「転職回数が多い」というマイナス材料－私はこうして克服しました！ | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●＜A.S.＞さん　40歳　埼玉県　●建材／営業→化学／営業
●活動期間：2006年11月～2007年5月　●応募22社→面接9社→内定2社

「転職回数が多い」というマイナス材料
私はこうして克服しました！

３度目の転職で入社した会社は、事前に聞いていた労働条件と全く違っており、経営状況も厳しいことがわかりました。このまま手をこまねいていたら、リストラを待つだけ。そこで、今までに経験したことのない飛び込み営業で現状打開を試みたところ、予想以上に実績を上げることができました。それがきっかけで「ほかの会社でもやっていける」という自信が生まれ、４回目の転職をする気持ちになったのです。

キャリアコンサルタントが数多くの求人を紹介してくれたので、応募先に困ることはありませんでしたが、実際に応募を始めると、書類選考は通るものの、一次面接で落とされるという展開が続きました。40歳という年齢ですから、決して楽観視はしていませんでしたが、転職回数が多いことが思った以上にマイナスに作用しました。

とはいえ、転職回数を減らすことはできません。そこで私は、これまでの経験において身についたことを明確にアピールするとともに、応募した企業でそれをどう生かせるかを話すようにしました。それでも不採用になった場合は「自分には合わなかったんだ。仮に入社できたとしても苦労していただろう」と割り切ることにしました。

今回の転職活動で、私はこれまでに自分自身を客観的に見たことがなかったと気づきました。欠点を見て見ぬふりをしていただけでなく、長所すらわかっていなかったのです。しかし、それではいつまでたっても転職できないと感じ、自分と向き合う時間を持つようにしました。

友人の意見も参考になりましたね。「これまで経験したことにもっと自信をもったほうがいい」とアドバイスを受けたおかげで、胸を張って活動できるようになりました。そうした努力の甲斐あって、ようやく納得のいく転職ができました。