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の中のの中のの中の会社を見る目がなくムダな転職を繰り返す-気がつけばキャリアと呼べるものがなかった……

転職体験レポート

掲載日2008/02/11

会社を見る目がなくムダな転職を繰り返す-気がつけばキャリアと呼べるものがなかった…… | 中堅ビジネスパーソンの求人サイト人材バンクネット

●<GGGP>さん 42歳 兵庫県 ●化粧品/経営企画→設備機器/社内SE
●活動期間:2006年8月~2007年8月 ●応募25社→面接2社→内定1社

会社を見る目がなくムダな転職を繰り返す
気がつけばキャリアと呼べるものがなかった……

約20年の社会人生活の中で、長くSE業務に携わってきました。数年前からシステム構築だけではなく、業務プロセスの改善や経営の根本的課題解決を手掛けたいと思うようになり、念願かなって経営企画に従事することに。しかし、ふたを開けてみると、会社の経営状況は悲惨なものでした。粉飾決済、年商の何倍にも及ぶ借入、そしてペーパーカンパニーを乱立させての資金繰り。事態は日々刻々と悪化の一途をたどっており、経営を良くするなんて無理な話でした。

それからです。私の転職生活が始まったのは。会社を見る目がなかったんでしょう。めちゃくちゃな経営しかできない会社を転々とし、4回も転職を繰り返しました。これではキャリア構築どころか「キャリア崩壊」です。どこに行っても中途半端な仕事しかできず、今まで培ってきた経験すら腐っていくように思えました。

私は改めて自分自身を振り返ってみました。プライドが高く、人からもそれなりに見られるけれど、キャリアと呼べるものは何もない。それが今の自分なんだ、と。「もはや私の職業生活もこれまでか……」。私は完全に自信を喪失してしまいました。

しかし、負けてはいられません。まずは「自分の天職を見つける」という原点に返ることにしました。私が考える天職とは、好きなこと、長くやっても苦痛でないことを見つけてやり通すこと。そこで希望職種を経営企画と社内SEに決めました。

応募できる企業を見つけることは困難でしたが、スカウトメールを頼りにできるだけ多くの求人に応募しました。ある日、経営企画職を募集している会社の求人を見て、人材紹介会社に問い合わせたところ、社内SEも募集していることが判明。両職種へアプローチし、最終的に社内SEとしての採用が決まりました。今度こそ、新しい職場で力を発揮し、社会貢献していこうと決意しています。