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の中のの中のの中の家族に心配をかけた離職後の転職……働けない辛さと、働ける喜び

転職体験レポート

掲載日2009/08/03

家族に心配をかけた離職後の転職……働けない辛さと、働ける喜び | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●<SMART!>さん 43歳 兵庫県 ●物流/管理職→家電商社/管理職
●活動期間:2008年10月~2009年4月 ●応募10社→面接6社→内定1社

家族に心配をかけた離職後の転職
働けない辛さと、働ける喜び

前々職の外資系企業では15年勤務していましたが、職業柄か定年まで勤務する社員は皆無ともいえる状態。私も40歳を超えた辺りで、知り合いの社長から経験・知識を評価して頂き、転職することになりました。転職後は社長の右腕となり、経営にも携わらせていただくという約束でしたが、いざ入ってみるとそれらしき仕事は特になく、話が違うと社長に相談してみたのですが、明確な返答はありませんでした。会社の方針に納得がいかず、もっと自分の能力を発揮できる企業で働きたいと考えた私は、再び転職を強く意識しはじめました。

転職の一番の条件は勤務地でした。関西で探していたのですが、経済状況の悪化も重なり、求人自体がかなり少なく、厳しい現状を目の当たりにしました。そんな中でも内定近くまで進めた企業があり、転職活動に集中するため、先に退職することにしました。しかし、その企業が不祥事を起こしたことで採用自体が白紙になり、離職の状態でまた一からの開始となってしまいました。離職中は近所の人に知られたくないという思いから、日中は外に出られず、子供たちにも不安を与えないよう、自宅で働いているように装いながら、パソコンで求人情報を探したりもしていました。そして家内には特に心配をかけてしまいました。

そうして3ヵ月たったころ、人材紹介会社から非公開求人の案件を紹介され、無事に内定をいただくことができました。この3ヵ月で、働けないことの辛さ、働くことができるようになった喜びを知ることができ、今までの自分がどんなに甘えていたかがわかりました。今後は多少の苦難があったとしても、簡単に諦めるのではなく、今の気持ちを忘れずに乗り越える努力をしていこうと思います。