自分との戦い！転職活動を制するには……？成功の秘密は、面接対策にアリ◎ | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●＜玉五郎＞さん　41歳　神奈川県
●化学・石油・ガラス・セラミック・セメント／営業、企画営業→化学・石油・ガラス・セラミック・セメント／営業、企画営業
●活動期間：2010年4月～2010年8月　●応募40社→面接15社→内定4社

自分との戦い！転職活動を制するには？
成功の秘密は、面接対策にアリ◎

就業したまま転職活動をしたかったのですが、退職勧奨を受け、精神的苦痛からやむなく退職することになりました。次の就職先も決まっていない状況での退職は、苦渋の選択でした。
先に退職すると焦りが生まれます。仕事が決まらず、転職活動が長引いてくると「このまま決まらなかったらどうしよう」と、無力感や絶望感にも似た感覚が何度も湧きあがってきました。しかし、そこで諦めず精進しつづけるかどうかが転職成功への分かれ道。私にとって、転職活動とは、まさに『自分との戦い』でした。

転職活動の中でも特に重要だと感じたのは『面接』です。面接は自分を知ってもらう場ですが、企業を知る場でもあります。実際に面接を受けてみると、社長と面接官の意思疎通が取れていないところなど、正直言って、入社意欲がなくなる企業もあるのです。そこを判断する機会となる面接は、我々求職者にとって、非常に有効な場だと感じました。

また、同時に自分も評価されているわけですから、面接対策は徹底的にやりました。私の実践した対策を一つ紹介します。
面接のやり取りをこっそり録音しておき、自分だけでなく、家族や知人に聞いてもらい、改善点を指摘してもらうのです。もちろん、謙虚に受け止める広い器と、指摘されたことを実際に次回の面接から改善する実行力が必須なのは言わずもがなですが――。効果はあると思いますよ。私の場合、アピールしたいことが多すぎて質問に対する回答が長くなりがちなところや、転職理由に説得力が欠けているところ、話し方の癖まで指摘してもらいました。これらを一つずつ克服してきたことが、成果に繋がったのだと確信しています

転職は縁といいますが、どんなところで縁に巡り会えるかわかりません。自分では予想もしなかった展開になることがあるので、諦めず前進してください。