がつきました。
そこで私は、“主計業務体制の見直し”や“業務の後継者となるべき若手人材の育成”、より経営者に近い“経営企画・管理”に軸足を置いた業務に携わりたいと、会社に志望しました。ところが、人員配置の問題から、増員や異動の希望が叶わなかったのです。慣れ親しんだ会社でしたが、やむなく転職を決断しました。

転職活動で、私がぶつかった壁は『二次面接』でした。3度ほど、二次面接に進みましたが、採用には至りませんでした。職務スキルでは高評価をいただいていたにも関わらず……です。よくよく原因を聞いてみると、他候補者との比較において、マネジメント能力、前職の年収、役員との相性などで採用されないケースが相次いでいたことが分かりました。

自分では、どうしてよいのか分からず、このままずっと採用されないのではないかと、思い悩む日々が続きました。キャリアコンサルタントに相談したところ、「自分ではどうしようもないことが起きるのは、転職活動ではあるんです。そんな時は、とにかく気にしないよう心がけましょう!」と励ましのエールをいただき、転職活動を継続していきました。
そうして応募すること80件。ついに内定が決まりました。ようやく、未来の自分に一歩近づけた気がしました。

転職活動を軽く考えている人はいないでしょう。しかし実際は、想像以上につらく苦しい日々が待っています。とにかく、転職を考えている人はキャリアコンサルタントにまず会って、じっくり話してみることが大事だと思います。キャリアコンサルタントと親しくなると、どんな些細な相談も気軽にできるようになります。また、相手からも有効な情報が得られます。キャリアコンサルタントと共に、自分の明るい未来を掴んでください。