ベテラン技術職の転職は経歴よりも「何ができるか」を簡潔にアピールすべし | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●＜田中＞さん　57歳　埼玉県　●建設コンサルタント／技術→建設／技術
●活動期間：2006年10月～2007年2月　●応募7社→面接7社→内定5社

ベテラン技術職の転職
経歴よりも「何ができるか」を簡潔にアピールすべし

定年まで働くつもりでいた会社の業績が急に悪化。収入が大幅に減ったことから、57歳にして新天地を求めることになりました。転職自体は初めてではないのですが、若い頃とは勝手が違うだろうし、この年齢で効率的に次の職場を見つけるためには、人材紹介会社を利用するのが得策と判断した次第です。

私は土木関係の技術者ですが、職歴が長いし、携わってきた業務も専門性が高いものばかり。単に学歴や資格、経験だけで私の技術力や能力を理解してもらうのは難しい面があり、キャリアコンサルタントへの説明も苦労しました。そんな経験からわかったのですが、職歴の長い技術者の場合は、だらだらと「何をしてきたか」を並べるよりも「何ができるか」を簡潔にアピールしたほうがいいですね。

私は職務経歴書を整理する段階で、自分の業績を再確認し、「何ができるか」をしっかり把握。職務経歴書は、携わった業務ごとに、取引先企業、工事の種類・内容・特色、私自身の立場、実績などを簡潔に記載しました。

そうした努力が実り、無事に転職先が決定。年齢が高い分、給与交渉が難航するかと覚悟していたのですが、予想以上に高く評価され、満足しています。