転職は「孤独な戦い」ではなかった－家族の応援にがんばる勇気をもらう | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●＜ヨッシーアイランド＞さん　41歳　大阪府　●機器設計／製造→電機／製造
●活動期間：2005年2月～2006年11月　●応募20社→面接12社→内定4社

転職は「孤独な戦い」ではなかった
家族の応援にがんばる勇気をもらう

前職はメーカーの製造部門。必死に頑張っても何ら評価されることもなく、責任ばかり押しつけられ、成果は上司の手柄にされる。そんな職場環境に別れを告げるため、新天地を探すことにしました。

ところが、私が転職活動を始めた時期はちょうど製造業不況の真っ只中。希望職種の求人自体が少なく、応募しても書類選考や一次面接であっけなく不採用。苦しい胸のうちを誰にも打ち明けられず、なんとか平静を装いながら勤務を続ける日々が長く続きました。

応募先がなかなか見つからないときや、不採用の通知が届いたときは、「ここで自分の仕事運は終わりか？」「自分の価値はこの程度か？」と落ち込みました。でも、希望を捨てずに行動すれば景気も回復するし、手を差し伸べてくれる人や会社が現れるはず。そう自分に言い聞かせて、耐えました。

今まで、転職活動は「孤独な戦い」だと思っていましたが、そんなことはないと気づかされました。妻が一番の理解者として応援してくれ、連絡の取り次ぎなど、手助けしてくれました。そして、幼い子どものことを思うたびに、頑張る勇気がわいてきました。やはり家族は一方的に守っているのではなく、お互い支えられているものだと再認識しました。

今回の転職で年収が50万円ほどアップ。これで少しは家族孝行できそうです。