公務員から民間企業への挑戦で甘えを捨て「本当の自立」を学んだ | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●＜coco＞さん　33歳　神奈川県　●官公庁／事務→ＩＴ／事務
●活動期間：2007年9月～2007年11月　●応募36社→面接8社→内定3社

公務員から民間企業への挑戦
甘えを捨て「本当の自立」を学んだ

官公庁の職員をしていたのですが、ジョブローテーションが多く、コアとなるキャリアが築けないことが悩みでした。私は常々「会社がどうあろうとどこでもやっていける」という自信を持つ、自立した人間になりたいと思ってきました。そこで思いきって民間企業への転職を決意したのです。

しかし、官公庁出身であることは予想以上に不利なことでした。人材紹介会社への登録すら断られることがあったほどです。そこで私は会っていただける人材紹介会社にはすべて出向きました。その中から、カウンセリング能力が高いキャリアコンサルタントがいる人材紹介会社や親身に相談に乗ってくれる規模の人材紹介会社を活用しました。おかげで、今後どのようなキャリアを積んでいくかを一緒に考えていただき、自分では気づかない面も引き出してもらいました。

実際の転職活動では「事業会社での経験がない」という理由から、書類選考で落とされてばかり。不利な状況ではありましたが、面接をしてくださる会社もあり、ありがたい気持ちを忘れずに臨みました。そのせいか、書類選考を通過した企業では面接もうまくいきました。

今までの私は、やはりどこかで「寄らば大樹の陰」といった甘えがあったように思います。しかし、転職を通じて精神的にも経済的にもそしてキャリア構築の面でも「本当の自立とは何か」について真剣に考え、学ぶことができました。新たな道でさらに自分を磨いていこうと思います。